韓国ソウル(Seoul)で、通信大手KTのショップで米アップル(Apple)のタブレット型端末「iPad」を手に取る顧客(2010年11月30日撮影)。(c)AFP/JUNG YEON-JE 【7月15日 AFP】米アップル(Apple)の韓国法人は14日、多機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)」の位置情報収集によって精神的な被害を受けたとして慰謝料を求めていた韓国のユーザーに対し、裁判所命令に従って100万ウォン(約7万5000円)を支払ったことを明らかにした。 このユーザーは、慶尚南道・昌原(Changwon)の弁護士、キム・ヒョンソク(Kim Hyung-Suk)氏(36)。キム氏は、iPhone位置情報の記録機能が個人のプライバシーと自由を保障した韓国の憲法に抵触していると主張し、精神的な苦痛を与えられたとして4月26日、アップルに100万ウォンの慰謝料を求める訴訟を昌原地裁