WH-1000XM4が発売されたが、aptXが排除されたことで、ネットの一部では騒ぎになっている。これを機にこの記事ではBluetoothコーデックについて分析していきたい。 Bluetoothのオーディオ(A2DP)には圧縮方式がいくつかあり、SBC、AAC、aptX(HD)、LDACなどがあり、一部の人は「aptXは他よりも音質が良く遅延も少ない」と吹聴している。本当だろうか? 長い記事になったので、結論を先に書く。詳しく知りたい方は、下にスクロールして詳細を読んでほしい。 SBC、AptXで音質に違いを見出すことは難しい (※aptX HD はまた別の話です)PC(macOS)上ではSBCとの間で32ミリ秒の差があり、 再生遅延はaptXで180ms程度、SBCで210ms前後であると考えられるAndroid上ではどのコーデックでも遅延は大して変わらず、最低でも200ms、平均して3
最近観た映画Blu-ray Discのなかで、音響効果のすばらしさで印象に残った作品は? ともし問われれば、ぼくは即座に「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」「ヒューゴの不思議な発明」(これは米国盤だが)の3タイトルを挙げる。 ハリウッドの最新映画音響技術の精華がふんだんに盛り込まれたこの3作品、すべてサラウンドバック・チャンネルに信号が記録された7.1ch収録作品である。ちなみに音声コーデックは「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」がドルビーTrue HD、「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」「ヒューゴの不思議な発明」はDTS HDマスターオーディオ。いうまでもなく、両者ともBlu-ray Disc最高品位のロスレス・サウンドである。 実際にこの3作品を5.1chと7.1chシステムで聴き比べて観ると、劇伴音楽の安定感、
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