資生堂は10月7日、オンライン会議中に表示される顔に自動でメークや顔色補正を行うアプリ「TeleBeauty(テレビューティー)」を日本マイクロソフトの協力で開発したと発表した。日本マイクロソフトのオンライン会議サービス「Skype for Business」向けの試用モデルを開発。日本マイクロソフトは近く賛同企業による試験運用を実施する。 業務の効率化や育児・介護などとの両立を目的に、働く場所や時間を固定しないテレワークが広がりつつある。一方で、「在宅勤務時にオンライン会議のためだけのメークが負担」「自室を見られたくない」「肌がきれいに見えにくい」といった女性の悩みも出てきた。 そこで、資生堂がこれまでに培ったメーク技術やメークシミュレーション技術などを活用し、アプリを開発した。(1)顔を画面に映すだけで4種類のメークを施す「自動メーク」機能のほか、(2)顔の明るさと色を補正する機能、(