楽天と東急は8月31日、共同出資会社「楽天東急プランニング」を9月1日に設立すると発表した。新会社では今後、eコマースなど楽天が持つオンラインの経営資源と、小売りなど東急が持つオフラインの経営資源を組み合わせ、両社の広告やデジタルマーケティングの強化に取り組むという。出資比率は楽天が51%、東急が49%。 社長は楽天の笠原和彦常務執行役員が、副社長は東急の日野健さん(経営企画室マーケティング・IT推進グループ統括部長)が務める。事業内容は(1)両社のデジタルマーケティングを強化するデータマーケティング事業、(2)両社の広告パフォーマンスの最大化を目指す広告事業、(3)オンラインとオフラインの両チャネルを活用し、商品企画や流通、顧客の購買体験を改善するOMO(Online Merges with Offline)事業──で構成する。 データマーケティング事業では、楽天が持つオンラインの、東急