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sociologyとmethod-logicに関するcontractioのブックマーク (10)

  • 社会調査の研究と教育をめぐる近年の諸動向

    大学社会学会『社会学論叢』第137号(2000年3月)所収 社会調査の研究と教育をめぐる近年の諸動向 −英語圏(特に英国)と日を中心として− Recent Trends in Study and Teaching of Social Research : UK and Japan 後 藤 範 章 1.日社会学会の「社会調査」関連ニュースから 近年の我が国社会学界において、「社会調査」は、個別専門領域を横断して論議を呼び起こす一大関心事となっている。 試みに、日社会学会の「日社会学会ニュース」に掲載された「社会調査」関連の取り組みや出来事を時系列的に拾ってみよう。期間を、蓮見音彦氏が会長に就任した1997年11月(「ニュース」では98年1月29日発行のNo.162)以降に限って列記してみると、以下の通りである(一部省略)。 ・No.163(98.4.30発行)−−【A】第71回大

  • 社会学方法論と社会調査論の関係 - 社会学者の研究メモ

    (長文かつ専門家向けであり、一部の人以外にとってはあまりおもしろくない記事なので、あらかじめご了承ください。) 教科書的な社会学方法論 教科書的な社会学方法論においては、主観主義的立場と客観主義的立場の分断について論じられることが多い。いくつかのテキストブックには、主観主義的立場の元祖はウェーバーであると書いてあり、それはウェーバーが「理解社会学」の方法として「行為の行為者にとっての意味を理解することが必要だ」と説いたことに根拠付けられている。これに対して客観主義的立場の元祖はデュルケムであり、それはデュルケムが個人の外に存在する社会的事実に注目せよ、と説いたことに由来する。 他方で、社会学の実証研究に従事している人たちは、多くの場合こういった区分をそもそも参照していないように思える。つまり社会学のテキストブックに書かれているような方法論と、現在実践されている、特に社会調査論に依拠した経験

    社会学方法論と社会調査論の関係 - 社会学者の研究メモ
    contractio
    contractio 2012/10/21
    「統計学的に行為を説明することは、通常の行為の説明の際にそういった情報が参照されることに意味がある限りで、意味を持つ」
  • 第二回連携研究会を終えて - 社会学者の研究メモ

    「人文学・社会科学における質的研究と量的研究の連携の可能性」第二回研究会もなかなか盛り上がりました。結局前回と同程度の参加(30名弱)がありました。参加者の方々、ありがとうございました。 研究会の趣旨には、実は「連携」を模索すると言うよりは、お互いの立ち位置を確認し、不用意な誤解を解き、互いに適切に評価しあうための語彙を模索する、という側面があります。その点でもある程度進展があったと思います。 最初は前田泰樹さん(東海大学)の報告(「行為の記述・経験の記述:質的研究とエスノメソドロジー」)でした。前田さんはいわゆる「ウィトゲンシュタイン派エスノメソドロジー」の立場から研究されていますが、そのことを知らなくても十分に研究(分析)の方針が伝わるようなやり方で報告していただきました。すでに当事者によって「記述のもとで理解」されている振る舞いを、必要なレベルの精度で再記述するというEMの研究方針

    第二回連携研究会を終えて - 社会学者の研究メモ
  • 社会学における「理論の実証」 - 社会学者の研究メモ

    (以下は二〜三カ月前に書いたメモですが、寝かせておいてもあまり意味がなさそうだし、稲葉先生もシノドスの論考を公開されたのでいいタイミングだと思うのもあり、ちょっと手を入れた上で公開します。) 社会学の問いの特徴 私は、学部のゼミでは(大学院でも基的にはそうだが)、いわゆる「標準的な研究プロセス」に従って個人研究をするように指導している。標準的な研究プロセスとは、問いを立て、それに対する理論仮説をデータ(質的・量的)で検証するという手続である。 その際、しばしば「社会学的な問いの立て方」というものを説明する必要が出てくることがある。学生は基的に社会学の授業をいくつか受けているので、そうしたほうが効率がよいからである。それに、意外に「社会学的な問いの立て方」を説明するのは簡単なのだ。 それは、「注目する現象/人間行動が、性別、年齢、学歴で違いを持つかどうかをまず考えてみたら?」というもので

    社会学における「理論の実証」 - 社会学者の研究メモ
    contractio
    contractio 2011/11/12
    「「友人の作り方」に関心を持つ学生がいるとする。典型的にはその学生は人間のパーソナリティに注目しようとする」ははは。/「経済学では個人の行動を制約する(…)側面を強調する」
  • 第一回「連携」研究会を終えて - 社会学者の研究メモ

    「来ても10人くらいだろうから、ちっこい部屋でいいや」という予想を大幅に上回る30名の方が参加された「人文学・社会科学における質的研究と量的研究の連携の可能性・第一回研究会」を、無事終了致しました。(無事、といってもちょっと研究会体の時間を長く取りすぎて、最後はみなさんお疲れでしたが...。) 備忘録として、ここに当日の様子を書き留めておきます。 午前11時からは筒井の報告。研究会が始まる前から、午後に報告してくれる酒井泰斗さん(id:contractio)をすぐに認識できなかったり(6年ほど前にお会いした時と多少違って見えた)、予告なしに姿を見せられた稲葉先生(id:shinichiroinaba)をこれまたすぐに認識できてなかったり(ウェブの写真と違う...)、多少の焦りはありましたが、報告(「計量分析はどのようになされているのか:回帰分析を中心に」)自体はまあうまく行ったかなと思い

  • 斉藤博道(1982)「歴史科学における“理解”(Verstehen)と“説明”(Explanation)-その1-」 - 日本大学文理学部 人文科学研究所

    The Individual and Society in Tennessee Williams : An Analysis of the Case of the Crushed Petunias

  • 斎藤 博道(1971)「W・ドレイにおける歴史の"合理的説明"について」

    contractio
    contractio 2011/09/08
    『科学哲学』vol.4
  • 「統計オタク」の分析はつまらない? - 社会学者の研究メモ

    実践としての統計学 作者: 佐伯胖,松原望出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2000/01メディア: 単行購入: 48人 クリック: 629回この商品を含むブログ (16件) を見る 第5章「統計の実践的意味を考える」(佐藤俊樹) 研究会に向けて、同じ社会学者が書いた統計分析についてのエッセイということで読んでみた。頭を整理する意味で、サマリを作ってみた。 5.1 統計解析の「意味」 SPSSなどのソフトウェアの普及のせいで、意味もわからず「ハウツー」で統計分析をする人が増えて、統計学的に間違った分析が横行している。(例:全数調査でカイ二乗検定。) なぜ「ハウ・ツー」ユーザが増えたのか。それは統計パッケージソフトが普及して、統計学の知識がなくても結果だけは出せるようになったからである。(以前はそれができなかったので、結果を出す人は手順の意味を理解していた。) いくら統計パッケー

    「統計オタク」の分析はつまらない? - 社会学者の研究メモ
    contractio
    contractio 2011/09/03
    佐藤俊樹「統計の実践的意味を考える」へのコメント。
  • 第一回連携研究会のお知らせ - 社会学者の研究メモ

    下記PDFの要領で研究会を開催致します。参加希望の方は事前に告知文PDFにある連絡先までお願いします。会場がそれほど広くないので、万が一希望者多数の場合は参加制限することもございます。ご了承ください。 ワークショップ「人文学・社会科学における質的研究と量的研究の連携の可能性」第一回研究会(http://homepage3.nifty.com/sociology/files/renkei_flyer.pdf) 日時:9/19(月) 11:00〜 会場:立命館大学衣笠キャンパス末川記念会館第3会議室(正門から少し歩いて左側にある建物です。マップの22番です。) 主催:立命館大学人文科学研究所/立命館大学大学院社会科学研究科筒井淳也研究室

    第一回連携研究会のお知らせ - 社会学者の研究メモ
    contractio
    contractio 2011/08/27
    告知出たよ。9/19
  • Amazon.co.jp: 社会調査論: 浅川達人 (著), 佐藤健二 (編集), 山田一成 (編集): 本

    Amazon.co.jp: 社会調査論: 浅川達人 (著), 佐藤健二 (編集), 山田一成 (編集): 本
    contractio
    contractio 2011/07/05
    『見えないものを見る力』って改訂されてたのか。http://t.co/uJTMOXU
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