エジプト・カイロ(Cairo)の教会前で警備にあたる兵士(2011年5月10日撮影、資料写真)。(c)AFP/KHALED DESOUKI 【8月10日 AFP】米非営利調査機関ピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center)は9日、2006~2009年の間に宗教に関係する暴力や迫害が増加したとの調査結果を発表した。迫害の対象となるのは、主にキリスト教徒とイスラム教徒だという。 ピュー・リサーチ・センターの「宗教と国民生活に関するピュー・フォーラム(Pew Forum on Religion and Public Life)」は、「調査の結果、(06年半ばから09年半ばまでの)3年間の調査期間中に、キリスト教徒に対する政府、もしくは社会によるハラスメントは130か国(66パーセント)、イスラム教徒に対するハラスメントは117か国(59パーセント)で確認された」と述べた。