知的障がいを持つ人々と彼らの生活を支える組織「ラルシュ共同体」の創設者ジャン・バニエは2019年5月7日、パリで死去したが、90歳での没後、フランスで女性6人を虐待していた、との懸念が浮上し、連合体である「国際ラルシュ」が英コンサルティング組織GCPSに調査を依頼していた結果が2月22日明らかにされた。 「今回明らかになったことは衝撃的であり、全面的に彼の行動を非難する。それはジャン・バニエが主張していたことは完全に矛盾し、人間の尊厳と健全性とに相容れず、『ラルシュ』が拠って立つ基本原則に反する」と、「国際ラルシュ」の現指導者シュテファン・ポスナー、ステーシー・ケーツ・カーニー両氏は「ラルシュ共同体」連合に宛てた書簡で記している。 バニエには1970年から2005年に、フランスで女性6人と「巧妙で感情的に虐待する」性的関係があった。バニエは精神的指導を行う名目で、性的関係をそそのかした。女
新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船内の写真を副大臣が投稿したことについて、加藤厚生労働大臣は、「不潔」など問題があることばが使われていて不適切な行為だったという認識を示しました。 これについて、加藤厚生労働大臣は、閣議のあとの記者会見で「本人にも確認したが、『不潔』という言葉自体が的確ではなく、掲載したのは適切ではなかったということで、削除したと聞いている」と述べました。 そのうえで、「副大臣は『中の状況を』という思いで投稿したと思うが、『不潔』ということばを使っていること自体が問題だ。本人もそう思い写真を削除したが、私もそう思う」と述べ、不適切な行為だったという認識を示しました。 立憲民主党など野党側は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、厚生労働省などにヒアリングを行いました。 議員からは、クルーズ船で業務にあたった厚生労働省などの職員の感染が確認されたことについて「
全国大会に出場した大分県日出町の小学生女子バレーボールチームで発覚した男性監督の体罰問題。監督が女児を平手打ちしたにもかかわらず、県小学生バレーボール連盟(県小連)は、被害女児やその保護者に聴取せずに「体罰なし」と認定した。一方で、一部の保護者は7月、体罰の事実を外部に漏らさないよう保護者全員に誓約書への署名を迫っていた。指導者、連盟、保護者。強豪チームで起きた問題に、三者がそろって蓋(ふた)をしようとする“隠蔽(いんぺい)体質”が透けて見える。【田畠広景、河慧琳】 関係者によると、誓約書への署名が求められたのは、連盟に被害が訴えられた後の7月16日。保護者会は町内の公民館で開かれ、チームに所属する女児の保護者や、OGの保護者ら約40人が集まった。
トップ特集【次世代牧師座談会】後編 神学の学びと教会の未来 教派問わず取り組むべき課題とは? 2019年11月21日 【参加者】 *( )内は出身校 ・日本聖公会東京聖テモテ教会牧師 太田信三(聖公会神学院)おおた・しんぞう 聖公会の家庭で生まれ育ち、洗礼、堅信礼を受ける。大学卒業後、働いた後に30歳で聖公会神学院に入学。 ・日本基督教団聖ヶ丘教会牧師 藤井清邦(東京神学大学)ふじい・きよくに 銀座教会、長崎古町教会で牧会に従事。両親と祖父母がカトリック、妻の実家は福音派、祖母はペンテコステ派というエキュメニカルな環境で育つ。 ・大井バプテスト教会牧師 広木 愛(西南学院大学)ひろき・あい 一度働いた後、イギリスの邦人教会で仕えたいとの志を持ち神学校に入学。現職に赴任して2年半。 ・日本基督教団東中野教会牧師 浦上 充(関西学院大学)うらかみ・みちる 福井県・城之橋教会と併設する幼稚園に1
日本大学アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で、検察が傷害の疑いで被害届が出ていた前の監督と元コーチを、近く不起訴にするとともに、タックルをした選手についても起訴猶予にする方針を固めたことが関係者への取材でわかりました。 日大の第三者委員会は反則行為は内田正人前監督(64)と、井上奨元コーチ(30)の指示で行われたと認定しましたが、警視庁は明確な指示は確認できず、被害届が出された傷害の容疑について、刑事責任は問えないという捜査結果をまとめた書類を、検察に送付していました。 これを受けて東京地検立川支部が処分を検討した結果、近く2人を嫌疑不十分で不起訴にする方針を固めたことが、関係者への取材でわかりました。 また、タックルをして傷害の疑いで書類送検されていた選手についても、被害者側と示談が成立していることなどから、起訴猶予にする方針で、これにより一連の捜査は終結する見通しです。
来年4月からの実施が、急きょ延期された英語の民間試験。その理由となった「地域格差」などの課題は、文部科学省が去年12月から非公開で行っていた会議でも、繰り返し指摘されていたことがわかりました。文部科学省は、その議論の詳細を明らかにしておらず、専門家は、「検証のためにも公開すべきだ」と指摘しています。 今後は、民間試験の制度上の問題点を国がこれまでどのように議論してきたのかが、焦点の1つとなっています。 文部科学省は去年12月から、こうした問題を話し合うため、非公開の有識者会議を複数回、開いていました。 このなかでは、出席した複数の専門家から、受験料が高額すぎるので、下げるべきだという意見や、地域格差がないように配慮すべきという意見が繰り返し出されていたことが関係者への取材で分かりました。 文部科学省は「詳しい内容は非公開で、議事録も作成していないので、詳細なコメントはできない」としています
■離婚で離れた実父からの性被害「実父が娘に性的な行為をすること自体がおかしい。議員さんたち、自分の家族がもし同じ目に遭ったら、絶対に法律を変えていると思います」 かずみさん(仮名)は、取材に対して落ち着いた声でそう話した。彼女の娘は昨年、離れて暮らしていた実父からわいせつな被害に遭った。事件当時13歳だった。 2018年春、前夫は、勤務する会社のイベントに娘を連れて行き、その帰りに車の中で体を触るなどの行為を行った。かずみさんが離婚したのは今から9年前。娘と実父が会ったのは、このときが7年ぶりだった。 かずみさんが被害を知ったのは秋。その後、年が明けてから警察に相談した。最初は生活安全課が対応したが、しばらくして刑事課の担当に。強制わいせつや、監護者わいせつでの立件を視野に入れてのことだったと思われる。 しかし捜査中の今年3月から4月にかけて、性犯罪の無罪判決が相次いで報じられると、「刑事
聖書に書いてあることが事実であるという証拠はあるのか。 聖所にはいろいろなジャンルのものが含まれています。歴史(物語、記録)、教え(教理、戒め、勧め)、説明、詩歌、劇詩、諺(ことわざ)、格言、預言など豊かです。その中に、たとえ話、寓話、謎、象徴、幻、比喩など事実でないものもありますが、中核は歴史と教えであり、その歴史はまさに事実が中心をなしております。 神の真理は抽象的に示されたのではなく、一般の歴史の真っただ中で、人、物、出来事を通して具体的に示されました。ですから聖書には、一般の歴史で生起した出来事や人物、物体、地理、風習などがたくさん書かれています。 17、8世紀になって科学が発達してきた頃、いわゆる啓蒙主義思想、合理主義思想が強くなり、その影響で、聖書は古代の神話である、作り話であるとの主張がなされるようになりました。そうした風潮に対して、聖書の記述が事実か架空のものか、真偽を確か
妊婦の血液を調べて赤ちゃんの染色体に異常があるかないかを調べる新型出生前検査で、適切なカウンセリングを行っていない可能性のある無認可の施設がどのくらいあるか専門家が調べたところ、ことしは去年の3倍以上に増えたことがわかりました。 新型出生前検査は日本産科婦人科学会が妊婦に十分なカウンセリングを行うことなどの条件を定め、それを満たした全国90余りの病院が認可を受けて実施していますが、法律上の罰則はないため、無認可で十分なカウンセリングを行わずに検査を行う施設が増えていると指摘されています。 これについて専門家でつくる団体が無認可の施設がどのくらいあるかインターネットのサイトや広告を調べたところ、4年前には1件しか確認できませんでしたが、去年は15件、ことしは55件確認され、急増していたということです。 こうした施設では低価格や短時間で検査ができることなど手軽さを売りにしているケースも多いとし
ライフスタイルを提案する企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)のグループ会社であるCreative 1株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山﨑史郎)は、2019年10月15日より、AIを活用したマッチングサービス「D-AI(デアイ)」を開始いたしましたので、お知らせいたします。 「D-AI」は、Tカードのデータを通じて、人と人との出会いを、お互いのライフスタイルや志向性といった内面をもとにAIでマッチングすることで、より相性の良い最適な人生のパートナーと出会える場を創出することを目指しています。 ■「D-AI」の特長 1.AIを活用した独自のマッチングアルゴリズム Tカードのデータをもとに衣食住といったライフスタイルや価値観を予測し、モデルデータ(円満夫婦のデータ)を機械学習させることで、2者間の相性を予測するAIによるマッチングアルゴリズムを開発いたしました。(特
「大頭眞一の焚き火日記」という何やら不思議な連載が本紙で始まったと思ったら、「キョウカイジャー」は年内で活動休止という連絡が入った。時代の変化の中で、何かが始まれば、何かが終わる。 SNSなどで双方向のやりとりが瞬時にできる時代であるにもかかわらず、教会の宣教は発信側の一方通行のままかもしれない。終わりつつある一方通行にこだわり、始まりつつある双方向性を恐れる姿勢が教会離れを加速させているようにも思う。 先日、教会学校のこれからについて語る会議に出席した。小学生たちがゲームやユーチューブに一生懸命で、どうやって福音を届けてよいか困っているという話も出た。答えは簡単だ。小学生に福音を伝えるユーチューバー牧師を育てることだ。チャンネル登録者数が2万件を超えると広告収入は月に30万円となる。1~2年、ユーチューバー牧師を育てる投資を惜しまず、チャンネル登録者数を増やしていけば、その牧師は献金に支
神戸市の公立小学校に勤める30代から40代の教諭4人が、20代の男性教諭に性的なメッセージの送信を強要するなど、合わせて4人の同僚に対し悪質ないじめを行っていたことがわかりました。市の教育委員会は4人を処分する方針で、刑事告発も検討しています。 このうち20代の男性教諭に対しては、去年からことしにかけて日常的に暴言を浴びせたり、筒状のもので殴ったりしたほか、LINEを使って性的なメッセージを同僚に送信するよう強要したり、車を蹴ったり中に飲み物をわざとこぼしたりと、悪質ないじめを繰り返していたということです。 4人はほかにも同じ学校の男性教員1人と女性教員2人に悪質ないじめを行っていたということですが、詳細は明らかにしていません。 いじめを受けた20代の男性教諭は精神的に不安定な状態になり、先月から休んでいるということです。 学校側ではいじめを行っていた4人に有給休暇を取らせ、合わせて5人が
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シベリア抑留者の遺骨を取り違えていた疑いがある問題を受けて、日本の調査団の派遣がロシア側の意向で中止になったことについて、厚生労働省の担当者が「報道さえなければ事業は復活していたのに非常に残念だ」などと、収集事業に協力する団体にメールで伝えていたことが分かりました。厚生労働省の公式の見解とは異なる内容で団体の幹部は「みずからが招いた問題を報道のせいにしており、あきれてものが言えない」と批判しています。 シベリア抑留者の遺骨をめぐっては、厚生労働省が取り違えの疑いを14年前に把握しながら、ロシア側と協議せず事実上放置していたことがNHKの報道で明らかになり、今月下旬に戦没者の慰霊事業の1つとしてロシア極東の沿海地方で予定されていた日本の遺骨調査団の派遣がロシア側の意向で中止になりました。 これについて、厚生労働省の担当者が今月下旬、「報道さえなければ、いや、せめてもう少し遅ければ沿海地方の慰
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