介助犬は人間にニーズに応じて、様々な手助けをしてくれるありがたい存在だが、さすが介助犬先進国と言うべきか、洗濯機の専門メーカーで、病院や介護施設にも多くの機種を提供しているイギリスの会社〈JTM Service〉が、ドイツの家電メーカー〈Miele〉と共同で、世界初となる介助犬仕様の洗濯機〈Woof to Wash〉を開発し、22日にデモンストレーションを行った。 介助犬は障害のある人が服を脱いだり、ベッドのシーツをはがしたりするのを手伝い、洗濯物を洗濯機に入れることまでやるが、この洗濯機を使えば、さらに一歩進んで、犬が機械を操作することができるのだ。洗濯物を中に入れたら、鼻で蓋を閉め、「ワン!」と吠えればスイッチが入る。洗濯が終わって機械が止まったら、右下にある肉球マークのボタンを押せば、蓋のロックが解除され、端っこについている小さな輪っかを口で引っ張れば蓋が開く。洗剤は洗濯物の量に応じ