高知県土佐市が所有する施設の飲食店への退去要求をめぐるSNSの投稿がインターネット上で拡散し、市に脅迫メールが届くなど市民生活に影響が出ています。土佐市の板原啓文市長は「市にも責任の一端がある」として、この問題の解決に取り組む考えを示しました。なぜ問題がここまで大きくなったのか。地元・NHK高知の記者が取材しました。 【目次】 ・市長「市にも責任の一端がある」 ・そもそも何が起きているの? ・きっかけは?なぜこじれた? ・NPO「今後説明したい」 ・飲食店「円満な解決を」 ・市は飲食店の投稿内容に反論 市長「市にも責任の一端がある」 問題が注目されたのはことし5月。高知県土佐市が所有する新居地区の観光交流施設「南風」(まぜ)をめぐって、この施設を利用する飲食店が、施設を管理するNPOから退去を要求されたことなどをSNSに投稿したことがきっかけです。 店のツイートは6/5時点で1億3000回