中国語ニュースサイト「多維新聞網」は2012年10月12日、ノーベル文学賞を受賞した莫言氏が記者会見で尖閣問題に言及したことを報じた。 記事によると、莫言氏は「客観的に見て領有権問題は存在すると思う。そうでなければこんなに大きな騒ぎにならないだろう」「もし戦争で中国が日本を負かしても、あるいはその逆でも、負けた側は相手の主権を認めず解決にならない。過去の紛争を棚上げすべき」などと語った。その上で、朝鮮半島の38度線非武装地帯を訪れた際、そこが動物や自然の天国だったことに触れ「海洋上の紛争の棚上げは魚類にとって福音になるだろう」と話した。
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