タグ

ブックマーク / gendai.media (21)

  • マイケル・ジャクソンも苦しんだ…「童貞いじり」をする社会は女性にも生きづらい(富岡 すばる)

    先日、僕はブリトニー・スピアーズに関する記事を書いた。それは彼女が長年に渡りメディアから受けてきた扱いについて、この20年間の記憶をたどりながら書いたものだ。 テレビのインタビューで「あなたは処女ですか?」と訊かれるなど、ブリトニーを取り巻くメディアのあり方は女性蔑視的であったと思う。彼女のファンとして、そして一人の男性として、そういった風潮に慣れてしまっていたことを一度省みたかったのだ。 ただ、その記事が出た際、ある反応をちらほらと見かけた。それは、「男性も童貞いじりをされる」というもの。 そうした意見をいくつも目にし、男性が味わう息苦しさも男性ライターとしてきちんと記事にしようと思った。そして、その息苦しさが女性蔑視といかに表裏一体であるかについても。 「あなたは童貞ですか?」 海外のインタビューで、ブリトニー・スピアーズが処女かどうか訊かれているのを観たのは2002年のこと。そしてそ

    マイケル・ジャクソンも苦しんだ…「童貞いじり」をする社会は女性にも生きづらい(富岡 すばる)
    ei-gataro
    ei-gataro 2021/04/08
    “「男らしさ」という概念には、女性を自分のモノにしているか、または女性を排除した男性ホモソーシャル内で支持を得ているかなど、そうした女性を軽んじる暴力性をはらんでいることが往々にしてある。”
  • 丸川珠代氏、山田真貴子氏…「わきまえる女たち」が築き上げた罪の重さ(浜田 敬子)

    「わきまえる」とは何か 森喜朗・元東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長の発言から1ヵ月余りが経ったが、あの発言によって日のジェンダーギャップの実態や構造や背景が次々と明らかになって、議論は沈静化するどころか広がっている。 中でも今回得心がいったのが、日の企業や組織で働いている女性には大きく分けて2種類いるということ、つまり「わきまえる女」と「わきまえない女」がいるということだ。森氏の「わきまえる」発言で、「そうかー、あの何とも言えない圧力は『わきまえろ』ということだったのね」と胸にストンと落ちた女性たちは多かったのではないだろうか。 そしてこの森発言の余波が収まらないのは、その後に起きたさまざまなこと、例えば森氏の後任をめぐる選考過程、選択的夫婦別姓制度をめぐっての女性議員の反応、全く別事件だけど総務省の接待疑惑…などで「わきまえた」女たちのサンプルを見せつけられたからだ。

    丸川珠代氏、山田真貴子氏…「わきまえる女たち」が築き上げた罪の重さ(浜田 敬子)
    ei-gataro
    ei-gataro 2021/03/16
    「わきまえ続けてると、組織内の空気は読めるけど、時代が読めなくなる」 どっかのお笑い芸人村みたい。仲間内に気を使い、逆に気を使うべき他の人々の存在は無視。政治家になってはならない人間が政治をやってる。
  • 映画『天気の子』を観て抱いた、根本的な違和感の正体(杉田 俊介) @gendai_biz

    日1月3日、夜9時から新海誠監督の『天気の子』が地上波で初めて放送される。映画公開時の2019年8月に批評家の杉田俊介が現代ビジネスに寄稿した同作の批評を再掲する。 【稿はネタバレを含みます】 「アニメ化する日社会」を批判するアニメ 新海誠監督の新作『天気の子』を観て、疑問を持った。その疑問について書く(今回は枚数制限があるため、他の新海作品との比較などは行わない。私の新海誠論については『戦争と虚構』(作品社、二〇一七年)を参照)。 『天気の子』の舞台は、異常気象でもうずっと陰な雨の止まない、東京オリンピック・パラリンピックの翌年の東京である。伊豆諸島の離島・神津島から何らかの事情で家出し新宿でネットカフェ難民となった高校生の森嶋帆高(ほだか)と、母を病気で失って弟の凪(なぎ)と二人で安アパートに暮らす天野陽菜(ひな)――天に祈ることで天候を晴れに変える力をもった「100%の晴れ女

    映画『天気の子』を観て抱いた、根本的な違和感の正体(杉田 俊介) @gendai_biz
    ei-gataro
    ei-gataro 2021/01/04
    "「大人」たちが抵抗すべきなのは、「仕方ない」という諦念と、無根拠な「大丈夫」という自己啓発的な全肯定" "決して「大丈夫」とは言えないこの社会を見つめて、それを変えていくこと"
  • 草津を「セカンドレイプの町」と断定…冷静さを失うリベラルへの疑問(御田寺 圭) @gendai_biz

    「女性町議リコール」にSNS騒然 2020年12月のインターネットで、SNSを中心にして大きな波紋が広がっている。 「町長から性被害を受けた」と主張(いわゆる#MeToo的告発)する町議会議員に対して、別の町議(町長とは別人であることは留意したい)が告発した町議のリコール(解職)を求めて署名活動を行い、住民投票を実施。結果として投票した町民の9割以上がリコールに賛成票を投じ、当該の町議は解職となった件だ。 〈群馬県草津町は6日、新井祥子町議に対する解職請求(リコール)の賛否を問う住民投票を行い、即日開票の結果、有効投票の過半数が賛成し、新井氏は失職することになった。確定投票数は「失職に賛成」が2542票で、「反対」208票。当日有権者数は5283人(男2645人、女2638人)で、投票率は53.66%だった。 新井氏は昨年11月、「町長室で黒岩信忠町長と性行為をした」などとする電子書籍を配

    草津を「セカンドレイプの町」と断定…冷静さを失うリベラルへの疑問(御田寺 圭) @gendai_biz
    ei-gataro
    ei-gataro 2020/12/22
    町長側が行った町議会議員に対する有無を言わさぬリコールとそれに伴う非常識な行為は綺麗にスルーできるのはなぜだろう。それは「暴力的」ではないのか?
  • カズ・ヒロさんは「日本の文化が嫌になった」とは言っていない(中川 まろみ)

    第92回アカデミー賞の「メイクアップ・ヘアスタイリング賞」を2019年公開の映画『スキャンダル(原題:Bombshell)』で特殊メイクを担当したカズ・ヒロさんが受賞した。2年前に続いて、2度目の受賞となる。 カズ・ヒロさんは昨年に米国の市民権を取得し、現在は日国籍ではなくアメリカ国籍なのだが、今回の授賞にあたり日の記者から「日での経験が受賞に生きたか」と問われ、こう答えた。 "Sorry to say but I left Japan, and I became American because I got tired of this culture, too submissive, and so hard to make a dream come true. So that's why I'm living here. Sorry".

    カズ・ヒロさんは「日本の文化が嫌になった」とは言っていない(中川 まろみ)
    ei-gataro
    ei-gataro 2020/02/18
    “日本では、「社会」は国や政府など、“何か上から与えられたもの”であるという意識が強いように思う。”
  • 大ヒット問題作『ジョーカー』共感と酷評がまっぷたつのワケ(御田寺 圭) @gendai_biz

    生きづらさの欲張りセット 先日封切られ、大きな反響を呼んでいる映画『ジョーカー(原題:JOKER)』。社会から軽視され軽蔑され疎外される男が、悪のカリスマ「ジョーカー」に堕ちていく姿を描いた作品だ。 記録的な大ヒットの一方で、米国では社会問題にまでなっている。ジョーカーに感化された人びとが暴力的な衝動に駆られ、社会不安の増大につながるのではないかという懸念が広がっている。地域によっては作の上映を見送ったり、映画館の周囲を警察官が警備にあたったりといった一幕もあったようだ。 作の舞台設定に、アメリカのみならず、先進各国における社会問題が色濃く反映されていることは、いくら監督のトッド・フィリップスが「政治的な映画ではない」とエクスキューズを入れていたとしても明白なことだ(https://eiga.com/news/20190924/14/)。 『ジョーカー』の主人公アーサー・フレックの生い

    大ヒット問題作『ジョーカー』共感と酷評がまっぷたつのワケ(御田寺 圭) @gendai_biz
    ei-gataro
    ei-gataro 2019/10/23
    “「ただしく」ふるまえない人びと”は原因ではなく結果。『万引き家族』とも通じるものがある。あの映画もただしくふるまえないあの「家族」を批判する者たちがいた。彼らの存在の理由を考える必要がある。
  • 「愛国」とは自国礼讃ではない…日本を「溺愛」する人に伝えたいこと(将基面 貴巳) @gendai_biz

    「愛国」という言葉、使用頻度の激増 日韓関係が緊張を増している今日、日国内で愛国ムードが高まっている。それが証拠に、ツイッターでは分刻みで「愛国」という言葉が飛び交っている。しかし、愛国への関心の高まりはごく最近の現象ではない。 最近公刊した拙著『愛国の構造』(岩波書店)で指摘したように、「愛国」という用語を含む雑誌記事は、1990年代後半から戦後初めて急激に増加し始めた。教育法改正問題で揺れた2006年にピークに達したのちは、やや沈静化の傾向が見られる。しかし、現在でも、戦後まもなくのレベルを超える高水準を保っていることにかわりはない(図参照)。 現代では「愛国」という言葉をメディアで目にすることが、戦時中と変わらないほど日常的になっているといっても過言ではない。 だが、そもそも愛国的であるとはどういうことなのか。「愛国」とは、すなわち、ナショナリズムである、という理解が一般に広く

    「愛国」とは自国礼讃ではない…日本を「溺愛」する人に伝えたいこと(将基面 貴巳) @gendai_biz
    ei-gataro
    ei-gataro 2019/09/01
    “世界には国がたくさんあるが、日本人ほど「愛国、愛国」と絶叫する国民は見たことがない、というのである。日本人が愛国的な国民に生まれ変わったのは20世紀が始まる寸前のことなのだ。”
  • 〈国民感情〉を理由に「表現の不自由展」が批判される日本の危うさ(明戸 隆浩) @gendai_biz

    海外作家たちからの抗議が噴出 あいちトリエンナーレ「表現の不自由展・その後」の展示が中止となって、2週間ほどが過ぎた。 この間、参加作家72組による声明発表(8月6日)、韓国2作家の展示取り下げ(同日)、脅迫FAX犯の逮捕(8月9日)、「表現の不自由展・その後」実行委員会による展示再開申し入れ(8月13日)、展示中止に抗議する海外9作家が展示の一時取り下げを要求(8月14日)、脅迫メール770通について被害届提出(同日)、「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」第1回の開催(8月16日)などの動きがあった。 この中でもっとも重要なものを一つ上げるとすれば、やはり14日の海外9作家による展示一時取り下げ要求だろう。これは「表現の不自由展・その後」中止に抗議し、それが再開されるまでの展示取り下げを求めたものだ。 この要求が記された公開書簡は、6日の時点ですでに展示を取り下げていたイム・ミヌク

    〈国民感情〉を理由に「表現の不自由展」が批判される日本の危うさ(明戸 隆浩) @gendai_biz
    ei-gataro
    ei-gataro 2019/08/21
    “「この表現はナショナリズムに反している」という基準による排除は反対意見が表明しにくく、いくらでも拡大解釈ができ、公権力に対して親和的でマイノリティに対して抑圧的な考えうる限りほぼ最悪の「表現規制」”
  • 納税額の低い人を「税金泥棒」と見なす社会は、どう克服されてきたか(石川 敬史) @gendai_biz

    納税額の低い人を「税金泥棒」と見なす社会は、どう克服されてきたか 私たちはこの達成をすぐに忘れてしまう そもそも国民の権利は、納税の「対価」なのか 近年、納税額の少ない人間を「税金泥棒」と呼ぶ言説が登場し話題になっている。この興味深い言説が登場した経緯を簡単に振り返ってみよう。 金融庁のワーキンググループによる報告書——「平均的な高齢夫婦の場合、毎月およそ5万円の赤字が続き、退職後の30年間でおよそ2000万円の不足が生じる」、「若いうちから積立、分散、長期の投資などを奨励」——を受けて6月4日に麻生太郎財務相が記者に対して、「100まで生きる前提で退職金って計算したことあるか?」と説教を始めた映像に国民の多くが面らった。 報告書に示される、威圧的な文字列に恐慌を覚えたこともさることながら、なぜこの財務大臣は、「100年安心」という建前を反故にする内容をこうまで偉そうに語ることができるの

    納税額の低い人を「税金泥棒」と見なす社会は、どう克服されてきたか(石川 敬史) @gendai_biz
    ei-gataro
    ei-gataro 2019/06/25
    成金のクズが我が物顔で威張り散らす世の中って、まさしく戦前そのまんま。
  • 共演者も仰天した、怪優・田中裕子『おしん』撮影秘話(週刊現代) @gendai_biz

    並樹 つまり、完全に役柄になりきって振る舞ってしまう。 東 私は裕子ちゃんのラストシーンの撮影現場に行き、「おつかれさま」と言ってお花を渡しました。撮影中はまったく弱みを見せなかった裕子ちゃんが涙を流していたのを覚えています。 並樹 命がけで演じた役柄ですからね。 木俣 田中さんご自身は、『おしん』が国民的ドラマになったのをどう思ってたんでしょうね? 並樹 今思うと若気の至りですが、僕ですら文学座俳優のプライドというか、演劇からNHKの朝ドラというまったく違う環境にきて、「俗」に触れてしまったというショックが当時はあったんです。 裕子さんは僕の何倍もそういう葛藤があったと思います。彼女は朝ドラ自体は『マー姉ちゃん』で経験していましたが、『おしん』は国民的ドラマになってしまった。 おしんフィーバーのなか、撮影現場に自民党の議員が視察に来たこともあるんですが、その際、裕子さんに言われました。「

    共演者も仰天した、怪優・田中裕子『おしん』撮影秘話(週刊現代) @gendai_biz
    ei-gataro
    ei-gataro 2019/06/25
    “おしんフィーバーのなか、撮影現場に自民党の議員が視察に来たこともあるんですが、その際、裕子さんに言われました。「並樹くん、絶対歯を見せないようにしようね」って。” 今の芸能人は爪の垢でも煎じて飲め。
  • 見知らぬ金髪男性から「単なるモノ」として見られた私の絶望感(小野 美由紀)

    「ここ、連れ込み宿でしょ?」 ある日の夜、いつものように近所のカフェで原稿を書いていると、突然、バン、と大きな音を立てて扉が開き、 「何、ここ、どういう場所?」 金髪の大柄な男が、ビールを片手になだれ込んできた。 「ここ、あれでしょ?連れ込み宿でしょ?」 ゲストハウスの一階にあるそのカフェは、外国人旅行客と地元の常連が入り混じり非常に和やかな雰囲気だった。 私は眠れない時や締め切り間際、家から徒歩数分のそのカフェに出かけて行き、深夜まで原稿を書くことが多かった。 「あ、わかった、ここラブホでしょ? この場にいる人たち、これから全員パコるわけだ」 それまで流れていた静かな空気とはまるで不釣り合いな大声に、驚いて皆、顔を上げた。 男は酔っているらしく、足元がおぼつかない。 片手に持ったハイネケンのビンが、ふらふらと空中をさまよっている。 「デリヘル呼んでも良い? そういう宿なんでしょ? それと

    見知らぬ金髪男性から「単なるモノ」として見られた私の絶望感(小野 美由紀)
    ei-gataro
    ei-gataro 2019/01/20
    男でも赤の他人からいきなりからかわれたり笑われるとこういう気持ちになる。
  • 「日本スゴイ」で失敗し、日中戦争で大復活した新潮社雑誌の興亡史(辻田 真佐憲) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    かつて『日の出』があった。新潮社が1932年から1945年まで刊行していた大衆雑誌だ。 「日スゴイ」企画などで売り出すも大苦戦し、会社を経営危機の寸前にまで陥れるも、1937年7月の日中戦争の勃発によって急回復、その後は当時数多あった戦意高揚の雑誌としての役割を務め、敗戦と同じ年に寂しく消えた。 その当時の同社社長は佐藤義亮。『新潮45』のLGBT特集問題に絡み、「良心に背く出版は、殺されてもせぬ事」との言葉が注目されている人物だ。 とすると、当然ながらこんな疑問が湧いてくる。『日の出』の戦意高揚は良心に背かない出版だったのか、と。ほとんど忘れられた『日の出』を、改めて読み直すべきときは今である。 「日スゴイ」で売り出すも大失敗 『日の出』は、1932年8月に創刊された。当時隆盛を極めていた講談社の『キング』などをモデルに、佐藤社長が、満を持して送り出した大衆雑誌だった。 同年1月には

    「日本スゴイ」で失敗し、日中戦争で大復活した新潮社雑誌の興亡史(辻田 真佐憲) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
    ei-gataro
    ei-gataro 2018/09/24
    “日本人は知能指数が高く、盗みをせず、精神力で器械力を征服し、世界に誇る工芸品を数多生み出し、海外の一流学校で大抵首席であり、体躯の面でも欧米人を凌駕しているのだ―”歴史から何も学んでない人間多すぎ。
  • ゆず新曲に「靖国・君が代」がいきなり登場、どう受け止めるべきか(辻田 真佐憲) @gendai_biz

    外国人の友達と靖国神社に参拝? 人気フォークデュオ・ゆずの新曲「ガイコクジンノトモダチ」(北川悠仁作詞・作曲。4月4日発売のアルバム『BIG YELL』に収録)の内容が政治的だとして話題になっている。 一部で炎上状態といっていいほど盛り上がっているが、当に政治的に危険なものなのだろうか。 筆者は、政治音楽の関係を長らく調べてきたので、どれどれと思い、さっそく歌詞を読んでみた。すると、うーんと唸ってしまった。 まずは、その内容を確認してみよう。 外国人の友達ができた。その友達は日が好きで、「あなたは[日の]どこが好きですか?」と訊いてくる。それにたいし「僕」は、自分が生まれ育った国に無知なことに気づき、少し戸惑ってしまう。 <なのに 知らないことばかりじゃないのか?> ここまでなら国際交流につきものの話だ。だが、歌詞はここから急展開する。 <なのに 国歌はこっそり唄わなくっちゃね>

    ゆず新曲に「靖国・君が代」がいきなり登場、どう受け止めるべきか(辻田 真佐憲) @gendai_biz
    ei-gataro
    ei-gataro 2018/04/15
    忌野清志郎のロック版「君が代」と、この権威・権力擦り寄りコンビとではその精神や姿勢が正反対。勝手に一緒にすんなと言いたい。林檎といい柚子といい、これ以上この国の四十路と果物を貶めないでほしい。
  • 日本のドラマがこの10年で急速につまらなくなった、本当の理由(田崎 健太) @gendai_biz

    今年もまもなく、各局のテレビドラマが秋の改編期を迎える。しかし近年、「見たいドラマがない」と嘆いている人も多いのではないだろうか。 芸能界・テレビ界の構造と内幕を、当事者への取材で明らかにする田崎健太氏のレポート。今回は、これまで誰も踏み込まなかったドラマ制作の「現場」から、その凋落の理由を解き明かす。 あるプロデューサーの自嘲 少し前、老人ホームを舞台としたテレビドラマ『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)が昼間の放映にもかかわらず高視聴率を記録し、話題となった。82歳になる脚家の倉聰は、このドラマを書いたきっかけは「同年配の友人たちが『見るテレビ番組がない』と漏らしたことだ」とインタビューで語っている。 大人の鑑賞に堪えるテレビドラマがほとんど存在しない、というのは多くの視聴者が感じていることだろう。 人気ドラマが軒並み25%~35%の高視聴率を誇った1990年代と比べると、現在のドラマ

    日本のドラマがこの10年で急速につまらなくなった、本当の理由(田崎 健太) @gendai_biz
    ei-gataro
    ei-gataro 2017/09/06
    今の視聴者は出来のいいドラマをTVに求めてない。萌えられるキャラが出てきてTwitterでみんなでワイワイ楽しめればいいと考えている。もうそれは変わらないかも。
  • 「ヤンキー先生」とは一体なんだったのか? 疑わしき「熱血」の正体(後藤 和智) @gendai_biz

    いまだに肯定的に語られる「ヤンキー先生」像 2017年6月、安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」への利益供与問題で、それを内部告発した文部科学省の職員に対し、義家弘介・文部科学副大臣が国家公務員法(守秘義務違反)での告発を考えていると答弁したことが報道されました。 自由党の森ゆうこ議員の「今回告発した人は公益通報者にあたるのではないか」という質問に対し、義家副大臣はこのように返したと言います。 義家氏は「文科省の現職職員が公益通報制度の対象になるには、告発の内容が具体的にどのような法令違反に該当するのか明らかにすることが必要だ」と説明。さらに森氏が「『(告発者を)守る』と言えないのか。勇気を持って告発した人たちの権利を守ると言って欲しい」と求めると、義家氏は「一般論」と断った上で、「告発内容が法令違反に該当しない場合、非公知の行政運営上のプロセスを上司の許可無く外部に流出

    「ヤンキー先生」とは一体なんだったのか? 疑わしき「熱血」の正体(後藤 和智) @gendai_biz
    ei-gataro
    ei-gataro 2017/06/25
    ヤンキーだろうがモンキーだろうが自分を“キャラ”で売ってる政治家にろくなのはいない。
  • 安倍政権に教えたい。前川前次官を「逮捕」するのは不可能です(牧本 公明) @gendai_biz

    学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題で、「総理のご意向」を示す内部文書が存在すると、文部科学省の職員が内部告発したことについて、義家弘介文科副大臣が「(一般論と前置きしつつ)国家公務員法違反になる可能性がある」と発言したことが、大きな波紋を呼んでいる。 義家副大臣の発言があった6月13日の参議院農水委員会については、「勇気を持って告発した職員たちの権利を守ってほしい」という自由党の森裕子議員の訴えに対して、処分の可能性を示唆した義家副大臣に対し、ネット上に「ペーパーの棒読みに見えた」といった意見が相次いだ。 発言の真意が見えない、というのが現状ではあるが、いずれにしても今回の内部告発を理由に、文科省が現職の職員たちを処分することは当に可能なのか。公務員による公益通報に詳しい松山大学の牧公明准教授は、義家副大臣の言う「国家公務員法違反になる可能性」を否定する。 まず、国家公務員の守秘義

    安倍政権に教えたい。前川前次官を「逮捕」するのは不可能です(牧本 公明) @gendai_biz
    ei-gataro
    ei-gataro 2017/06/21
    “本来、国家機関が保有する情報は、すべて主権者である国民のものであり、政府の都合で隠したりすることは許されません。” 当然のことなのにわかっていない人間が多すぎる。
  • 50年間、朝ドラを見てきた私が断言したい「『ひよっこ』はスゴい」(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    50年、連続テレビ小説を見てきたが… 『ひよっこ』がいい。 NHK朝の連続テレビ小説である。 有村架純が主人公。彼女はいま、昭和40年を生きている。 これまでの連続テレビ小説とは少し違う。 彼女は何者でもなく、何も目指していない。 断然違うと言ってもいい。 何となく連続テレビ小説を見はじめて50年(自分で書いていてくらくらする)、録画するようになって30年(だいたい全話録画している)、これまで見てきた連続テレビ小説と、根のところで違った作品だとおもう。 大雑把にいえば、これまでの連続テレビ小説は〝積み上げていくドラマ〟であったのに、今回の『ひよっこ』は〝失われたドラマ〟なのだ。 でも、哀しくはない。喪失の哀しみは描かれていない。そこがすごい。後半にかけて回復のドラマとなるかとおもうが、とにかくつねに喜びの物語になっている。 ひとことで言うなら、すばらしいドラマだ。 これまでのパターンとど

    50年間、朝ドラを見てきた私が断言したい「『ひよっこ』はスゴい」(堀井 憲一郎) @gendai_biz
    ei-gataro
    ei-gataro 2017/06/08
    乙女寮でのひと月はとてもよかったけど、すずふり亭の話になったとたんにコントっぽくなったのが若干不安。
  • ディズニー映画から「王子さま」が消えた…変わりゆく女子の幸せ(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    姿を消した王子さま ディズニーの新作アニメ『モアナと伝説の海』は海のプリンセスの物語だ。 モトゥヌイ島の村長の娘モアナは、危難に陥った島を助けるため、一人きりで船を操り大洋を越え、半神半人マウイを探し、怪物テ・カァと対決する。 モアナは、人口数百人ほどの島の長の娘である。規模の小さい村ではあるが、いちおう、プリンセスである。モトゥヌイのプリンセス、モアナ。 ただ、ここにはロマンスがない。これっぱかしも恋愛要素が出てこない。完全なる冒険物語である。 ここまでロマンス要素のないプリンセス物語も珍しい。そもそも登場人物が少なく、王子さまはおろか、モアナの恋愛対象になる人物がまったく登場してこない。 王子さまはディズニー映画より姿を消しつつあるようだ。 王子さまでは幸せになれない? かつて20世紀のディズニー・プリンセス物語は、最後は王子さまと一緒になって、幸せに暮らす、というのが基だった。 結

    ディズニー映画から「王子さま」が消えた…変わりゆく女子の幸せ(堀井 憲一郎) @gendai_biz
    ei-gataro
    ei-gataro 2017/04/09
    イケメン王子が自分を見初めてくれる「恋愛ポルノ映画」にティーンエイジャーの女の子たちがいまだに夢中になってるこの国とは、女性たちの意識に遥かに隔たりがありますな。それはこの国全体の問題でもあるのだが。
  • 日本人が終戦まで「特攻」を止められなかった、驚きの理由(栗原 俊雄) @gendai_biz

    特攻。「十死零生」の作戦はなぜ生まれたのかを探る連載。最終回は、次第に「成功率の低い作戦」と判明していく中で、それでもなぜこの作戦を止めることができなかったのか。その「謎」を紐解く。毎日新聞・栗原俊雄記者のスペシャルレポート。 (前・中篇はこちらから http://gendai.ismedia.jp/list/author/toshiokurihara) 「お前ら、覚悟しろ」 「特攻隊を志願しましたか?」 筆者がそう問うと、江名武彦さん(1923年生まれ)は答えてくれた。 「いえ。意思を聞かれることはありませんでした」 早稻田大学在学中の1943年12月、江名さんは学徒出陣で海軍に入った。航空機の偵察員となり、茨城県の百里原航空隊に配属された。前任地の静岡県・大井海軍航空隊から百里原に到着したとき、上官が言った。 「お前たちは特攻要員で来たんだ。覚悟しろ」 特攻隊員になるかどうか、聞かれ

    日本人が終戦まで「特攻」を止められなかった、驚きの理由(栗原 俊雄) @gendai_biz
    ei-gataro
    ei-gataro 2016/11/14
    愚かしき「特攻精神」は現在も連綿と続き、私たち日本人を蝕んでいる。
  • 欅坂46「ナチス風衣装」の世界的炎上、いったい何が問題なのか?(辻田 真佐憲) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    「欅坂46」のコスチューム騒動 日の女性アイドルグループのコスチュームが世界的に物議を醸している。 「欅坂46」が、10月22日に横浜で行われたハロウィーンコンサートにおいて、ナチス・ドイツの軍服(制服)に似たコスチュームを着用。これがSNS上で問題視され、海外メディアにも波及し、31日、ついに米国のユダヤ系人権団体「サイモン・ヴィーゼンタール・センター」が謝罪を求める声明を出すにいたったのである。 これに対する対応は早かった。11月1日、「欅坂46」所属元の親会社であるソニー・ミュージックエンタテインメントはウェブ上で「認識不足」だったと謝罪し、プロデューサーの秋元康も「ありえない衣装」だったと同じく謝罪のコメントを発した。 この騒動が今後どこまで大きくなるのかはまだ予断を許さない。だが、現在のところ次のことがいえる。 (1)これまで日で寛容に扱われてきた「ナチカル」が、情報環境や政

    欅坂46「ナチス風衣装」の世界的炎上、いったい何が問題なのか?(辻田 真佐憲) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
    ei-gataro
    ei-gataro 2016/11/06
    確固たる信念も信条もなく、ただ力の強い者に追従していく、秋元康とはそういう存在だろう。そして都合が悪くなれば下っ端を身代わりにして自分は逃げる。だからこそ危険。