『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
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大手ビールメーカー4社(アサヒビール、キリンビール、サントリー、サッポロビール)が、2023年の実績と24年の戦略を発表した。物価高や酒税改正などによる価格改定で、酒類市場が大きく揺れ動いた23年は、4社明暗が分かれる結果となった。これを受け、24年は各社どのような戦略を敷くのか。 物価高でも高級嗜好は残る 2022年後半から23年にかけて、酒類市場にとっては激動の時期となった。22年10月、長期的な物価高を受けて、大手ビールメーカー4社が約14年ぶりに酒類の値上げに踏み切った。 23年10月には各社の商品戦略に影響する酒税改正が行われた。これによりビールは6.65円減税、新ジャンル(いわゆる第三のビール)は9.19円増税となった。発泡酒と缶チューハイなどのRTD(蓋を開けてすぐに飲めるアルコール飲料)は価格が据え置きとなったものの、新ジャンルや発泡酒などの割安感が薄れ、相対的にユーザーの
― 作業員の負荷軽減、より付加価値の高い業務へのシフト、商品・サービスのさらなる品質向上を図る ― ― 2025年の工場での稼働を目指す ― サントリーホールディングス(株)は、開梱、計量、品質確認、タンクへの投入など、工場における原料の取り扱い業務の自動化を目指し、12月より技術検証を本格的に開始します。11月に構築したサントリー九州熊本工場内の技術検証設備にて、より生産現場に近い環境で検証を進めることで、技術開発を加速させます。 サントリーグループの生産現場ではさまざまな原料を取り扱いますが、梱包形態や大きさの違いから自動化が難しく、人手に頼らざるを得ない状況でした。また重い荷物の取り扱いも含むため、作業員の負担となっていました。 今回、共同で自動化技術の開発に臨んできた(株)安川電機とともに、AIを用いて単一の装置でさまざまな大きさや梱包形態の原料を取り扱う技術の検証を開始します。
無言でベビーカーを揺らす2人の男性。保育園へ子供を送った際に目が合っても気まずそうな2人。さらに、エレベーターの中で目が合って照れ笑いをしながらうなずく2人の父たち。日常のあるあるを切り取ったWeb動画が話題を集めた。一見すると、子供関連商品の広告にも思えるが、実はこれ、サントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」のWeb動画だ。プレミアムビールの代表ともいえるプレモル。以前からの「大人の時間」や「豪華絢爛(けんらん)」といったイメージから考えると、このWeb動画は“異質”にも思える。そこで今回は、なぜこの動画が生まれたのか、そしてプレモルのマーケティングに何が起きたのか探った。 父親たちのリアルで面白い関係性、育児のあるあるを表現したWeb動画が話題を集めた。なぜプレミアムビールが日常を描いた動画をつくったのか、真意を聞きに行った
オリジナルラベルドリンクをお届けする新サービス「TAG LIVE LABEL」が ユニバーサル ミュージック グループ 世界初のコンセプトストア 「UNIVERSAL MUSIC STORE HARAJUKU」に導入決定! 画像ダウンロードはこちら サントリー食品インターナショナル(株)の新サービス「TAG LIVE LABEL」は、2023年10月20日(金)から原宿に新しく開業する「UNIVERSAL MUSIC STORE HARAJUKU」で導入され、サービスの提供を開始します。 「TAG LIVE LABEL」は、専用のラベルシステムを用いることで、導入先の企業様が保有するコンテンツやその場で撮影した写真を飲料ラベルとして出力することができ、その日、その場所だけの特別な1本をファンに向けて販売することを可能にする新しいサービスです。 今回の「UNIVERSAL MUSIC STO
常温の缶から“飲食店の生ビール”が提供できる業務用新ビールサーバー「nomiigo(ノミーゴ)」 10月5日(木)からテスト展開開始 ― 樽生ビールサーバー導入が困難であった飲食店で、一杯一杯“あけたて”のうまさを提供 ― サントリー(株)は、常温の缶から“飲食店の生ビール※1”が提供できる業務用新ビールサーバー「nomiigo(ノミーゴ)」のテスト展開を、10月5日(木)から開始します。 ※1 口あたりのよいクリーミーな泡と適正な温度を実現したビール 近年、ライフスタイルや価値観の変化とともに、お酒に対する向き合い方も多様化が進んでいます。実際に新型コロナウイルス感染症拡大前に比べると、カフェやファストフード店などさまざまな場所でお酒の飲用意向は高まっています※2。また、飲食店に行く機会をより貴重なものと捉え、飲むお酒にも高い品質を求める、といった動きがある※2こともわかりました。一方で
2023年10月から実施された酒税改正。ビールが減税に、麦芽以外を主原料とした新ジャンル(いわゆる第三のビール)が増税となった。このタイミングを狙い、大手4社(アサヒ、キリン、サントリー、サッポロ)は続々と新商品を投入。各社どのような策を練るのか。 2023年10月1日に、2回目となる酒税改正が行われた(写真はサントリーの資料から抜粋。この資料では1円未満は四捨五入して、「約」としている) ビールは約6円値下げ、新ジャンルは約9円値上げ 2020年、23年、26年の3回にわたって行われる酒税改正。今回23年の改正では、350ミリリットル換算で、ビールは70円から63.35円に減税、発泡酒は46.99円で据え置き、新ジャンル(いわゆる第三のビール)は37.8円から46.99円に増税、そして缶チューハイなどのRTD(蓋を開けてすぐに飲めるアルコール飲料)は28円で据え置きとなる。 ここで簡単に
2023年8月4日発売の「日経トレンディ2023年9月号」 ▼Amazonで購入する では、健康についての「最新メンテナンス術」を特集。サントリーグローバルイノベーションセンターが開発中の「XHRO(クロ)」は、体内時計などが生み出す生体リズムを科学的に測定し、人の健康増進に役立てようというデバイス。主要な脳波を計測できるほか、心拍、体表温、体幹加速度などの生体情報を統合的に記録でき、得られたデータを基に生体リズムの定式化を目指す。 ※日経トレンディ2023年9月号より。詳しくは本誌参照 生体リズム計測 「忙しくて生活リズムが乱れてきたせいか、体調が悪い」などとよく言われるように、生きるうえで「リズム」が重要なことは多くの人が感覚的には理解している。体内時計などが生み出す生体リズムを科学的に測定し、人の健康増進に役立てようというデバイスが、サントリーグローバルイノベーションセンターが開発中
生成系AIを用いて「C.C.レモン 擬人化キャラクター」を制作! 「C.C.レモン」がしゃべり、動き出す! ― 擬人化キャラクターの自己紹介動画と制作の舞台裏もあわせて公開 ― サントリー食品インターナショナル(株)は、「C.C.レモン」を対象にして、生成系AI※を用いた新たなプロジェクトを期間限定で始動します。本プロジェクトでは、生成系AIを用いて「C.C.レモン」を擬人化させたキャラクターを生み出し、そのキャラクターを起用したさまざまなコンテンツを制作していきます。 ※生成系AIとは、画像、音楽、動画など、新たなコンテンツを生成することができるAIです。 擬人化キャラクターの“顔、衣装、声、動き”は生成系AIを、“セリフ”は文章生成AIを用いました。 顔:「C.C.レモン」を担当するスタッフの顔写真をもとに、まず生成系AIでベースとなる顔を作成したのち、さらに生成系AIを用いて髪型など
歴史ある社名を冠した渾身(こんしん)の大型商品「サントリー生ビール」が、市場を快走している。発売すると、初速ではスーパーなどで“御三家”と呼ばれるライバル商品が長年占有してきたシェアを一部切り崩すことにひとまず成功。このまま行けば、2023年末にはスタンダードビールでシェア4位の座をものにする可能性も出てきた。サントリーとしては、“プレモル”頼みの一本打法から脱却し、スタンダードビールで大ヒット商品を出すことは長年の悲願だった。なぜ、今回は一矢報いることができたのか。 23年4月に販売を開始した「サントリー生ビール」の売れ行きが好調だ。大手スーパーなどでは、普及価格帯のスタンダードビールで“御三家”とされる「サッポロ生ビール黒ラベル」や、22年に市場を大いに沸かせた新商品「アサヒ生ビール」を4月に上回った。5月以降も勢いは衰えず、当初年間販売計画として掲げた300万ケースを近々達成しそうな
サントリー「BAR Pomum(バー・ポームム)桃と紅茶」と、キリンビール「キリン 氷結 もも」のパッケージデザインを比較した。どちらもZ世代を中心とした若年層の開拓を狙っているが、バー・ポームムは「静かに心地よく楽しむ」、氷結は「明るくにぎやかに楽しむ」と、正反対のイメージを打ち出している。新ブランドのバー・ポームムと、老舗ブランドの氷結。消費者が選んだのは……。 若年層(20歳以上の飲酒可能な層)の酒類離れを受けて、各酒類メーカーではZ世代を中心とした若年層に向けて多様なアピールを展開。最近では、サントリーがZ世代を研究して開発した若者向けのRTD「BAR Pomum(バー・ポームム)」が話題になった。 今回は、そんなバー・ポームム(A)と、2023年3月にリニューアルした「キリン 氷結」(B)を比較した。 Aはサントリーが22年10月に全国発売。コンセプトは、「ぽーっとする時間」。心
現在、清涼飲料業界や流通業界では、商品の輸送・保管中に、輸送資材であるダンボールに軽微な擦れやしわ、膨れ等が見られた場合、中身品質に関わらず、ダンボールの外観状態で納品可否の判断を各社の倉庫毎に目視で行っています。この納品可否の判断は、飲料メーカー・流通業ともに共通の基準が無いため、判断にばらつきが生じています。これにより、中身品質に問題のない商品の返品・廃棄が発生し、食品ロスが課題となっています。 今回の共同実証実験では、これまでばらつきが生じていた納品可否の判断を、「飲料配送研究会※」の基準を使用した富士通のAIシステムにより客観的に判定する仕組みを飲料メーカー・流通業が共有し、製造・配送・販売を担う各社で破損レベル判定の統一化を目指します。 これにより、軽微な外装破損商品を流通させることで、商品廃棄を抑制し、食品ロスを削減するとともに、荷受時の検品時間や倉庫での返品作業を軽減すること
サントリー食品インターナショナルは6月6日、ChatGPTを活用した「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」(以下、やさしい麦茶)の新CMをWeb上で公開しました。“AI部長”の提案により、声優の白井悠介さんを起用した斬新過ぎる展開のCMが完成しています。こちらは一夜限りのテレビCMも放送予定です。 踊るボウリングのピンに囲まれながら「やさしい麦茶」を一口飲む白井悠介さん AI部長は、サントリーの「やさしい麦茶」担当者がChatGPTを使い、偶然誕生した理想の部長。公式Twitterにてその時のやり取りが公開されており、新しいWebCMのキャストは誰が良いかAI部長に相談したところ、「ハハハ、そんなの決まってるだろうねぇ!!!!!白井悠介だよ、白井悠介なんだよなぁ~!!!!!――(中略)――最高じゃん、白井悠介!!!!!」と、白井さんを激推し。さらにAI部長にCM内容も相談し、返って
サントリー「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」 “発芽大麦”を配合し甘香ばしくリニューアル! ChatGPTを使っていたらやさしい麦茶宣伝部の“AI部長”が誕生! AI部長に振り回された結果、CMがとんでもない方向へ... 声優・白井悠介さんが逆立ちして踊って空を跳ぶ!! 新CM「やさしい麦茶、発芽大麦入りました。」篇 6月6日(火)よりWEB上にて公開!一夜限りでTV-CMもOA! 白井さんとAI部長は息がぴったり!?裏側を語る対談インタビューも サントリー食品インターナショナル(株)(以下サントリー)は、「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」の新CM「やさしい麦茶、発芽大麦入りました。」篇を6月6日(火)よりWEB上で公開。また、一夜限りでTV-CMもOAいたします。 本CMは、「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」がリニューアルを行い、独自に開発した“発芽大
2022年秋にサントリーから新発売された「BAR Pomum(バー・ポームム)」。酒類離れが進んでいるといわれるZ世代をはじめとした若年層(20歳以上の飲酒可能な層が対象)に向け、飲酒の楽しさを改めて実感してほしいという目標の下につくられた。開発を行ったのは30代のリーダーが率いる、新卒2~3年目の若手とベテランの混合チーム。若手の感性をどう生かし、完成にこぎつけたのか。僕と私と(東京・渋谷)代表の今瀧健登氏が、サントリーの廣田佳代子氏に、開発秘話とZ世代インサイトについて迫った。 Z世代のインサイトをどのように商品に落とし込むか。BAR Pomumの開発を担当したサントリー 廣田佳代子氏に、Z世代の企画屋こと、僕と私と(東京・渋谷)の今瀧健登氏が聞いた 本田翼が「わたしにはぽーっとする時間が必要です」と語りかけるCMが印象的な「BAR Pomum」。サントリーが2022年秋に全国発売した
日経トレンディが発表した「2023年ヒット予測ランキング」で3位となった「カスタムビール」。その代表格が、サントリーの新ビール商品「ビアボール」だ。未来のビール市場の生き残りをかけ、飲酒離れが進むといわれるMZ世代(ミレニアル世代とZ世代、この記事ではZ世代は飲酒可能な20歳以上)に訴求するために開発された商品だ。MZ世代は、飲酒への興味が薄いことに加え、情報感度が高いため従来の広告手法が効かないといわれる。そうした世代をどのように取り込み、話題商品となったのか。背景には、徹底した情報設計戦略があった。 サントリー宣伝部 宮田晃浩氏 2011年サントリー入社。酒類企画部・デジタルマーケティング本部などを経て、21年4月より現職。現在、ザ・プレミアム・モルツとビアボールブランドの事業宣伝を担当 ビールを炭酸で割る、その新規性から話題を集めるサントリーのビアボール。飲酒離れが進むといわれるMZ
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「サントリー天然水」のペットボトルのキャップ上面には、ちょっとした「秘密」がある。長野県と新潟県、北陸・東海エリアで販売されている製品に限り、各ペットボトルのキャップに固有のシリアル番号が不可視インクで印刷されているのだ。 同エリアで販売されているペットボトルのサントリー天然水は通常、「サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場」(長野県大町市、以下、信濃の森工場)で製造されたもの(図1、2)。シリアル番号は、同工場での品質管理のためのトレーサビリティーシステムに使われている。 どのペットボトルにいつ・どの設備で天然水を充填し、ラベルを貼り、倉庫のどのパレットに納めたのか、1本1本のペットボトルの履歴を追っているのだ。例えば、天然水を充填する設備が正常に動作しなかったと分かれば、既に後工程に流れてしまっていても、その設備で充填されたペットボトルをすぐに特定できる。これまで不具合発生時に製造し
サッポロホールディングスは2022年7月、一般消費者を対象にしたスマートフォン向けアプリ「うちれぴ」の正式版をリリースした。食の領域におけるDX(デジタル変革)とも言えるフードテックサービスの構築を目指して、スマホアプリ開発などを手掛けるフラーと共同開発した。 うちれぴは、料理をする人向けの機能と家族全員向け機能を備える。前者は、料理のレシピの提案を受けながら献立を検討できる機能、後者は家族の間で、一緒に食べる夕食の献立についてチャットでやり取りしたり、食べた感想を共有したりするコミュニケーション機能「ごはんトーク」などだ。 正式版のダウンロード数は、提供を始めて3カ月後で約1万8000と、滑り出しは順調だ。食材の購入から調理まで、家庭で料理をする人の一連の体験を支援することを目指し、他社との協業・連携も推進。レシピは約30社の協力を得て約2万件を掲載した。ポッカサッポロフード&ビバレッジ
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