ロイター通信などによりますと、18日午後9時すぎ(日本時間の19日4時すぎ)ドイツ中部のビュルツブルクの近くで、走行中の電車の中で男が斧(おの)を振り回し、複数の乗客がけがをし、重傷者もいるということです。地元のメディアは、男が駆けつけた警察官によって射殺されたと伝えていますが、警察はまだ確認はとれず、捜査は続いているとしています。
今日の横浜北部はどんよりとした曇り空です。まだ梅雨は明けないのでしょうか。 さて、今回のトルコでのクーデター未遂事件に関して、デビュー作で『クーデター入門』を書いている本ブログでも同じみのルトワックが、さっそくフォーリン・ポリシー誌に興味深い記事を掲載しておりましたので、その要訳を。 === トルコのクーデターはなぜ失敗したのか by エドワード・ルトワック 「軍事クーデター成功のためのルール」の第2条は、実行に参加しない機動部隊(これには当然だが戦闘機の飛行大隊なども含む)は、動員不可能の状態にしておくか、介入してくるには遠すぎる場所に置いておくべきである、というものだ(サウジアラビアの陸軍の部隊が首都から遥か離れた場所に配置されているのは、まさにそのような理由からだ)。 ところが今回のトルコのクーデター計画者たちは、実行に参加しない(戦車、ヘリ、そして戦闘機)部隊を活動不能にしておくこ
新年早々、ドイツは陰鬱な雰囲気に包まれている。2015年の大晦日から元日にかけてケルンに出現した「狂気の夜」は、多くの市民を震撼させた。 ドイツを変えたケルン事件 この出来事は、単なる刑事事件ではなく、政治的に大きなマグニチュードを持つ。難民問題をめぐるドイツ人の意識は、大晦日の夜を境に、一変したと言っても過言ではない。これまで「戦火を逃れてドイツにたどり着いた難民を積極的に受け入れるべきだ」と考えていた人々は、1年間に約100万人の難民を受け入れることが、現実生活の中で何を意味するかを、ようやく悟った。 ドイツで一度も起きたことがない暴力事件を見て、ドイツ人たちは、「文明の衝突」を体験しつつある。ケルン事件以降、多くのドイツ人の心から、「難民を歓迎する文化(Willkommenskultur)」は雲散霧消した。首相のアンゲラ・メルケルが難民受け入れ数に上限を設けない限り、彼女に対する支持
*2016/2/16更新 大晦日でのケルンでの集団犯罪を受けて難民問題が大きく議論されていますが、この犯罪を受けて議論されている対策には大きな偏りがあり、いくつかの課題を含んでいます。扱いを誤まると、極右への支持が急速に広がる可能性も秘めています。 しかし対策がはらむこの問題性は、ドイツ人が集団犯罪の原因がどこにあると考えているのかを検討しない限り見えてきません。そのためまずは、ドイツ人がこの集団犯罪とそれに関する問題の原因をどのように捉えているか見ていきます。 まず、メディアでの報道を元に整理してみます。 この問題の原因は大きく分けて、①大晦日の現場で起きたことと②その後の警察の対応に分けられます。そして①大晦日の現場で起きたことでは イ.容疑者の行動と ロ. 警察の対応に分けてみることができます。 この構図に従って、ドイツ・メディアの言説を追ってみます。 ①2015年12月31日のケル
12月1日、ドイツ政府は、フランスの要請を受けて、「イスラム国」掃討作戦に参加し、ト戦闘機や空中給油機、最大で1200人の兵士を派遣させる計画を閣議決定した。ドイツのメルケル首相、ベルリンで撮影(2015年 ロイター/Fabrizio Bensch) [ベルリン 1日 ロイター] - ドイツ政府は1日、フランスの要請を受けて、シリアの過激派組織「イスラム国」掃討作戦に参加し、トーネード戦闘機や空中給油機、最大で1200人の兵士を派遣させる計画を閣議決定した。 これまで直接的な軍事作戦への関与に後ろ向きだったドイツにとっては方針転換となる。 議会承認を経て開始される。費用は1億3400万ユーロ(1億4251万ドル)。仏米ロが実施しているシリアでの空爆に参加する計画はない。 私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
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