小説作品における性的虐待の描写が児童ポルノに該当するとして訴追されていたカナダ・ケベック州の作家と出版担当者に対し、ケベック州上級裁判所が無罪を言い渡しました(9月24日)。 事案の概要は次の記事に詳しくまとめられています。 ★Gigazine:「父親が娘に性的暴行するシーン」を書いた小説家が「児童ポルノ製造容疑」で逮捕される https://gigazine.net/news/20200107-author-charged-with-child-porn-novel/ 問題となったのは、2017年9月に出版されたケベック州の作家イヴァン・ゴッドバウト氏の著作「Hansel et Gretel(ヘンゼルとグレーテル)」。この作品は同じタイトルのグリム童話「ヘンゼルとグレーテル」にホラーテイストを加えたリメイクです。ゴッドバウト氏の「ヘンゼルとグレーテル」には「父親が娘に性的暴行を行う」とい