7月28日に開催された「Developer Summit 2017 Summer」(主催:翔泳社)のランチセッションで登壇した構造計画研究所の中井勘介氏。同社が手がけるSendGridの国内でのサービス展開とデベロッパーリレーション(DevRel)について語った。 開発者とのコミュニケーションを重視するSendGrid SendGridはクラウドベースのメール配信サービスで、グローバルでの配信数は1ヶ月あたり370億通にのぼる。当初はWebサービスのトランザクションメールを前提に機能強化を進めてきたが、現在はメールを媒体にしたエンゲージプラットフォームとして成長を続けているという。 「メールの配信で面倒なことをすべてケアするインフラ」としてスタートしたSendGridは、APIでの利用を前提としたデベロッパー指向の強いサービス。3人の創業者もすべて開発者で、今もコードを書いているという。中