年末年始に読んだ本のレビューです。 思えば2017年は、AI(人工知能)という言葉がメディアに溢れるだけではなく、自分の生活・仕事においてもずいぶん身近になった1年でありました。 1年前なら「でーたいえんてぃすとって人気の職種でうらやましいな〜」とどこか他人事であったことが、気がつけば自分自身がAIベンチャーのマーケティングに関わったり、自宅にも職場にもGoogle HomeとAmazon Echoがあったりという環境に移り変わっていました。 そんな状況、現代の魔法使いさんの言葉を借りれば「超AI時代の生存戦略」を、インターネット産業に関わっているわたしたちはおじ、もとお兄さんたちは真面目に考える、というか、ちゃんとシフトしていかなければ、いよいよ終わった時代側の人間になってしまう岐路に立たされていると感じています。 さて、本書は副題どおり「人工知能時代の意思決定プロセスデザイン」について