7月の有効求人倍率は全国平均で1.29倍となり、7か月連続で上昇しました。また、2年3か月ぶりに、すべての都道府県で有効求人倍率が1倍を超えました。 厚生労働省によりますと、仕事を求めている人、1人に対して何人の求人があるかを示す有効求人倍率は、7月は全国平均で1.29倍でした。 前の月を0.02ポイント上回り、7か月連続で上昇しました。 また、企業からハローワークに出された新規求人は去年7月より12.8%増えて、前の年の同じ月を16か月連続で上回りました。 新規求人を産業別に見ると、去年7月と比べて、 ▽「宿泊業・飲食サービス業」は、プラス47.7% ▽「運輸業・郵便業」は、プラス14.7% ▽「製造業」は、プラス14.5% などとなっています。 都道府県の有効求人倍率を就業地別でみると、最も高いのは、 ▽福井県で2.10倍 次いで、 ▽島根県が1.90倍 ▽富山県が1.76倍でした。