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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/idconsult (5)

  • コロナ禍 じゃなくて COCOA禍 - 感染症診療の原則

    3−5月の混乱期に苦しみながらも学んだことも多かったので、6−8月は臨床での対応は(余計な苦労はまだ続いていたとしても)改善された、というか空気もだいぶ変わった。 8月末の安倍総理の会見の中にもあったように、すでに「未知のウイルス」でもないSARS-CoV-2は、「指定感染症/実際のところを1−2類"的な"対応」から、通常のカテゴリーの中に位置付けたりそこでの対応をどうするかという検討のフェーズに入っている。

    コロナ禍 じゃなくて COCOA禍 - 感染症診療の原則
  • HPVワクチン 接種後体調変化の報道 と その周辺 2016年3月 - 感染症診療の原則

    2種類あるHPVワクチン接種「の後」におきた体調の変化について、各自治体が調査をしていますが、だいたい結果は同じような内容です。 情報の精度(正確さや質)を高めるためには、「ざっくりきいてみました!」「アンケートくばってみました」ではなくて1ランク上の調査が必要です。さらに、もっと分母の大きな集団を長期間観察する研究も必要です。実際には多数にヒアリングなんてできませんので、もともと予防接種や医療の国民あるいは保険加入者のデータベースにアクセスのある人(国)にしか出せなかったりします。 そもそも2種類あるのに、「子宮頸がんワクチン」といっしょくたに(存在しないワクチンを想定して)質問をしていいのか?というあたりに自治体も真実追求系の方も疑問がなさそうなのが不思議です。 このワクチンを抹殺したいひとたちのロジックにあえてのっているのか、そもそももう"ワクチンそのもの"を原因とは考えていないとい

    HPVワクチン 接種後体調変化の報道 と その周辺 2016年3月 - 感染症診療の原則
    Cujo
    Cujo 2016/12/03
    『メディアは治っていない「絶望的」「悲劇的」なヘッドライン記事は書きますが、快復している情報はとりあげていない』
  • HPVワクチン と その周辺 2016年7月・8月・9月 合併号 - 感染症診療の原則

    (論文や記事について期間中の追加情報をいただいたので加筆2016-10-02) ほぼ定期的HPVワクチン関連情報ですが、海外の専門家や読者の方にいろいろリクエストをいただいていたのを、各国の専門家に確認などしていたらこの時期になってしまいました。臨時増刊号的に7月・8月・9月合併記事です。 そういえば、2016年夏は、HPVワクチン10周年記念でしたね。 MedscapeのTimeline: 10 Years of the HPV Vaccine なども参考に。 ------------------ 1982年 HPVが子宮頸がん発生に関連していることがわかる (そこから24年) 2006年   初のHPVワクチン(4価)が承認される(米国等) 2009年   2つ目の2価HPVワクチンが承認される 2011年 9月 間違った情報が広がる(ある議員が「HPVワクチンを接種すると知的発達に障

    HPVワクチン と その周辺 2016年7月・8月・9月 合併号 - 感染症診療の原則
  • 【復習】 麻疹と対策について伝える(院内学習参考資料) - 感染症診療の原則

    MRワクチン接種が普及したら麻疹が流行しなくなって、若いドクターも麻疹を診る機会がなくなりました。 早期診断の際の課題です。 2015年3月に麻疹排除達成してから、もう対策が終わったと思われているかもしれません(そう思いたいほどたいへんでした)。 でも、麻疹排除のあとも努力が必要です。伝えていくという仕事です。 2013年には「風疹」レクチャースライドをいくつもつくりました。 2016年には「麻疹」レクチャースライド作成をしています。

    【復習】 麻疹と対策について伝える(院内学習参考資料) - 感染症診療の原則
    Cujo
    Cujo 2016/09/02
    心によゆうがあるときに。。。。。。。
  • The Culture of Fear (誰が煽っているのだろう) - 感染症診療の原則

    米国でベストセラーとなったThe Culture of Fearは日語訳があって(『アメリカは恐怖に踊る』)amazonで中古をみつけることができました。著者はもともとジャーナリストであった、南カリフォルニア大学教授→現在はオレゴンの大学の学長をしているBarry Glassner教授。 メディアによって煽られた不安によって、望ましくない行動をとる、という米国社会の問題を扱うです。 p.231からが 恐怖の予防接種『ワクチンルーレット』 です。 (略) "問題の騒動がはじまったのは、正確に言えば1982年4月19日の夜だった。その夜、ワシントンDCにあるNBC系列のWRCテレビが『DPT-ワクチン・ルーレット』と題する1時間のニュース・マガジンを放映。その瞬間、あらたな医学現象が誕生した。ワクチン後遺症である。 番組では、子どもへの接種が義務づけられているジフテリア、百日咳、破傷風の三

    The Culture of Fear (誰が煽っているのだろう) - 感染症診療の原則
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