5月28日と29日に東日本大震災の被災地である宮城県気仙沼市周辺を訪れ、現地の様々な人たちから話を聴いてきました。いかに自律的復興をしていただくか、その道筋を考えていくことが政治家としての大事な役割だと思っています。 国会議員なんだからもっと早く行くべきだったと言われるかもしれませんが、3、4月は国民の関心が震災に集中しているので、被災地に国会議員もボランティアも殺到します。大体2カ月を過ぎるぐらいから、ビジョンや課題が少しずつ見え、一方で誰も気づかない課題が出てくると思っていました。 復旧は半分程度 訪問前に宮城県内の開業医を対象にしたアンケート結果を見ました。前向きな言葉は少なく、かといって誰かを恨んでいるわけでもなく、「一体これからどうしようか」という虚脱感が目立ちました。 医療を普通の商売として考えれば、今はお客さんがいないうえに借金もあり、加えて修理や建て直しのため新たに借金しな
被災地の介護施設で「震災関連死」が多発している可能性があることが報道された。 【関連エントリー】 災害弔慰金、災害障害見舞金の適応となる状態(2011年7月5日) 東日本大震災における関連死数、実態不明(2011年7月7日) 岩手、宮城、福島3県の被災42市町村にある介護施設で、震災は生き延びたものの体調が悪化するなどして、5月末までに少なくとも616人が亡くなっていたことが朝日新聞の調べでわかった。生活環境の激変などが原因の「震災関連死」と疑われるケースが多数あったとみられ、3月に限れば死亡数は昨年同期の3倍近かった。 http://www.asahi.com/national/update/0717/OSK201107170244.html 本紙の方に詳しいデータがあるので、まとめてみた。 対象: 津波の被災地や東京電力福島第一原発事故の避難地域となった42市町村の管内にある特別養護老
医療ガバナンス学会 (2011年6月 1日 15:00) | コメント(0) | トラックバック(0) 都立駒込病院 森 甚一 2011年6月1日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp 玉野地区は相馬市の北西部の山間部に位置する。相馬市街から車で向かうと、5kmほどで国道は両側を新緑の木々に覆われる山道となり、これをさらに 15kmほど走ると目の前に田畑の広がった盆地が開ける。相談会の会場はこの国道から山を登るように細い道を入っていった先にある玉野小・中学校だ。2日 とも生憎の雨天で、雲と同じくらいの高さにある会場は、霧がかり半袖では少し肌寒い。 この地区は福島第一原発から北西50kmの距離にあり、いわゆる自主避難地域外であるが、玉野小学校校庭では5月25日に毎時放射線レベル3.0マイクロ シーベルトを記録した。これは原発から同心円上南西にある、湯本
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