【新華網】 中国人による香港や海外での粉ミルクの買い占めは、現地住民を悩ませているが、中国人消費者が食品の品質の要求を高めていることは、海外食品メーカーにチャンスをもたらしている。中国本土産の粉ミルクの品質不安から、中国本土住民による粉ミルク買い占めはドイツ、オランダ、香港などでも頻発している。春城晩報が伝えた。 【その他の写真】 過去1年間、ニュージーランドやオーストリアなどの国のスーパーで、乳幼児粉ミルクの商品棚に、購入制限の通達が貼り付けられるようになった。しかし、たとえこの購入制限が効果を発揮したとしても、安全な食品に対する中国人の渇望と高い購買力は人々の印象に残された。ニュージーランド乳産業は「信用危機」に遭遇する以前、中国に乳製品を多数供給している。オーストラリア乳製品企業は中国の輸入粉ミルク引き下げを喜んで受け止め、中国市場を有望視している。 13年初め、オーストラリア