橋下徹大阪市長は7日、同市内で開かれた大阪維新の会を支援する経済団体主催の会合で、規制緩和によって同市のメインストリート・御堂筋沿いにある船場周辺に高級賃貸マンションを含む高層ビルが建設されることにふれ、「(企業経営者は)愛人2、3人住まわせて新しい船場にしてほしい」と発言した。 愛人を容認する趣旨にもとられかねず、女性からの反発も起きそうだ。 橋下氏は会合で約650人を前に「大阪の財界人は大阪で金を稼いで、(兵庫県の高級住宅地の)西宮、芦屋に住むというのはダメだ」と指摘。その上で「御堂筋に超高級レジデンス(居住棟)をつくるので、住んでほしい。愛人を囲う経営者も出てくる。そうすれば愛人専門の宝石店や高級ブティックができる」と述べた。一方で「僕は決して自分の奥さんには言えませんけど」とも語った。
日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)は27日、松江市教育委員会による漫画「はだしのゲン」の閲覧制限撤回に関連し、社説で「撤回」を求めた朝日新聞と毎日新聞を名指しし、「メディアが騒いで教委の決定を覆した。教委の独立性を完全に脅かした。独立性はいらないと言ったに等しい」と批判した。市役所で記者団に語った。 教委側に対しても「だらしない。独立性を自ら放棄したようなもの。判断に自信があるなら、朝日新聞や毎日新聞に言われようが、『教育的判断だ』といえばいい」と苦言を呈した。教委の独立性に関する自らの見解については「完全独立性はよくない。民意をある程度反映させなければならない」と述べた。【「はだしのゲン」閲覧制限撤回】 賛否渦巻く 「反天皇」記述に指導要領違反の指摘も
「例年の夏の寄付金」控訴審で改めて主張、「被買収」の渡辺典子・広島県議 広島高裁、4月18日判決予定 河井元法相大規模買収事件
大阪市の橋下徹市長は27日、補助金の削減を打ち出している文楽について、「ふに落ちないのは人形劇なのに人間の顔が見える。見えなくていい」と疑問を投げ掛けた。市役所で記者団に述べた。 文楽は、三味線奏者と人形遣い、物語を読み上げる太夫で構成。主役級の人形は3人で操られ、顔と右手の動きを担う「主遣い」は顔を出し、ほかの2人は顔や姿が目立たないように黒子の衣装を着るのが一般的だ。文楽協会によると、もともと人形遣いは全員が黒子だったが、太夫や三味線奏者の姿が見えていることに合わせ、ある時期から主遣いだけの顔を見せるようになった。ただ詳しい由来は分かっていないという。 市長は「重鎮の言うことに若手が何も言えない(文楽の)構造を変えないといけない。顔が見えると(作品の世界に)どうも入っていけない」と述べた。
大阪市の橋下徹市長の文楽批判が止まらない。27日には「人形劇なのに(人形遣いの)顔が見えるのは腑に落ちない」、前日には人気作「曾根崎心中」を批判するなど、わずか観劇2回で、文楽の様式や作品内容にまで発言がエスカレート。文楽には、人形遣い個人の魅力を楽しむため江戸時代から顔をみせるようになった歴史がある。観客動員の努力不足などを指摘する橋下市長の発言に一定の理解を示す文楽関係者らも「勉強不足では」と不信感を募らせている。(亀岡典子) 橋下市長が国立文楽劇場(大阪市)で文楽を鑑賞したのは26日夜。その後、竹本源大夫さん(80)ら人間国宝の楽屋を表敬訪問した後の記者会見で、「『曾根崎心中』の脚本は昭和30年に作られたそうだが、ラストシーンがあっさりしすぎ。ファン獲得のために演出を考え直すべきだ」と批判。記者の「文楽のほとんどが江戸時代に作られた。それでも見直しが必要ですか」との質問に、橋下市長は
関連トピックス橋下徹 大阪市の橋下徹市長は2日、2012年度の本格予算編成に向けた各部局との折衝で、大阪人権博物館(リバティおおさか、大阪市浪速区)の運営補助金を今年度限りで打ち切る方針を決めた。大阪府も同様に廃止方針を決めており、運営費の8割を両府市の補助金に依存する博物館の存続は厳しい状況となった。 橋下氏は、府知事だった2008年から「差別、人権などネガティブな部分が多い」などと主張し、展示内容の見直しを指示。これを受けて博物館側は展示をリニューアルしたが、松井知事と今年4月に視察した橋下氏は「子どもが夢や希望を抱ける展示になっていない」と批判していた。 橋下氏は会議後、報道陣に「ワンチャンスを与えたのに(見直しの指示に)沿ってやってくれなかった。今年度で収束してもらう」と、来年度からの補助打ち切りを明言した。今年度については、施設運営の最低限の経費として前年度比約600万円減
◇日本人が大事にしてきた義理人情の世界を伝えていくのが使命と思うてます。 「300年の伝統に恥じぬようにと精進してきた文楽が、あまりに軽く見られておるんです」。人間国宝の竹本住大夫さん(87)が憤る。その相手方は橋下徹・大阪市長。大阪府知事時代に文楽への補助金を半減させ、今、さらに大阪市からの補助金の削減方針を打ち出した。並み居る古典芸能の人間国宝をはじめ、全国の文化人の間に反発が広がっている。【戸田栄】 5月の東京・国立劇場での公演の幕あい。多忙を極める竹本さんだが、今回ばかりはと楽屋で取材に応じ、橋下市長を批判した。「文楽は、知事時代にいっぺん見に来はっただけです。その時は、こんなんに3時間も4時間も座ってんのはつらいと切り捨てはった。『2度目は行かない』とも言わはった。芸術や文化に対する理解がなさすぎる」 文楽に対して、橋下市長は容赦ない。 文楽は江戸時代に大阪で生まれた人形芝居で、
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