ものすごく想像上の話をします。 ゲゲゲの鬼太郎に登場する目玉おやじがよく浸かっている茶碗風呂には、ダルベッコ改変イーグル培地が使われているのではないでしょうか。 ダルベッコ改変イーグル培地(英語の頭文字をとってDMEM)は、RPMI1640培地と並んで使用されることが多い細胞培養用の培地。実験室で細胞を育てて増やすための、アミノ酸やビタミン、グルコースなど必要な成分が入った液体です。 目玉おやじはあれだけ眼球がむき出しになっているのだから、ドライアイや角膜炎を予防するために茶碗風呂を好むという見解もあるでしょう。しかし、その割には茶碗風呂に浸かっているのは目玉のところではなく、視神経から分化してできたと思われる体や手足の部分です。 目玉おやじは、どんなに踏み潰されてペッチャンコになっても目玉を潰されても、いつの間にか元どおりになっています。そんな不死身の肉体を可能としているのが、損傷によっ