Twitterでの反応をみると、その発想の突飛さに驚いているひとが多い印象を受けたが、自分としてはそこまで変なことをしているつもりはなく、わりとロジカルに必要な要素を集めて組み立てて行っただけという認識だったりする。 というわけで、本記事では自分がどのような経緯で、どのようなことを考えながら『坊主がクレーン車で除夜の鐘を叩くゲーム』を作ったかについて語りたい。 発想の原点は「二重振り子」と「テニス」ゲームを閃いたきっかけは2つ。 ①二重振り子という概念を知ったこと ②テニスを初めたこと ①の二重振り子についてはどこかでその概念を知り、その不思議な動きがとにかく魅力的で延々と眺めてしまうことから強い魅力を感じていた。 ②のテニスについては、強い打球を打つための身体の動かし方として「上腕の回転」と「前腕の回転」ふたつの力をうまく合成することで瞬間的に強いインパクトを出すというやり方があることを