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ブックマーク / mess-y.com (10)

  • 『この世界の片隅に』と凶器としての「普通」 - messy|メッシー

    私がこうの史代原作のアニメ映画『この世界の片隅に』を見たのは最近のことです。単に出遅れていました。でも、作が上映され始めたとき、少し衝撃を受けたことはよく覚えています。「祖母と見に行った」「祖母のことを思い出した」というつぶやきがSNSやブログにあふれたのです(注1)。 (注1:例えばこのまとめにある記事など。http://momomomo1232.hatenablog.com/entry/2016/11/30/010619) その時は素直に、これはすごい作品なのかもしれないと思いました。ですが、なぜこんなにも、北條すず(旧姓浦野)というヒロインを自らの祖母や母に重ねる人が多いのか、と奇妙な感じも残りました。 仕事で予定が合わず、1月の末にようやく映画を見に行きました。そして漫画原作も購入して読みました。以下では基的に映画版についての感想を中心に書きますが、必要に応じて適宜漫画版につい

    『この世界の片隅に』と凶器としての「普通」 - messy|メッシー
    Cujo
    Cujo 2017/03/29
    この『凶器』には「狂気」を重ねてあるのだろうか?
  • エロの抑圧、萌えへの侮蔑。「駅乃みちか」への乱暴な批判は、「女性の身体はエロく卑猥なので、表現として不適切、表現すべきでない」につながる - messy|メッシー

    東京メトロの公式キャラクター「駅乃みちか」の、萌えキャラバージョンが波紋を呼んでいます。 「駅乃みちか」は、2013年秋から東京メトロ駅ポスターなどで活躍している、「東京メトロサービスマネージャーで帰国子女の23歳女子」という東京メトロ公式キャラクターです。 3~4頭身程度で、近年流行の萌えキャラゆるキャラとは違った、素朴なテイストのイラストながら、メトロポスターではあざとそうな一面もあるキャラクターとして、東京メトロの利用者にはその存在がじわじわ浸透していたのではないでしょうか。 さて、数日前から問題視する声が(主にTwitter上で)相次いでいる“萌えキャラバージョン”の「駅乃みちか」は、東京メトロ公式キャラクターとしてのデザインがリニューアルされたものではありません。萌えキャラクターコンテンツのひとつである『鉄道むすめ~鉄道制服コレクション~』(トミーテック)の企画に参加するために、

    エロの抑圧、萌えへの侮蔑。「駅乃みちか」への乱暴な批判は、「女性の身体はエロく卑猥なので、表現として不適切、表現すべきでない」につながる - messy|メッシー
    Cujo
    Cujo 2016/10/20
    与謝野晶子への批判を21世紀になって後追いで繰り返してるのかもねぇ(niwakahatugenn
  • 脅迫と無責任。育児系デマの温床「トンデモ・ママサイト」徹底比較、一番ヒドイのはどれ? - messy|メッシー

    自然派ママのブログで紹介されたトンデモ処置〈火傷は温めてなおす〉は見事炎上物件へと発展していましたが、相変わらず育児界周辺にはおかしなネタに事欠きません。今回は危険度が高いことで反論の嵐でしたが、トンデモ物件はやがてネットの肥やしとなり、伝聞形式で「こういう考えかたもあるらしい」という無責任な形で拡散されていきます。 その拡散手段はSNSでの〈シェア〉のほか、〈ママサイト〉の存在も大きいはず。子育て中のママたちが知りたい情報を集めて提供しているママサイトは、「日経DUAL(デュアル)」やNHKエデュケーショナルの「すくコム」などが有名どころ。基的に大手の運営しているママサイトには無責任記事は全く見当たらず、認知度と比例した信頼度はさすがとしか言いようがありません。 科学的根拠に欠けるトンデモ系を無責任に広めるのは、キュレーション、バイラルメディア系のママサイトでしょう。とは言えすべてが該

    脅迫と無責任。育児系デマの温床「トンデモ・ママサイト」徹底比較、一番ヒドイのはどれ? - messy|メッシー
  • 映倫を直撃! 日本で公開される映画が性表現に保守的なのは「検閲」されているからなんですか? - wezzy|ウェジー

    2016.08.23 映倫を直撃! 日で公開される映画が性表現に保守的なのは「検閲」されているからなんですか? 成人年齢を20歳から18歳に、という民法改正案が来年の通常国会で提出されるらしい。また、今年は選挙権年齢を従来の20歳から18歳に引き下げるという、大きなニュースもあった。性風俗店を利用できるのも、そこで働けるのも18歳から。その一方で、喫煙、飲酒が認められるのは依然として20歳から。「大人」と「子ども」の境目は時と場合によって前後するが、映画の世界では18歳はもう大人。R18+指定の映画を観賞できる。 話題の映画がR18+指定だと聞けば、多くの人は「過激な作品なのだろう」と思う。濃厚なセックスシーンがあるのか、残酷な暴力シーンがあるのか、もしくはドラッグを扱うシーンがあるのか。現在、日で劇場公開される映画のほとんどは次の4種類に区分されている。 G……誰でも観賞できる PG

    映倫を直撃! 日本で公開される映画が性表現に保守的なのは「検閲」されているからなんですか? - wezzy|ウェジー
  • 女芸人のブスネタが通用するのは国内限定。アリアナ・グランデ「近藤春菜はすごくかわいい」 - wezzy|ウェジー

    2016.04.15 女芸人のブスネタが通用するのは国内限定。アリアナ・グランデ「近藤春菜はすごくかわいい」 5月20日に3rdアルバム『デンジャラス・ウーマン』を世界同時発売する歌姫、アリアナ・グランデ(22)が、プロモーションのため6回目の来日中だ。4月11日夜に到着したアリアナは、13日放送の『スッキリ!!』(日テレビ系)に出演し、トークと歌唱を披露。15日の『めざましテレビ』(フジテレビ系)にも生出演予定だったが、14日夜に九州・熊で発生した大地震の影響でこれは中止になった。 さて『スッキリ!!』では、次のような一幕があった。 司会の加藤浩次(46)が、4月から同番組レギュラーのハリセンボン・近藤春菜(33)の容姿が「マイケル・ムーアやシュレックに似ている」という持ちネタで、アリアナのことも笑わせようとした。加藤がアリアナに「(近藤の顔をさして)会ったことあるんじゃない? 映画

    女芸人のブスネタが通用するのは国内限定。アリアナ・グランデ「近藤春菜はすごくかわいい」 - wezzy|ウェジー
  • AV出演=人生崩壊?「紗倉まなの知るAV業界」と「さまざまな偏見」への葛藤 - messy|メッシー

    先月『最低。』(KADOKAWA)という名の小説を出版させていただきました。もしかしたらご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、AV女優として生きる女性四人を題材に書かせていただいたんです。タイトルの“最低。”や、帯に書かれた“そこに落ちたらもう戻れない”というキャッチコピーを見て、普段仕事を全肯定するような呟きを発信している私は、ちょっとした批判や攻撃もやはり受けてしまうわけで……。 AVしかり書籍しかり、ジャンルは違えど、どんな作品においても賛否両論いただけてこそですが、やはり人って潜在的に褒められる快感を他人に求めてしまっている部分もあるのだなと感じたりもします。「否」のコメントを見ると、反論を含めた自分の意見を少し強気に言いたくなってしまうことがあるのです。 この際、ネットでよく言われる“意識高い系AV女優”“かたいことばっかり言われると抜けなくなる”“肉便器(もしくは娼婦)は黙

    AV出演=人生崩壊?「紗倉まなの知るAV業界」と「さまざまな偏見」への葛藤 - messy|メッシー
  • フェミニズムのジレンマ「勝部元気さん、いい加減にして下さい」。 - messy|メッシー

    折に触れて、フェミニストって優しいなあと思います。世の中では、「フェミニスト=性格がキツいヒステリーな女」という負のイメージがまだまだ消えてはいませんが、実際のフェミニスト(性別問わず)は優しい方がすごく多い印象です。もちろん、理論や発表に対して厳しい指摘や意見を貰うことはよくありますが、フェミニズムが学問である以上、そんなことは当たり前で、むしろ、「一人一派」という言葉におんぶに抱っこ状態になり、誰も批判や意見を言わず、無条件の承認しかしない。というような状態の方が相当ヤバいのです。 女性同士、フェミニスト同士の意見が対立することは、人間と人間、個人と個人、男性と男性の意見がしばしば対立することと同様、必然的に起こり得ることですし、また、人間一人一人が異なる感性や価値観、イデオロギーを持っているのですから、いかなるときも全く意見が不一致にならないことなどありえないのです。 にもかかわらず

    フェミニズムのジレンマ「勝部元気さん、いい加減にして下さい」。 - messy|メッシー
  • 「性欲」を支配したい性嫌悪と「生殖」に囚われた性嫌悪について - messy|メッシー

    前回の記事で、最近の社会の性嫌悪傾向と、東京オリンピックに向けた都市のジェントリフィケーションは、社会の過剰クリーン化路線と関連していると述べましたが、今回は、最近の社会の性嫌悪傾向の根源について考察していこうと思います。 まず初めに、最近の性嫌悪傾向の原因の一つとして、学校で児童たちが教わる性教育が、堅苦しく優等生的すぎることを考えから外すことはできません。学校で教える性教育は、「セックスとは、好きな異性と子供を作ることを目的とした時に行われるもの」を基準とした一元的なものであり、「人工妊娠中絶はもの凄く恐ろしいもの」「避妊……コンドームやピルをはじめいろいろなものがありますが……以下略。」「同性愛…………」というように、多くの若者が興味を持つであろう「子供を作ることを目的としないセックス」や、「異性以外に性的興味を持つこと」に関してお茶を濁してます。そのうえで「人工妊娠中絶や中絶が身体

    「性欲」を支配したい性嫌悪と「生殖」に囚われた性嫌悪について - messy|メッシー
  • 「フェミは/オタクは」全部ダメ、と決め付けない冷静さを~ジェンダー系炎上ファイル(後編) - messy|メッシー

    2015.09.25 「フェミは/オタクは」全部ダメ、と決め付けない冷静さを~ジェンダー系炎上ファイル(後編) 【前編】ジェンダー系炎上ファイル~人工知能からルミネまで 2015年5月には、コップのフチに載せられる非実在のOLキャラクターフィギア「コップのフチ子さん」のパロディーであり、非実在の女児キャラクターがオナニーをしているようにも見えるフィギア「コップのカドでグリ美ちゃん」がヴィレッジヴァンガードなどでカプセルトイとして販売されていることが話題になり、messyでも「コップのカドでグリ美ちゃん」が販売されることの是非、ゾーニングのされ方への問題への賛否の記事が上がりました。 (参考) ■「コップのカドでグリ美ちゃん」、性的に消費される女児の憂 ■コップのカドでグリ美ちゃん問題に見る“ふざけた場所”への弾圧 実在しない女児とはいえ、コップのカドを使ってオナニーしているようにも見える

    「フェミは/オタクは」全部ダメ、と決め付けない冷静さを~ジェンダー系炎上ファイル(後編) - messy|メッシー
  • 勝ち組男のテストステロンは「レイプホルモン」である? 非モテ卑屈男の極端すぎる主張 - messy|メッシー

    前回紹介した『劇場版レイプゾンビ LUST OF THE DEAD 新たなる絶望』……そのレイプ肯定派の友松直之監督、そして今作ではメイキングやあちこちでの吹き替えを担当をした黒木歩さんにインタビューをしてきたわ。女を憎む気持ちを作品に込める監督、どんな恐ろしい人なのかしらと身構える蜜柑様だけど……肉女子としてここは負けてられないわよ! まず女優のギャラについて話し始めた友松監督。映画にかける情熱がビシビシ伝わってきたわ。 友松監督「製作費の中から出演者へのギャラを出すわけですけど、今回は少しでも“製作”にお金を使いたいという俺の気持ちを汲んでもらえる女優さんだけに出演していただきました。そもそも一作目に関しては、想定よりも低い製作費しか捻出できなくて……当初1,000万で予定してたものが、250万しか用意できなかったんですよ。だから俺のギャラはゼロでも、自主映画でやろうぜっていうスタン

    勝ち組男のテストステロンは「レイプホルモン」である? 非モテ卑屈男の極端すぎる主張 - messy|メッシー
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