2004年に法人化した国立大は10年代に入り、各校の使命の明確化とそれを達成するための改革の加速を求められた。この20年間が持った意味と今後の課題を元京都大学長で国立大学協会長を務めた山極寿一・総合地球環境学研究所長、高知大の改革に長く携わってきた桜井克年学長に聞いた。「産学の人材交流盛んに」 山極寿一・元国立大学協会長――学長時代に15年から国立大学協会の副会長、17〜19年に会長を務めま
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