Amazon.co.jpの電子書籍売買プラットフォーム「Kindle」において、集英社の漫画の最新巻が海賊版サイト「漫画村」のロゴを付した状態で無断販売されていたことが明らかになりました。集英社広報部は「ただいま把握したところで、もちろん正規版ではありません。関連部署に問い合わせるなど至急対応します」と今後の対応について答えました。 無断販売されていた作品のページ 無断販売されていたのは、人気作品『ゴールデンカムイ』(野田サトル)の最新13巻。正規版の発売日から1カ月遅れとなる4月20日から販売されており、価格は400円と定価の527円よりも安く設定されていた他、定額読み放題サービス「Kindle Unlimited」にも配信されていました。ページの開き方も、本来の左開きではなく右開きになっています。 当該電子書籍の中身 スミに「漫画村」のロゴが マスコットキャラが印字されているのもある
本日4月22日13時~17時まで、千代田区一ツ橋の学術総合センターで、「著作権侵害サイトのブロッキング要請に関する緊急提言シンポジウム」が開催されています。この中でブロガー、著作家の山本一郎さんが登壇し、海賊版漫画サイトの「漫画村」についての調査結果を語りました。 以下、やまもといちろうさんによるスライド 山本一郎さんによると、「漫画村」は2017年11月時点で月間6000万円前後の売上があったと推測。収入源の1つはサイトに掲載されている広告で、最も売上として大きかったのは“大手アダルトサイトD社”(山本一郎さんいわく「アダルト系でDがつく会社というとあまり多くはないと思われますが」とのこと)からの月間売上約350万円。掲載頻度が20%に設定されており、アドネットワークでの月間売上はおよそ1900万円とのこと。 海賊版サイトの主な収入について 「漫画村」の場合。月間6000万円前後の売り上
漫画・アニメなどの海賊版サイト問題を巡り、特定のサイトへの通信を遮断する「サイトブロッキング」が適当であるとの見解を政府が発表したことを受け(関連記事)、漫画家のちばてつや氏は公式サイトで、今回の緊急対応への危惧と、海賊サイトへの怒りをあらためて表明しました。 ちばてつや公式サイト ちば氏は冒頭、今回の政府の判断について「まずは日本が国をあげて『マンガの危機』に真剣に向き合ってくれていることに、とても心強さを感じました」とコメント。しかし同時に、表現者という立場から、ブロッキングという手段については「諸刃の剣になりかねない」とも危惧しているといいます。また同時に、そんな手段すら検討せざるを得ない「海賊版サイト」の存在にあらためて「強い憤りを感じる」とも。 海賊版サイトへの緊急対策決定について発表する菅義偉官房長官(ニコニコ生放送より) 海賊版サイトによって若い漫画家が苦しめられている現状を
政府がISPに海賊版サイトの遮断を要請と報道4月6日付の毎日新聞の報道によると、政府は国内に拠点を置くインターネット接続業者に対し、ネット上で漫画や雑誌を無料で読めるようにしている海賊版サイトへの接続を遮断する措置を実施するよう要請する調整に入った。 ISPによるサイトへの接続遮断はブロッキングと呼ばれ、通信の秘密との関係で重大な問題をはらんでいるが、日本ではブロッキングの許容性を慎重に検討した上、ISPは児童ポルノに絞っては「緊急避難」に当たると判断し、2011年から事業者による自主的な取り組みとして実施されてきた。 今回の要請に法的根拠、法的効果はなく、事業者が要請を受け入れた場合には、司法の場で電気通信事業法第四条の定める通信の秘密に抵触すると判断される可能性があり、その場合のリスクはISP自身が負わねばならない。 記事によると政府は海賊版サイトの遮断が「緊急避難」に当たると整理した
MANGA議連の会長を務める、自由民主党所属の衆議院議員・古屋圭司氏 (C)oricon ME inc. 今、漫画や雑誌を無料で読めるインターネットの海賊版サイト『漫画村』が社会的な問題となっている。漫画業界が一丸となって危機感を表明する中、クールジャパンを推し進める政府もこうした事態に敏感に反応。菅義偉官房長官は19日の記者会見で、海賊版サイトの違法性に言及すると共に、サイトの遮断措置といった対策を検討していると発表した。そこで今回、超党派で作る議員連盟『MANGA議連』会長の衆議院議員・古屋圭司氏に、政権与党として海賊版サイト問題とどう向き合うのかを聞いた。 「法律が追いついていない」 ネット社会の歪を浮き彫りにした『漫画村』問題 まず大前提として、『漫画村』は違法なのか否か。その点についてはネットでも喧々囂々の議論がなされている。しかし古屋氏の答えは明確だ。「漫画村の“運営”は明らか
(3/7 おま国について追記) 「海賊版を止める最適の方法は、DRMの最適化じゃない。ただ海賊版よりももっと良いサービスを提供するべきなんだ。」 -ゲイブ・ニューウェル Valve Softwere 業務執行取締役 How Valve experiments with the economics of video games – GeekWire news.livedoor.com 酷い話である。 私はマンガの業界事情について大して知り得てないのだが、何故ここまで無法地帯になってしまったのか、怒りを通り越して頭痛がする。 ともあれ、こうした「割れ」問題はゲーム業界においても無縁ではない。というか、10~20年以上前は割れ厨こそPCゲーム業界を滅ぼすとさえ言われていた。 例えば、2012年にはUBIsoftのCEOが「PCゲームの93%以上が海賊版でやってられない」*1と発言して物議を醸した
人気漫画「ワンピース」の内容を発売日前にインターネットに載せた被告の男に25日、有罪判決が出た。「ネタバレサイト」として閲覧者を集め、広告料収入を得た事件。なぜ、発売日前に雑誌の内容を載せられるのか。 熊本地裁で著作権法違反の罪で懲役1年6カ月執行猶予3年、罰金50万円の判決を受けたのは沖縄県の男(30)。2012年ごろから、ワンピースが連載される週刊少年ジャンプ(集英社)を発売前に入手し、スキャンした画像数枚とストーリーがわかる文章を合わせてサイトに掲載して著作権などを侵害した。17年7月までに広告料収入約7千万円を得たとされる。著作権法に詳しい小林利明弁護士によると、漫画の1コマにも著作権が発生するため、多くの人が見られる状態でネットに公開すれば著作権法違反に問われうるという。 集英社によると、1997年に連載が始まったワンピースはこれまで87巻が発行され、累計発行部数4億3千万部の超
インターネットで海賊版漫画をタダ読みできるリーチサイト(誘導サイト)「はるか夢の址(あと)」をめぐる著作権法違反事件で、サイトの閲覧者数は月約1400万人にも及んでいたことが、大阪府警などの合同捜査本部の調べでわかった。出版社などの被害額は約4142億円と算定され、著作権保護団体が把握する過去最大規模。専門家は利用者が安易に海賊版を手にしてしまう問題も指摘する。 府警によると、2008年に開設された「はるか夢の址」は会員約3200人が毎月約1万9500件の海賊版リンクを投稿する巨大サイト。ここを通じてダウンロードされた海賊版は今年7月に強制捜査を受けて閉鎖するまでに毎月300万点に及んだとみられる。海賊版には「NARUTO―ナルト―」「ワンピース」や「ドラゴンボール」「名探偵コナン」など多数の漫画が含まれていた。 海賊版の投稿数に応じた「ゴールド」「シルバー」といった会員ランクの付与や、海
「海賊版が跋扈(ばっこ)する海外市場で“本物”は売れるのか」――アニメイトや講談社など5社が出資するジャパンマンガアライアンス(JMA)は2月28日、同社がタイで展開している漫画・アニメグッズの販売店について、取り組み内容を報告した。売上額は想定以上で「初年度から黒字化する見込み」という。 JMAは、アニメイト、KADOKAWA、講談社、集英社、小学館が2015年9月に設立した合弁会社。日本発のアニメや漫画が海外で人気になる一方、海賊版が流布している現状を問題視し、「海外ファンが本物の作品やグッズに触れる機会を増やす」という目標を掲げている。第1弾の取り組みとして、同社は昨年2月にタイ・バンコクに“タイ版アニメイト”「JMA バンコク店」をオープンした。 海賊版があるのに「これだけ売れるとは」 「海賊版の影響もある中で、これだけ売れるとは」――JMAの國枝信吾社長は、出店から1年間をそう振
現在テレビ東京系で放送中のアニメ「しろくまカフェ」の原作で、小学館の月刊誌「Flowers」連載中の同名マンガが無期限休載となることが明らかになりました。 詳細は以下の通り。 ◆突然の休載宣言 「しろくまカフェ」原作者のヒガアロハ氏のTwitterによると、今月号の「Flowers」から同作は無期限の休載となるそうです。 Twitter / alohahiga: つぶやくタイミン Twitter / alohahiga: 今のところ無期限 ◆アニメ化にあたって、原作者が意見を述べる場などは与えられず アニメが放送開始されて2ヶ月が経過した矢先に行われ、多くのファンを驚かせることとなった今回の休載宣言。ヒガアロハ氏は自身のTwitterでアニメ化にあたって、原作者が意見を言う場が設けられていなかったことを明かしています。 Twitter / alohahiga: <シリアスな話なので注意>.
・・・・あなたは、「Winny」や「Share」やその他ネット掲示板などで、 マンガの違法なZIPファイル*1 を入手したことがありますか? え? ある? それはいけませんねぇ〜。しかしまあ、誰でも一度くらいはありますよね。 ・・・・で、そのマンガZIPファイル、どうしてます? え・・・まだ持ってるんですか? 恐らくその作品は、あなたにとって大切な、そして大好きなマンガ作品なのだと思います。(^^) でも、その違法ファイルを大切に持っている事が、作品自体を傷付け、また 「これ持っている事を、誰かに知られたらイヤだなぁ。」 という後ろめたさで、あなたの心も傷付けてはいませんか? そこで提案です! 実はそのマンガZIPファイル・・・ もし絶版作品だったら、「完全に合法化」する方法があるんです! しかも、作者先生に利益が出ちゃう!!ビクビクッ! これこそ、Jコミ春の奇跡のキャンペーン! このキャ
百度の立ち上げた、電子書籍共有サービスがスゴい。ヤバイ。 Baiduライブラリは、電子書籍をアップして共有するサービス。青空文庫と提携していて日本の名作文学がいっぱい掲載されてたりする。本来、日本の出版社がやるべきなんだろうなーと思うんだけど、中華系の外資に全部先にやられてしまった感。 というか、ブログでステキ♥って紹介しようとサービスを掘っていたら、逆にヤバかった。マジヤバ。 ぱっとみマッキンゼーのトレーニング用プログラムとか、千と千尋の神隠しの台本とか、漫画がいっぱいとか溢れてる。ドラゴンボール、聖お兄さん、京極夏彦、ハチクロ。。。とまさに無法地帯状態。 いかに中華系外資でも日本支社でこれはまずいんじゃないか。。。と思ういっぽうで、法律的には真っ黒ではあるけでお百度ライブラリの出現自体は、大きな流れでは日本のインターネットに変化をもたらしそう。 もう自炊だけではなく、出版社が後手にまわ
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