未削除だったネット上の違法情報件数 インターネットのウェブサイトなどで昨年、警察の削除要請を受けながら放置されたままの違法情報が5381件にのぼることが、警察庁のまとめでわかった。大手掲示板「2ちゃんねる」が大半を占め、多くが禁止薬物の売買情報という。 警察庁では、禁止薬物の売買や金融機関の口座譲渡などネット上の違法情報を財団法人インターネット協会が運営する「インターネット・ホットラインセンター」を通じて収集。削除が必要な情報は、サイト管理人らに削除を求めている。 2011年に警察が削除を求めた違法情報は全体で1万4924件で、9543件は削除された。 このうち「2ちゃん」のサイト管理人が削除を求められたのは5223件。そのほとんどの5068件が削除されず、放置された違法情報全体の94%を占めた。このうち、最も多かったのは禁止薬物の売買情報で4474件。他のサイトも含めた禁止薬物の