研究所で飼育されているネズミ(2006年11月2日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / NATIONAL INSTITUTES OF HEALTH / DOUG HANSEN 【7月13日 AFP】雄だけの環境で育ったネズミの陰茎は、雌と一緒に育った場合よりも太くなるとの研究結果を、西オーストラリア大学(University of Western Australia)のチームが発表した。 英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society)に今週掲載された論文によると、正確な理由はまだ不明だが、交尾をめぐる雄間の競争が、雌に囲まれて育った雄とは異なる形状に性器が発達する理由ではないかと研究チームは考えている。 ヒトと違ってネズミの陰茎には「陰茎骨」という骨がある。 研究ではイエネズミの雄を2つのグループに分け、対照実験を行った。一方のグループは別の