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ブックマーク / dain.cocolog-nifty.com (4)

  • セックスロボットは「悪」なのか: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

    白いシャツと眼鏡だけの、女性の人形がある。 肌の質感は生きている人そのもので、温かい。シャツを脱がすと、透き通るような白い肌(色は選べる)と、豊満な胸があらわれる(大きさは選べる)。 瞳を見つめると、視線を合わせてくる(オプション)。話しかけると反応し、見事なクイーンズ・イングリッシュで返事をする(オプション)。20種類の基人格を元に、利用者との会話を記憶し、学習して応答するAIが組み込まれている(オプション)。 ボディに埋め込まれたセンサーにより、自身の体勢や利用者との位置関係、動きを把握する。把握した内容により、体温を上げたり、適切なタイミングで声を上げることができる。重要なパーツはボディから取り外し可能で、水洗いができる。 ロボット工学と人工知能を集大成した特注品で、5万ドル(650万円)になる。 セックスロボットと人造肉 『セックスロボットと人造肉』の著者ジェニー・クリーマンは、

    セックスロボットは「悪」なのか: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
  • 大好きなマンガが完結したので全力でお勧めする『大蜘蛛ちゃんフラッシュバック』(ネタバレ無し)

    このマンガは、同級生のお尻を見てたら、ひっぱたかれるところから始まる。 ……このシーンは、主人公の実(みのる)の目線ではない。お尻を見てたのは亡き父で、その記憶が、折に触れて、実の脳内に蘇るのだ。 お尻の持ち主は、若かりし頃のお母さん(旧姓:大蜘蛛ちゃん)。つまり、母に一途な父の目線でもって、「女子高生のお母さん」の記憶が、息子にフラッシュバックされる。 そして厄介なのは、実は、お母さんに恋をしてしまっていること。女子高生のお母さん(細身で強気)と、今のお母さん(むっちり無防備)に煩悶する、マザコンラブコメ。 「お母さんに恋してる」なんて、ちょっとヤバくね? その自覚はある。だから実は自問する。 だけど、お母さんとの日常に、父の過去の記憶が入ってくると、女子高生のお母さんの可愛いさに撃たれる。そして、(ここ重要)父がどれほど母を好きだったか、ということを、父の目線で思い知る。だから実は煩悶

    大好きなマンガが完結したので全力でお勧めする『大蜘蛛ちゃんフラッシュバック』(ネタバレ無し)
    asitanoyamasita
    asitanoyamasita 2020/08/22
    『そこは作者・植芝理一先生の見せどころ、これでもかとばかりにフェチと変態と純愛とノスタルジックなネタと突っ込んでくる』植芝先生、毎作ほんと異様なアプローチで読者を悶々悶絶させてくる怪作家だ…
  • ゲームで子育て「オブリビオン」: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

    ゲームばかりしているとバカになる」と言われて育って親になった。 「ゲーム脳の恐怖」をマに受けてDS狩をするような親がいるいっぽう、子どもといっしょに「イナズマイレブン」に興じる親もいる。てか豪炎寺最強なんだけど。それでも個人技だけではジリ貧で、戦術も要求するかなり高度なゲームなり。 親としてはイナズマもいいけれど、もっと良い(=わたしの価値観で素晴らしいと評価する)ゲームをやってほしい、と思っている。これは親のエゴ丸出しなんだが、その上で選べばよいかと。良いものを知らずにいると、(わたしの価値観に照らして)もったいない、という感覚。たとえば「ワンダと巨像」、たとえば「Ever17」、たとえば「Rez」…… そして、たとば「オブリビオン」。これはXBOX360購入したとき、「鉄板の2」と友人に紹介されたもの(ちなみにもう一は、「バーンアウト・パラダイス」[レビュー])。メインシナリオ(

    ゲームで子育て「オブリビオン」: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
    asitanoyamasita
    asitanoyamasita 2010/09/03
    ゲームが子供に教える「罪の重さ」/ゲームボーイ世代の自分にはゼルダ・夢をみる島の「どろぼー」イベントがそれでした。http://bit.ly/cLvqN0 /『ゲームで子育て「オブリビオンIV」』
  • 大学教師が新入生にすすめる100冊

    恒例の100冊リスト。 ただし、これまでの趣向を外した。「ベスト100ランキング」は楽しいが、変わりばえしない。毎年似たような「ベスト100」をヒネり出すのも飽きた。ホントのところ、「大学新入生」と銘打っているものの、わたしのためのブックリストなのだ。読んできたやつ、未読のやつ、読みたいやつを抽出したりふり返るためのきっかけなのだから。 だから、今回はランキングをしない。母体のリストは、「大学教師が新入生にオススメする」なんだけれど、そこからの選出はわたしの手になるもの。今までのリスト作成の過程で知り合えたものや、「読まねばリスト」に追加したもの。積読山に刺さったまま、課題と化しているものを中心に100挙げた。 もちろんこの100冊を参考にしてもいいし、母体リストから自分専用の一覧を作ってもいい。母体のリストは三千弱になるが、元となったのは、以下のリスト。ブックガイドは多々あるが、「大学

    大学教師が新入生にすすめる100冊
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