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ブックマーク / shahr.seesaa.net (1)

  • 最近読んだ歴史学方法論書籍(9) 遅塚忠躬『史学概論』 ver1.1

    分厚く重い書籍であるため持ち歩くことはできず、ずっと敬遠していましたが、読み始めてみると、驚くほど読みやすい文章で、実質2日で読了してしまいました。2013年頃に図書館で言語論的転回、特に野家啓一氏との論争の部分だけ読んだ時、小難しい議論で時間のかかるだとの印象を持ってしまいました。今年春も、『歴史文化・表象――アナール派と歴史人類学』掲載の二宮宏之氏と柴田三千雄氏との対談で、遅塚氏は、特に因果論にこだわってたため、(アナール派の社会史の人だとは思っていましたが)、基的に、歴史学が「科学」であることに歴史学の史実性・客観性の根拠の権威を求めるタイプではないか、との先入観ができてしまっていたためです。 今回ちゃんと完読してみて、以上の認識は大きく改められました。書は、300頁くらいまではするする読めました。このまま徹夜して一気に完読してしまおうか、と思ったくらいです。著者の書き方は、

    最近読んだ歴史学方法論書籍(9) 遅塚忠躬『史学概論』 ver1.1
    contractio
    contractio 2021/11/05
    古代世界の午後雑記(2018)「最近読んだ歴史学方法論書籍(9) 遅塚忠躬『史学概論』 ver1.1」
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