はじめに セキュリティチームのぐっちーです。最近、個人的に Copilot for Microsoft 365 のエンドユーザー向け研修資料を作ったので、Webで公開しました。 Copilot for Microsoft 365 をこれから触る方の参考になれば幸いです。 また、まだ書ききれていない部分も多々あるので、日々メンテはしていきたいと思います。FBやこんな内容を盛り込んで欲しいという意見がありましたらご連絡ください! 資料
Copilot for Microsoft 365とCopilotの違い 昨年Bing Chatから名称が変更されたCopilotと、Copilot for Microsoft 365の違いを詳しく見ていきましょう。 Copilot for Microsoft 365の機能のひとつであるMicrosoft 365 Chatは、Copilotと同様に生成AIとチャットで会話ができる機能です。ユーザーインタフェースなど見た目がほぼ同じで、使い勝手もそれほど違いはありません。Microsoft 365 Chatが大きくCopilotと異なる点は、ユーザーからの指示への回答のために、Microsoft 365内に保存された情報にアクセスできるという点です。 たとえば、「Copilot for Microsoft 365のメリットは何ですか?」とそれぞれに質問してみます。Copilotは、学習済みの
「ChatGPT Meetup」は、プロンプティングからOpenAI API、さらには周辺のライブラリやHubのエコシステムまで広く活用の助けになる知見を共有し、みんなで手を動かして楽しむためのコミュニティです。2回目に登壇したのは、株式会社リンクアンドモチベーションの岡田大輔氏。OpenAIからAzure OpenAI Serviceへの移行について発表しました。 登壇者の自己紹介 岡田大輔氏:機能開発を「ChatGPT」を使ってやってみたので、そこからわかったことを共有させていただければなと思います。 最初に自己紹介です。岡田大輔といいます。リンクアンドモチベーションで働いていて、今4年目です。アプリのエンジニアをしています。ふだんはRailsとVueでWebアプリを作っているのですが、今回は、機能開発のところで(ChatGPTを)いろいろ触ってみました。 ChatGPTを使った機能開
こんにちは、igaです。 先日は台風の影響が出る前に出かけられて、リフレッシュできました。 今回は、Azure OpenAIとチャットする際に、独自データを使用してみます。 独自データの使用(原文の表記はon your data)は、2023年8月現在パブリックプレビューとして利用できる機能です。 techcommunity.microsoft.com 独自データの使用(以降、on your dataと表記します)により、例えば企業内ドキュメントやFAQをAzure OpenAIに検索させることで、ユーザーからのチャットでの問い合わせに対して企業内ドキュメントやFAQを検索した結果をAzure OpenAIがチャットの応答として返すことができるようになります。 今回は、on your dataを利用するまでの流れを試したいと思います。 on your dataのポイント on your d
1. ファインチューニングの利点ファインチューニングの利点は、次のとおりです。 (1) プロンプトよりも高品質な応答 (2) プロンプトに収まりきらないより多くの例の適用 (3) プロンプトの短縮によるトークン数 (コスト) の節約 (4) プロンプトの短縮による処理時間の短縮 モデルは膨大な量のテキストで事前学習されており、このモデルを効果的に利用するため、プロンプトに手順や応答の例を指定する手法が使われます。この例を使用してタスクの実行方法を示すことを「Few-Shot」と呼びます。 ファインチューニングで、プロンプトに収まりきらないより多くの例で学習することにより、さまざまなタスクでより良い結果を達成できるようになります。プロンプトに多くの例を指定する必要はなくなります。これによりトークン (コスト) が節約され、処理時間も短縮されます。 2. ファインチューニングの使用料金ファイン
ChatGPTとLLMシステム開発について纏めた187ページ資料です。 2024/04 名称を改め資料を大幅にアップデートしました! 今後も随時更新していきます。 データサイエンティスト協会での発表動画はこちら。 https://youtu.be/l9fpxtz22JU Build Japanでの発表はこちら。 https://youtu.be/UEZzx6a005g?si=Ot8EO2bv8yhQQEcy 2023/7/28 体裁修正、余計なページを削除 2023/12/12 RAG、API仕様、モデルのページを追加。また情報を最新化。 2024/04 名称を改め資料を大幅にアップデートしました! 1. LLM - GPTの全体像 LLM - GPT とは何なのか ~チャットAIを例にした動作イメージ~ 大規模言語モデル(LLM)が持つ基礎能力 デジタルツールとLLMの連携 GPTに関す
Azure Open AI「Add your data」のシンプル設定方法、試した結果の比較と「4つの所感 & 解決案?」AzureCognitiveServicesgpt-3AzureOpenAIServiceonyourdata Azure Open AIの新機能「Add your data」の使用方法の概説、試してみた結果、そして私なり感じた4つの所感とその解決策?を紹介いたします。 ※本領域は変化が激しいです。この内容は23年6月24日時点の情報となります 【記事の目次】 23年Buildでのデータサイエンス・AI系のアップデータについて Azure Open AI「Add your data」のシンプル設定方法 Azure Open AI「Add your data」を使用した結果と、ChatGPT、 Bing AIチャットの比較 私の4つの所感と解決案? 4.1 引用元の引用部
はじめに 2023年3月15日未明、OpenAIから GPT-4がリリースされ、Google CloudからはVertexAIの新機能として Generative AIが追加され、Generative AI App Builderのリリースが発表されました!! 奇しくも同日発表となったそれぞれのサービスに関してリリースドキュメントが公開されているので、要点を絞って両方紹介できればと思います 同時にGenerativeAIに関するサービスが発表されるあたり、この業界(この業界に閉じない可能性の方が高いけど)の歴史の分岐点にいる感じしますね サマリ (GPT-4) GPT-4は多くの学術的ベンチマークで 人間レベル(しかも成績優秀者)の性能を発揮し、既存の機械学習ベンチマークにおいても 他の先端モデルの精度を上回っている GPT-4はマルチモーダルなモデルであり、インプットとして画像とテキスト
はじめに この記事では、IT エンジニアである/ないに関係なく、Visual Studio Code (以下、VS Code) をこれから初めて使い始める人が、最初に入れておくと後々便利になるだろうと思われる拡張機能を紹介しています。 拡張機能 (Extension) とは、サードパーティー製の追加機能のようなものであり、誰でも自由に開発・公開することができるようになっているものです。VS Code は無償で提供されているテキストエディタですが、それだけでは不便というユーザーの悩みを解消してくれるものです。 (という立ち位置で存在していた当初でしたが、最近は標準機能のみでも最早テキストエディタという範疇を超えている気がしなくもないです) まだ拡張機能を使い始められていない/使いこなせていないという方は、是非この記事を参考に、VS Code の拡張機能を使い始めるきっかけにしてもらえれば幸い
海外ベンダーの資料にAWSはIaaSでAzureはPaaSって書いてて面白いなと思うと同時に、妙に腑に落ちる分類だなと思いました。それをツイートしたところ、どういうことか書けよとばかりに拡散されたので書きました。 もちろんそんなにバッサリ区分けできるものじゃないし、AWSにはlambdaとかRDSとかPaaSの人気サービスがたくさんあります。逆にAzureにだってIaaSはあります。 でも、そういう区分けをしていることに納得できる理由。それは、設計思想が違うからです。 なお、本記事は私の偏見のみで構成されております。 2020/12/23追記 lambdaは2010年ではなく2014年開始との指摘を多数いただいたので修正いたします。調べもせずに適当に書いてすみませんでした。また他にも「GCPこそPaaSでは?」「GCPはSaaS」などGCPを比較する声がものすごくたくさんありましたが、私の
[更新 2018.08.08] 以前掲載していた内容 (1~5章) の一部に、最新の情報ではなく、正確性に欠ける部分がありましたので、公開は、Azure サービス内容の説明に限定致しました。 こんにちは、ドクです。 Microsoft Azure 全体価値訴求資料というのを4年くらい前から作っております。 最新バージョン v3.0 についても、一人でコツコツと作成してきましたが、かなり出来上がってきましたので、公開したいと思います。 月に1度くらいは、資料の Update をしておりますので、陳腐化しないのがウリです(笑)... と言っても、メイン業務が他にありますので、限界はあります…ご容赦ください。 Microsoft Azure 全体価値訴求資料 v3.0 - 6章 カテゴリー別のサービス説明 6章の01 Compute 6章の02 Networking 6章の03 Storage
マイクロソフトが提供しているプレゼンやアプリなどに使えるアイコンを、知っている範囲で最近のものをまとめました。 Cloud and Enterprise Symbol/Icon set Cloud and Enterprise Symbol/Icon set は、UX グループが Azure 向けに作成した200個以上のアイコンセットです。PNG 画像と Visio ステンシルがダウンロードできます。 新サービスのリリース時と四半期ごとに更新が予定されているようです(現在は、4月に更新された Ver. 2.22)。アンケートやメールでのフィードバックも受け付けています。 基本は、Azure 関連のアイコンですが、一般的なアイコンも含まれています。資料作成などの用途に広く使えます。 You can use them in architecture diagrams, training mat
Windows 7の新機能「XPモード」。仮想化機能を利用して、Windows 7上で2世代前のWindows XPそのものを動かせる目玉機能として話題を集めた。最大の特徴は、Windows VistaやWindows 7で動かないXP用ソフトが利用できること。便利な機能ではあるが、利用するにはCPUの種類などに色々と条件もある。いったいどういうときに役立つのだろうか。実際に利用して検証してみることにした。 XPモードとは? XPモードとは、Windows 7上でマイクロソフトの仮想マシンソフト「Windows Virtual PC」を動作させ、その上でWindows XPを動かす機能だ。Windows 7上で動く仮想パソコンにXPをインストールして使う。XPそのものが動作するので、Windows 7で動作しないXP用アプリケーションでも正常に動く可能性が高い。 Windows 7には、V
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