海上保安庁の発表に注目が集まっている。 初めて「海底の移動速度」を捉える 海上保安庁は18日、次のような発表をした。 海上保安庁では、巨大地震の発生が懸念される南海トラフにおいて、海底の動きを長期にわたり観測しています。最新の解析結果から、東北地方太平洋沖地震後の海底の移動速度(概ね北西方向に最大で約6cm/年)を捉えることに初めて成功しました。 pic.twitter.com/FH1G4Dw7Sa — 海上保安庁 (@JCG_koho) 2015, 8月 18 南海トラフ震源域の海底の詳細な動きを初めて捉えたという。 プレートが年2.2~5.8センチ移動 海上保安庁は、プレート境界の固着状態を把握するために海底の動きを観測している。 南海トラフ付近では、静岡県沖から宮崎県沖にかけての15箇所で観測を実施。すると、陸側プレートがおおむね北西方向に1年間で2.2センチ~5.8センチ移動してい