仏パリの労働審判所(2006年3月17日撮影、資料写真)。(c)AFP/FRANCOIS GUILLOT 【5月4日 AFP】香水関連会社で8万ユーロ(約980万円)を超える年俸を得ていたフランス人男性が、仕事が退屈になり「プロのゾンビ」にさせられたとして元上司を提訴した。 フレデリック・デナール(Frederic Desnard)氏(44)は 2日、「退屈症候群」になったとして損害賠償36万ユーロ(約4400万円)の支払いを求める訴えを労働審判所に起こした。 デナール氏は香水会社アンテルパルファム(Interparfums)に勤めていたが、7か月間の病気休暇を取った後、2014年9月に解雇された。 デナール氏の弁護士によると、同氏は「燃え尽き症候群」の反対である「退屈症候群」のため自動車の運転中にてんかんの発作が起き、交通事故を起こした。この事故で同氏は数日間意識不明となり、その後病気に