ガッチャマンクラウズ1〜4話まで「世界を滅ぼすのは悪魔じゃない。僕らだ」前編 - 玖足手帖-アニメブログ- 続きです 新作アニメは悪を直近の過去に見いだす。善を未来に見いだす。 これはどういうことかと言うと、簡単に言ってしまえば、勝てば官軍負ければ賊軍ってことです。 明治時代には江戸幕府を批判し、アメリカとの戦争に負ければ大日本帝国を批判し、不況が長期化したら江戸時代が素晴らしいとか言い出す。そういう日本人の直近の過去を憎み、ないものねだりをする、熱しやすく冷めやすく、自分からは何もしないのに文句ばかり言うわりに陰湿で自己保身的な考え方の延長線ですね。 しかも、それって非常に自己保身に適ってるんですよね。 直近の過去(現在進行の事件ではなく過去として認知された事例)の失敗をアニメ作家やマスコミや政治家が「あれは失敗だった!」と言ったら、視聴者や聴衆はその痛みの記憶が残っているし、同時に過去