直木賞作家・島本理生がセンセーショナルな性愛描写で新境地を拓いた問題作『Red』(中公文庫)。発表と同時にその倫理を超えた描写、衝撃的な内容で賛否両論を呼び、累計20万部を売り上げた。そのベストセラー小説を映画化した『Red』が公開中だ。関連ツイートには、女性客の興奮冷めやらぬ感想が並ぶ。 「容赦のない映画」 「ベッドシーンを見て号泣したのは初めて」 「全編が静寂に包まれているけれど、情熱と衝動に息を呑む」 「この映画は物事の善し悪しを問う作品ではなく、人の心が燃える時の輝きや美しさを感じる作品なのかもしれない」 「男性はおそらくたじろぐ。その強さと正面から向き合える男性はどれだけいるだろうか?」