コミュニケーションとインフルエンザに関するDrPoohのブックマーク (8)

  • インフルエンザワクチンは有効です:朝日新聞デジタル

    インフルエンザワクチンの有効率はざっくり言って50%ぐらいです。ときどき勘違いをする方がいらっしゃいますが、「ワクチンを打った人の50%がインフルエンザにかかってしまう」というわけではありません。「ワクチンを打たなかったらインフルエンザになっていたであろう人のうち、ワクチンを打っていれば50%がインフルエンザにならなくて済む」という意味です。 ワクチンを打たないと100人のうち20人がインフルエンザを発症するとしましょう。その100人に有効率50%のワクチンを接種すると、インフルエンザを発症するはずだった20人のうち10人は発症せず、残りの10人はワクチンを接種していても発症します。この場合、ワクチンを打っていた人の90%がインフルエンザになりません。 有効率の数字は、ワクチン接種対象や、ワクチン株、調査方法によってけっこう差がありますので、50%というのは当にざっくりした数字ですが、大

    インフルエンザワクチンは有効です:朝日新聞デジタル
    DrPooh
    DrPooh 2016/11/23
    個人的な実感と疫学的治験が乖離する例ですね。>「インフルエンザワクチンは効かない」という主張
  • 今週のまとめ インフルエンザH7N9、MERS、風疹など - 感染症診療の原則

    今週のサマリー。 インフルエンザA/H7N9 中国は緊急の対応をやめて通常の体制の中でのモニタリングにしきりなおし。 China ends local emergency responses to H7N9 院内感染対策でもそうですが、アウトブレイク時に、臨時で対策レベルをあげると人員その他疲弊します。 ずっと緊張が続かないので、間延びしたりかえって対策が甘くなったりもします。 リスクアセスメントを随時して根拠をしめしつつレベルダウンするのが効果的です。 そういったアフターケアをしない国やリーダーは、危機情報に自分が踊っちゃっただけ!てへ!みたいな感じで評価がさがりますので、そこまで言わないといけませんね。誰かがしてくれるにちがいない・・という態度は信頼の反対側に向きますよ。 やりっぱなしー言いっぱなし―、結果としてその人のいうことを皆が信頼しないーというスパイラルにはいります。 ウイルス

    今週のまとめ インフルエンザH7N9、MERS、風疹など - 感染症診療の原則
  • H7N9騒動 と 人権侵害 - 感染症診療の原則

    昨夜テレビをみていたら、中国で退院するH7N9の中年男性患者がインタビューに回答をしていました。 まあ、ご人の同意のもとなのかもしれませんが、びっくり。 H7N9は「インフルエンザ」ですので、多くは曝露や感染をしても軽症でしょうし、一定の人は無症状でしょう。一部の人は重症になるでしょう。おそらく高齢者です。インフルエンザだからです。 免疫のない若い人には広がるかもしれませんが、回復します。インフルエンザだからです。 予防につかうPPEも基的なことで対応できます。 処方するとしたら、あまり選択肢もありませんのでいつもと同じ薬です。インフルエンザですから。 社会にどの程度のインパクトがあるかは分母が把握されていくとわかりますし、また重症はどんな人が?といった臨床情報が大事ですね。 21日までの情報がネットであちこちで公開されています。 鳥の調査もすすんでいて、広い地域の鳥からウイルスは把握

    H7N9騒動 と 人権侵害 - 感染症診療の原則
    DrPooh
    DrPooh 2013/04/23
    リスクコミュニケーションに関しては4年前の騒動を教訓としたいところです。
  • H7N9 今週のまとめ  - 感染症診療の原則

    中東や中国から帰国してお熱が出て咳もあるよ、というひとはずっとまえから医療機関を受診しています。 (渡航歴を伝えているかどうかは不明ですがー) 軽症ならお帰りになりますし、肺炎とか重症感があって入院ならば、通常呼吸器感染症で行う感染予防策をOnにします。 現在は、この条件にあてはまったら保健所にお知らせ下さい、、ですのでお知らせもすることになりますが、2003年や2009年の反省を生かすならば、ここで人権問題につながるようなことのないよう、患者さんやご家族に必要以上の負荷を与えないようにするのが臨床の人の仕事でもあります。 医療者がオタオタ、アワアワしないためには、通常、「インフルエンザ様症状」の患者にどのような対応ができているか?が問われます。 患者さんは診断書をもって(遺伝子検査結果をもって)受診しませんしね。 いま、風疹が流行しているので麻疹の見落としがおきています。 インフルエンザ

    H7N9 今週のまとめ  - 感染症診療の原則
  • 混沌としてきたH1N1pdm2009による犠牲者数

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    混沌としてきたH1N1pdm2009による犠牲者数
    DrPooh
    DrPooh 2012/07/06
    カンカンガクガクの様相。『統計処理が何を意味するのかを世間に対し分かりやすく説明するという責任が専門家にあることを、もっと自覚した方がいいのではなかろうか』
  • 「飛沫感染」と「空気感染」、どこまで区別されるべき?

    鳥インフルの感染性に関する河岡義裕東京大医科学研究所教授らのNature論文について、タイトル中 "droplet transmission" の部分を「飛沫感染」でなく「空気感染」と訳した朝日新聞。 その訳(用語選択)はおかしいとブログで批判したaggren0xさん。 そのaggren0xさんによる朝日批判の理由・言い回しについてもにょるy_tambeさんのツイートを中心にまとめました。

    「飛沫感染」と「空気感染」、どこまで区別されるべき?
  • Vol.443 新型インフルエンザ対策特別措置法の成立を憂慮する-熟議の国会はどこへ去ったのか?- - MRIC by 医療ガバナンス学会

    自治医科大学附属病院・感染制御部長 森澤 雄司 2012年3月26日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp この春、ほとんどのマスメディアから取り上げられることもなく、そして多くの国民の目を避けるように、新型インフルエンザ対策特別措置法が成立しようとしている。私自身は法律の専門家でなく、法案の最終的な文面を仔細に検討する立場にもないので、見当違いの批判であるかもしれない。しかし、新型インフルエ ンザの発生に際して、「国民の生命と健康に重大な被害を与える恐れがあり、生活と経済に甚大な影響を与える」と判断すれば、政府はほぼ無制限に集会の禁止を命令することができるという。基的人権の大幅な制約を前提とした、日国憲法に違反する可能性まである法律にも見える。そのような法案が相応の議論も なく立法府を通過しようとしている。もっと熟議を重ねるべき案件ではないの

    DrPooh
    DrPooh 2012/03/31
    事前にリスクを評価することは簡単ではないし,相互の不信感が方針決定をさらに難しくしているような。
  • 感染パニック映画Contagionをうまく利用してリスクコミュニケーション(米) - 新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

    米国の感染パニック映画contagion、地方当局がこれをうまく利用して保健教育につかっています。 ワイオミング州Clark County もしあなたがcontagionをみた後で誰も、また何も触りたくなくなったら、その感覚はパンデミックのときに役立つかも。パンデミックでは、有効な薬やワクチンが開発されるまでに何百人もが病的状態におかれる。 この映画はCDCも監修、CDCは、この題材は極端なものだが、シナリオ自体はあり得るものだとしている。 09年パンデミックではウイルスがmildなものであったこと、人々の素早い反応、ワクチンの速やかな開発もありeasyに済んだものの、これから新たなパンデミックではcontagionが示すようなmuch more severeなものになるかもしれない。 Clark Countyではこのようなパンデミックの際には有効な医薬品開発に時間がかかることをかんがみ、

    感染パニック映画Contagionをうまく利用してリスクコミュニケーション(米) - 新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~
    DrPooh
    DrPooh 2011/09/26
    「感染列島」って「人々の覚醒度あげる面で」そこそこ成功していたんだ。知らなかった。
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