ソフトバンクは9月15日、JR西日本との自動運転と隊列走行技術を用いたBRT(Bus Rapid Transit:バス高速輸送システム)の開発プロジェクトにおいて、11月から広島県東広島市の公道での実証実験を開始すると発表した。2024年2月まで実施する。 実験区間は、広島県東広島市の公道となる、JR西条駅と広島大学東広島キャンパスを結ぶ県道・市道(愛称:ブールバール)。実験車両は、連節バス・大型バスの計2台となる。なお、自動運転と隊列走行技術を用いたBRTの公道における実証実験は、日本初になるという。 自動運転・隊列走行技術の社会実装に向けた課題の検証・洗い出しが目的。また、BRTや自動運転・隊列走行など、新技術への関心の向上も狙う。 具体的には、電波状況や勾配などの自動運転に影響を与える走行環境の検証や、節バスと大型バスの2台による自動運転・隊列走行の実証走行と課題の検証を実施する。実