英語メディアが伝える「JAPAN」なニュースをご紹介するこのコラム、今週は「冗談のせいで辞任」した日本の大臣についてです。これについて日本の報道は「国会軽視とも受け取れる発言が問題視されていた」などの真面目で重々しい調子が主流ですが、イギリスのメディアは「下手なジョークがすべってしまい」というニュアンスです。ただし面白がっているわけではなく、この騒ぎは日本固有の欠点が原因だという厳しい指摘もあります。(gooニュース 加藤祐子) ○冗談が下手と言われる辛さはともかく 最初におことわりですが、英語メディアは柳田稔法相の失言と辞任を大きく扱っているわけではありません。英語メディアがこのところ大きく扱っているニュースは、主にアイルランド危機、アメリカでは空港の全身スキャンと身体検査、そして今朝はカンボジア水祭りの大惨事など。英語メディアにすれば「またか」感のある日本の閣僚辞任は、決して大きい扱い