近年はカメムシが異常発生することもあり、それらの吸汁による斑点米(吸汁した跡が残った米)は、食味には影響しないとはいっても困ったものです。 農文協が運営する農業情報サイト「ルーラル電子図書館」で人気だった現代農業の過去記事より、すぐに実践できる情報を公開します。この記事は、現代農業2018年6月号の「困った病害虫相談室」カメムシ対策コーナーに掲載されたものです。 北海道深川の米農家に生を受け、米づくりに携わり、今年で50年になります。米は日本人の主食。毎日3度食べます。体が求めない化学合成物質を摂取する機会も当然他の食材より多くなりますから、極力農薬を使用しない栽培に取り組んできました。 光合成細菌を培養して土をつくり、化成肥料を減らし、「多収」ではなく病気や虫の食害に耐える「健康なイネ」の姿をめざしました。しかしカメムシの食害については効果が薄いと感じていました。 23年前、自然栽培研究
ACTIVE GALACTIC @active_galactic 恐竜がいた時代の沿岸に堆積した藻類の死骸が,1億年後の現代,綿花栽培の良い土壌となり,人口比で相当割合の黒人が奴隷としてつれてこられ,赤い南部州に民主党支持の青いバンドを作り出す。かなり遠大な政治物語だ。 twitter.com/RebeccaRHelm/s… 2020-11-04 06:42:04 Rebecca R Helm @RebeccaRHelm In the South, there is a political strip of blue in a sea of red, and that strip hints at a 100 million-year-old coast that still shapes our world today... [thread based on the article by
作物を育てる農家にとって、いかに効率的に除草するかは至上命題だろう。その結果、現在の農業は除草剤に頼らざるを得ない状況となっている。 その除草剤の使用をできるだけ抑制し、かつ散布を自動化しようと、スイスのスタートアップ「Ecorobotics」が除草剤散布のロボットを開発中だ。コンピュータービジョンを使って雑草を認識し、そこにピンポイントで除草剤をまき、しかも自動で作動するという最先端技術がつまった農業用ロボットだ。 ・雑草めがけて 広大な農地に、無人ヘリを使って上空から除草剤を散布する映像を見たことがある人もいるかと思う。それは効率的だが、作物や土壌、周囲への影響を考えると、ベストな方法とはいえない。 そこで除草剤散布をピンポイントで行うようにしようというのがEcoroboticsの試み。この全自動ロボットはカメラに映った雑草をコンピュータービジョンで認識し、そこをめがけて2本のロボティ
現在で最も華やかなコンピューター技術と言えば、ディープラーニングを用いた人工知能と言えますが、農業の分野にもそんな波は訪れようとしているようです。元制御システム開発者で、現在は家業であるキュウリ農家を営んでいる小池誠さんは、GoogleのTensorFlowを使って学習させたAIを駆使することで、収穫されたキュウリを自動で選別して等級ごとに仕分けする装置を開発しています。 【CCB9】きゅうり仕分け機試作2号機 | Workpiles http://workpiles.com/2016/08/ccb9-prototype2-complete/ Google Cloud Platform Japan 公式ブログ: キュウリ農家とディープラーニングをつなぐ TensorFlow http://googlecloudplatform-japan.blogspot.jp/2016/08/tenso
様々なスマート家電が登場する中、ユニークなスマート冷蔵庫の発売が開始された。 「Everblume」は、植物を育てるためのスマート冷蔵庫。キッチンに置けば、自分ので野菜を育て、収穫し、調理することが可能に。 生産物への安全性が問われ、問題に上がることも少なくないが、この冷蔵庫を使えば超ローカルな生産物を食卓に並べることができ、最も安全な食事をとることができるといえるだろう。 ・面倒な手間は不要!管理は冷蔵庫におまかせ 「Everblume」の中に植物をセットすれば、基本的には何もする必要はない。発育環境はオートメーション化されており、pHバランスや湿度、温度といった環境を、自動的に設定してくれるためだ。自動的に冷蔵庫の方で管理をしてくれる。 ・アプリを通じて、成長をモニタリング また、スマートフォンアプリを通じて植物の様子をモニタリングすることも可能だ。 発育状況を知らせるメールを受け取る
理研などの研究グループは、遺伝子編集により芽などの部分に毒がないジャガイモを開発した。しかも芽が出るタイミングを制御できる可能性がある。 理化学研究所(理研)は7月26日、ジャガイモに含まれるソラニンなど有毒物質の生合成に関わる遺伝子を特定。毒のないジャガイモと同時に萌芽を制御できる可能性を発見した。 ジャガイモは芽の部分が有毒で食中毒を起こすことで知られているが、これはソラニンなど「ステロイドグリコアルカロイド(SGA)」が芽や花の部分で多く蓄積されるため。理研および大阪大学、神戸大学の研究グループはSGAを生合成する遺伝子PGA1とPGA2を特定し、遺伝子の発現を抑制するとSGAを作らなくなることを確かめた。 さらに、この遺伝子PGA1とPGA2の発現を抑制した場合、萌芽のタイミングを制御できるという。ジャガイモは収穫後の数ヶ月間は成長や発生が一時的に停止する休眠期間があり、休眠後
By Sunset Alliance イネ科の植物で、小麦・米と並んで世界三大穀物にも数えられるのが「トウモロコシ」です。メキシコや南米、アフリカの一部地域では主食として食べられ、家畜のエサであったりコーンスターチの原料としても使われるトウモロコシですが、近年のアメリカでは中国人によるトウモロコシの盗難が国家レベルの規模で巻き起こっているそうです。 Corn Wars | The New Republic http://www.newrepublic.com/article/122441/corn-wars 2012年9月30日、連邦捜査局(FBI)の捜査官がアメリカのシカゴ・オヘア国際空港にいるアメリカ合衆国税関・国境警備局(CBP)とコンタクトを取り、「中国の北京から来た2人の乗客のカバンを即座に検査してほしい」と依頼しました。突如カバンの中身を調べられたのは、中国の農業関連企業である
主要な温室効果ガスの一つであるメタンの排出を抑え、かつ収量も増えるイネの新品種が、米、スウェーデン、中国の研究機関、大学によって共同開発された。英科学誌ネイチャー7月30日号に成果が報告されている。 米バテル記念研究所によると、新品種は同研究所が運営管理する米国のパシフィック・ノースウェスト国立研究所と、スウェーデン農業科学大学、中国福建省農業科学院,中国湖南農業大学の協力で生まれた。パシフィック・ノースウェスト国立研究所の研究チームはまず、転写因子とよばれる特別なタンパクが作られる場所を調節することにより、植物内で炭素と生産物である糖がどのように蓄積されるかを解明した。 さらに、光合成により大気中から取り込んだ炭素の大半を葉や種子だけに供給し、根や土壌には回さない働きを持つSUSIBA2と呼ばれる転写因子をオオムギから発見した。根や土壌への炭素供給を断てば、イネの根や土壌中のメタン発生源
国際宇宙ステーションで種から栽培された野菜を、油井亀美也さんら3人の宇宙飛行士が初めて試食し、NASA=アメリカ航空宇宙局は宇宙での食料の確保に向けた新たな一歩と位置づけています。 NASAによりますと、宇宙で収穫された野菜を宇宙飛行士が食べるのは、史上初めてだということで、3人は「おいしい」とか「新鮮だ」などと話しながら、笑顔で生野菜の味を堪能しました。 国際宇宙ステーションには、発光ダイオードで光を与え、水が飛び散らないよう工夫された野菜の栽培装置が設置されています。 NASAは去年、この装置で育てたレタスを地球に持ち帰り、安全性に問題がないことを確かめたうえで、先月改めてレタスの栽培を始めていました。 NASAは、将来目指している火星への有人探査など長期間の宇宙探査に備えて、宇宙で野菜を種から栽培して必要な食料を確保できないか調べており、従来の密封された宇宙食に生野菜もメニューに加え
米ノースダコタ(North Dakota)州で撮影されたバッタ(2010年9月30日撮影、資料写真)。(c)AFP/Karen BLEIER 【6月15日 AFP】恐怖におののきながら死んだバッタの死骸は、安らかに死んだバッタの死骸とは異なる影響を土壌に与える――。このような内容の論文が15日発行の米科学誌サイエンス(Science)に発表された。 論文の主執筆者でイスラエルのエルサレム・ヘブライ大学(Hebrew University of Jerusalem)の研究者Dror Hawlena氏は同誌のウェブサイトに掲載された音声インタビューの中で、この研究結果は「確かに少しとっぴな話に聞こえる」と語った。 Hawlena氏は米エール大学(Yale University)の研究者らと共に、クモにおびえさせられたバッタの死骸を使った実験を行った。 実験ではまず、バッタだけを入れた籠とバッタ
化学者のつぶやき 既存の農薬で乾燥耐性のある植物を育てる 2015/4/14 化学者のつぶやき, 論文 ABA, ケミカルジェネティクス コメント: 0 投稿者: bona 現在地球上の人類の6人に1人が砂漠化の影響を受けていると言われています。科学的な見地からの砂漠を含めた乾燥地の緑化は、様々な意見があるとは思いますが、地球温暖化や食糧問題の解決のために推進すべき研究の1つだと思います。 さて、今回刻一刻と広がっている砂漠化に歯止めをかけれるかもしれない、乾燥耐性のある植物を育てる試みとして、新しい手法が報告されていましたので紹介したいと思います。 気孔ー植物の呼吸口 植物は気孔とよばれる2つの孔辺細胞にかこまれた小さな孔をもちます。植物は環境変化に応じてこの孔を開閉し、光合成に必要な二酸化炭素の取り込みや蒸散などの植物と大気間のガス交換を調節しています(図 1a)。この気孔の閉鎖を制御
一般的な話題 とある農薬のはなし「クロロタロニル」について 2014/11/17 一般的な話題, 化学者のつぶやき 農薬 コメント: 0 投稿者: Tshozo 【2014年11月18日・意味上 問題のある部分を削除し(『(クロロタロニル)原液をぶちまける』)、細かい表現を見直しました 申し訳ありません】 Tshozoです。今回、少し気になった材料がありましたので紹介いたします。 気になったという材料は、下の材料。「クロロタロニル(正式名称2,4,5,6-tetrachloroisophthalonitrile)」というものです。 クロロタロニルとは 正直この材料、見た目には健康的にはあんまりいい印象を受けません。Cl付いてるし、CN付いてるし。少しでも合成をかじった方なら普通下水に捨てたりする気は起きない代物でしょう。で、何に使うのか。結論から言うと、農薬の一種です。R. Carson著
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