経営の神様 稲盛和夫 京セラ、KDDIを創業し、すでに名経営者としての盛名を固めていながら、78歳のときにあえて火中の栗を拾うように日本航空の再建を引き受け、見事成功に導いた稲盛和夫氏。「経営の神様」として信奉者は多く、稲盛氏が主催する経営者のための私塾「盛和塾」のメンバーは 1万4789 人を数える。87歳という高齢を理由に、稲盛氏は2019年末で盛和塾を解散すると決めたが、同氏の経営哲学は今後も語り継がれていくだろう。そんな稲盛経営の真髄を探る。 バックナンバー一覧 京セラを創業し、経営破綻した日本航空の再建を主導した稲盛和夫氏が主宰する経営塾「盛和塾」が年内に解散する。7月18日には最後の世界大会が横浜市で閉幕した。大会には国内外から4800人の塾生が集まり、稲盛氏の経営哲学を引き継ぐことを確認した。(ダイヤモンド編集部 千本木啓文) 「盛和塾」──。京セラの創業者、稲盛和夫氏が主宰
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