京都府内の公立高のPTAで、会費や会計の在り方を見直す動きが出ている。7月には京都市立京都堀川音楽高(中京区)で前事務長がPTA会費約2600万円を私的流用していた問題が発覚し、「PTAと金」を巡る課題が浮き彫りになった。PTAがどのように会費を管理し、何に支出するのが適切か。学校や保護者は時代に合った形を模索している。 京都市北区の紫野高は、2018年度にPTAからエアコン12台の寄付を受けた。経費は約950万円。「教育活動に特別の事情が生じた時、生徒に還元される」としてPTAが会員から年2千円集めている特別積立金から支払われた。 PTAでは他に一般会費を年2500円、入会費を4千円徴収している。砂田浩彰校長は「学校としては寄付はありがたい。ただ繰越金が増えると管理も大変なので入会費や特別積立金の在り方を検討しては、と今の役員に提案した」と明かす。 京都堀川音楽高の私的流用問題では、PT
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