ブルームバーグ・ニュースは22日、米電気自動車(EV)大手テスラが需要の低迷と競争の激化を受けて、中国での自動車生産を縮小したと報じた。北京で1月撮影(2024年 ロイター/Florence Lo) [22日 ロイター] - ブルームバーグ・ニュースは22日、米電気自動車(EV)大手テスラが需要の低迷と競争の激化を受けて、中国での自動車生産を縮小したと報じた。
アップルが自動運転EVの開発プロジェクトを終了し、販売を断念したという。2000人ものスタッフはAI開発のセクションへ転籍となり、ライバル企業に比べ参入が遅れているAI分野の開発を加速させるようだ。 このことから分かるのは、アップルはモビリティ産業への進出を諦め、ITのソフトウェアとそれを扱うデバイス(つまりコンピュータ本体とその周辺機器)に専念していく、ということだ。 そもそもアップルはソフトウェアとハードウェアの両方を開発・製造し、同業他社にはない価値観を提供することで成長した企業だ。スマートフォンの「iPhone」はその典型的な例であるし、PCも独自OSと専用機だけで提供(昔は他社にもOSを利用させていた時代もあった)している。 最近もVRゴーグルで新商品をリリースし、独自の世界観を展開しているアップルがモビリティ分野への参入をなぜ諦めたのか。AI分野での遅れを取り戻すため、というの
3月15日、 米国では電気自動車(EV)の売上高が鈍化する一方で、ハイブリッド車(HV)と外部からの充電が可能なプライグインハイブリッド車(PHV)の販売が急増している。写真は2023年4月、ニューヨークの自動車ショーに展示されたジープのラングラー・ハイアルチチュード(2024年 ロイター/Andrew Kelly) [デトロイト 15日 ロイター] - 米国では電気自動車(EV)の売上高が鈍化する一方で、ハイブリッド車(HV)と外部からの充電が可能なプライグインハイブリッド車(PHV)の販売が急増している。 ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N), opens new tabをはじめ多くのメーカーの間では、完全なEVへの切り替えを重視してHV販売を段階的に終了させようとする動きがあったが、消費者のHV需要は逆に拡大。業界幹部やアナリストの話では、この流れは持続的と見込んだ各メーカーやサ
けど無理なんだよ IT革命って3つの点で、EVと違うのよ 1.半導体という年40%くらい性能が進化してた産業があったIT革命当時の半導体は年40%くらいのペースで進化してた これは10年で30倍、20年で1100倍の進化で驚異的だった 気を抜いてたら、追いつけないくらいに差が開く異常なスピードだった だから先にやったもの勝ちで、最初は赤字でも後から利益を出せばいいというビジネスモデルがうまくいった でもEVは無理なのよね、進化がしょぼいから EVの各要素はせいぜい年5%~10%くらいしか進化しないよね これだと10年で2倍程度の進化しかしない 2.ITとちがってモノ売りなので、乗り換えられてしまうそれでもITみたいにサービス型のビジネスだったら MSオフィスやAdobeみたいに、みんなが使ってるからしょうがないとか文句言いながら使わせることができる だから先にやったもん勝ち、普及させたもん
下記エントリの話の続編です。 ↑のエントリの通り、結局、ディーラーにて別のオーダー車両に注文を切り替えていただき、生産を待つことにしたのですが、早速というか1月の下旬に生産開始 → 生産完了ステータスとなりまして、2月上旬にドイツのエムデン港を出港していました。 自動車輸送船は一般的に、インターネットサイトで今どのあたりを航海・移動しているかのおおよその位置がわかるようになっていまして、ディーラーの担当者の方から、自分の注文した自動車が乗っている船便名を教えていただき、たまにチェックするようになりました。 こうした船便の追跡については、以下のようなサイトでチェックすることができます。 船便の名前がわかれば入れてみると、今どのあたりの位置にいるかがわかります。 トラッキング 2月中旬頃、アフリカ大陸のリベリア南付近にいました。 最近は、イスラエル関連の情勢が不安定・危険であることを理由に、
自動車の運転で「ブレーキペダルを数回にわけて踏む」と教習所で教わった人が少なくないはずです。すでに過去のモノとなりつつある意見もあるなか、どのような効果が考えられるのでしょうか。 実際「今のクルマじゃ使わん方がいい?」 自動車の運転でブレーキを踏んで停止する際、「ブレーキペダルを数回にわけて踏む」、いわゆる「ポンピングブレーキ」を行うよう教習所で教わった人が少なくないはずです。ただ、実際の運転では「やったことがない」「久しぶりに聞いた」「既に時代遅れ」という声もSNSなどで多くいわれる項目のひとつでもあります。どのような効果があるのでしょうか。 ブレーキを踏む足のイメージ(画像:写真AC)。 公安委員会が道路交通法の概念をまとめた「交通の方法に関する教則」には、「ブレーキの掛け方」という項目があります。そこでは、「最初はできるだけ軽く踏み込みましよう。それから必要な強さまで徐々に踏み込んで
デジタル大臣を務める河野太郎氏は3月19日、マイナンバーカードと運転免許証の一体化を2024年度中に開始するとX(旧Twitter)に投稿した。「なるべく早く始められるように調整しており、正確な時期は追って発表する」とも投稿した。 政府はこれまでも、運転免許証とマイナンバーカードを2024年度末までに一体化させる方針を示していた。また、工程表によれば、一体化以降、マイナンバーカード機能を搭載したスマートフォンを運転免許証代わりにする「モバイル運転免許証」の運用も極力早期に開始することになっている。 32の国家資格や免許をデジタル化 また河野氏は、運転免許証とは別に、2024年6月から税・社会保障関係を中心とした32の国家資格や免許を順次デジタル化すると発表。マイナポータルからデジタル資格証を閲覧可能になるほか、資格の新規取得や住所変更、申請に必要な支払いがオンラインで可能になり、その際の住
1月と2月における米国でのEV新車販売台数が前年同月を下回った。まだ2カ月間ではあるものの、「成長の減速」から「マイナス成長」へと突入した可能性がある。こうした中、レンタル大手のハーツがレンタル用EVを売却して事業を縮小する代わりに、ガソリン車の購入を加速。テスラをはじめとした米中古EV価格も、ここ1、2年で急速に下落している。EVのような高額商品の普及には健全な中古市場の形成が欠かせないが、その市場で一体何が起きているのか。 米NBCニュースの東京総局、読売新聞の英字新聞部、日経国際ニュースセンターなどで金融・経済報道の基礎を学ぶ。現在、米国の経済を広く深く分析した記事を『週刊エコノミスト』などの紙媒体に発表する一方、『Japan In-Depth』や『ZUU Online』など多チャンネルで配信されるウェブメディアにも寄稿する。海外大物の長時間インタビューも手掛けており、金融・マクロ経
クーリエ・ジャポンのプレミアム会員になると、「ウォール・ストリート・ジャーナル」のサイトの記事(日・英・中 3言語)もご覧いただけます。詳しくはこちら。 米フォード・モーターの電動ピックアップトラック「F150ライトニング」を生産するミシガン州の工場は、かつて熱気に包まれていた。 2021年にはジョー・バイデン大統領が来訪し、驚異的なスピードを誇る同車に試乗した。22年春に第1号車が完成する前から、フォードは同工場を拡張して生産可能台数を4倍にすると発表した。 そうした熱気は急速に失われつつある。フォードは同工場の生産台数を半減し、従業員は他の工場に異動している。その多くはガソリンエンジンのピックアップトラックやスポーツタイプ多目的車(SUV)を生産している工場だ。 デトロイト郊外のフォード工場でピックアップトラックの検査を担当しているマシュー・シュルテさんは、突然の変化に「少し驚いた」と
例えばガソリンがやたら高くなる離島なんかでは大分前からEVの活用に力入れてて、日産サクラ(三菱eKクロスEV)の人気ってそういうとこで使われてた三菱のi-MiEVの更新用ってとこがある訳じゃん。 自動運転を考えるならAIが制御しやすいのはエンジンよりもモーターの方だろうし。 でも今すぐEVに全面移行を目指すのはまだ技術的に難しいでしょ。 バッテリーの性能がネックになってるし、廃棄バッテリーの処理の問題もある。 バッテリーの製造の省エネ化だって必要になるだろう。 車体の形状にしたって、エンジン車の形をそのまま使ってる事にも問題があると思ってる。 個人的にEVの肝ってホイール周辺にセンサー類仕込んだ上での、タイヤと路面との摩擦の最適化だと思うんよ。 そうする事でエンジン車にはできない乗り心地を実現できれば、エコとか関係ない乗り物としてのEVの強みになるはずなんだ。 現状のEVはまだその段階では
2024年03月19日 消費者庁は、令和6年3月13日、同月14日及び同月18日、「車両用クレベリン」と称する役務の提供事業者10社に対し、10社が供給する「車両用クレベリン」と称する役務に係る表示について、それぞれ、景品表示法に違反する行為(同法第5条第1号(優良誤認)に該当)が認められたことから、同法第7条第1項の規定に基づき、措置命令を行いました。 公表資料 「車両用クレベリン」と称する役務の提供事業者10社に対する景品表示法に基づく措置命令について[PDF:427.3 KB] https://www.caa.go.jp/notice/assets/representation_240319_01.pdf 別紙1-1ないし別紙1-3[PDF:1.8 MB] https://www.caa.go.jp/notice/assets/representation_240319_02.pdf
トヨタといえばEVシフトへの遅れを指摘されていたが、ハイブリッド車に注力するという決断が効を奏していると、米紙「ニューヨーク・タイムズ」が報じている。 EVに「無気力だった」トヨタ 今日のようなハイテク、ハイリスクな自動車業界では、運勢はすぐに変わってしまうものであり、トヨタ自動車ほどその好例はない。 少し前まで、トヨタは電気自動車の分野で危険なほど遅れをとっているように見えた。電気自動車のパイオニアであるテスラは急成長を遂げ、世界で最も価値のある自動車メーカーとなった。テスラの成功を見て、ゼネラル・モーターズやフォード・モーターといった他社は、多くの消費者がバッテリー駆動の自動車やトラックに乗り換える準備が整っていると判断し、遅れを取り戻すために数百億ドルを投資し始めた。 しかし、トヨタはもっと慎重だった──あるいは無気力だった、と批判する向きもある。トヨタは、これまで米国でわずか2車種
株式会社デンソーと株式会社デンソーソリューションは3月13日付で、両社がカーディーラー等の販売店を通じて提供していた車両用クレベリンの広告表示につきまして、消費者庁より不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)第7条第1項の規定に基づく措置命令を受けました。 車両用クレベリンは、二酸化塩素を発生させる専用カートリッジを発生機に差し込み、車室内に二酸化塩素を噴霧する除菌・消臭サービスです。本命令は、ウェブサイト上で、車両用クレベリンの施工サービスを受けることにより、車室内において除菌等の効果が約3か月間あると誤解される表示がされていたことによるものです。なお、施工中の除菌等の効果について否定されたわけではございません。 本件により、車両用クレベリンをご愛顧いただいたお客様をはじめ、関係者各位に多大なるご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。なお、車両用クレベリンは、すでに取り扱
その津吉LPL曰く、このeVTOLの開発には、技術者という面だけでなく、実際の技術の面でもF1と強い繋がりがあるという。 世界中で多くのeVTOLが開発されているが、そのほとんどが搭載したバッテリーの電力でモーターを回す方式である。しかしホンダのeVTOLは、搭載されたガスタービンエンジンで発電した電力とバッテリーに蓄電された電力でモーターを回す方式、つまりハイブリッド・パワーユニットを採用しているのだ。こうすることで、モーターに電力を長く供給することができ、航続距離が伸びる。 このPUの随所に、F1の技術が活きているという。 F1由来の技術が入ったモーター 「発電機のモーターの部分、プロペラを回すモーターの部分、それからバッテリーに、F1の技術が活きています」 そう語る津吉LPLは、まずモーターの転用について次のように解説する。 「F1ほど高回転で回すわけではないですが、eVTOLも数万
左が日産自動車の内田誠社長兼最高経営責任者(CEO)、右がホンダの三部敏宏社長。2024年3月15日に両社が緊急会見を開き、協業について検討する覚書を締結したと発表した。(出所:日経クロステック、写真:日産自動車) 「最初から日産自動車と手を組んでおけばよかったのだ」──。自動車技術に詳しいアナリスト(以下、自動車系アナリスト)は、日産自動車とホンダが発表した協業の検討についてこう語る。両社は自動車の電動化と知能化分野で戦略的パートナーシップの検討を開始することで覚書(MOU)を締結(図1)。今後、ワーキンググループを立ち上げて具体的な内容を詰めていく。このうち、ホンダの動きについて自動車系アナリストは「遅きに失したとまでは言わないが、スピード感がない」と指摘する。 率直に言って、ホンダは迷走しているように見える。電動車、中でも電気自動車(EV)に関して現実味のある戦略が見えないのだ。足元
朝、仕事に向かう時に歩く国道の大きな道 大概、憂鬱な気分で歩いてるんだけどさ、 綺麗なんだよね、具体的に何がってわけじゃないんだけどさ 薄曇りの朝、肌寒くて風が強くて、それでも空は青くて高い、太陽光は間接的に建物を照らして、遠くには変哲のない山、ただ濃いグレーが木や土や石の多くの集まりによって作られているだけ ただそれだけなんだけどさ 今思い出すとなんかこう、涙袋が熱くなるくらい、目の裏に刻んでおける景色なんだよね 自動車がたくさん通って排気ガスなんか物凄いはずなんだけどさ 今日過ごす一日のあまりにも長い時間に比べれば、そのトラックやらバスやら軽自動車やらの編み上げる音なんざ、全然気にならないんだよ 日常ってさ、こういう風に僕の真横を平行に貫く国道を駆ける自動車たちみたいにざーっと過ぎ去っていくんだけどさ そういう意味では、国道こそわが人生なのかもしれないな そんな自動車たちに追い縋ろうと
トンツカタン・お抹茶が「R-1グランプリ2024」で披露したネタ「かりんとうの車」の新たな楽曲が完成。3月24日(日)に東京・西新宿ナルゲキで「トンツカタンお抹茶の『かりんとうの新車発表会』」を開催し、初披露する。 「かりんとうの車」はフリーBGM「天水のユーロビート」にお抹茶がオリジナルの歌詞を付けて軽快にパフォーマンスしていたユニークなネタ。「R-1」決勝で話題となるも、音源のダウンロードサイト及び作曲者の規定に沿わない形で使用していたことが発覚し、本人と所属事務所のプロダクション人力舎はサイトと制作者に謝罪したのち、該当するネタ動画を削除していた。 その後、作曲者であるマニーラがお抹茶のための新曲を制作。このたび完成に至った。お抹茶は「大変お待たせいたしました。この度、新しいかりんとうの車の納車日が決定いたしました。初めての運転を皆さんで見守ってください。作曲者のマニーラさん! 素敵
マレー文化とインド文化の交錯点、カレーラクサを食べる 路上のカフェでミルクティーを 国立博物館に行くのは難しい ローストチキン+ローストポークライス 劇的に苦いお茶・王老吉を飲む マレーシアのワンプレート山盛りごはん、ナシカンダール 摩天楼の資本主義MAXのバーで蜂蜜をなめる ふたたび野良カフェへ。肉まんを食べる 熱中症になりながら、感動的ナシレマを食べに行く マッサージ屋のげきうまミックスジュース 車に轢かれながら、新峰肉骨茶にバクテーを食べに行く マレー文化とインド文化の交錯点、カレーラクサを食べる タイを経由し、マレーシアはクアラルンプールにやってきた。正直、全くマレーシアに興味がなかった。マレーシアについては、有名なタワーがあるらしいくらいのことしか知識がなく、東南アジアを旅行するとき、常に候補から外れ続けてきたのだけど、このブログによく出てくる男、加藤が、「マレーシアはいいですよ
「空飛ぶクルマ」の開発を手がける中国の峰飛航空科技(オートフライト)は2月27日、5人乗りの機体を使った都市間輸送のデモンストレーション飛行を成功させた。広東省深圳市の蛇口港から(珠江を挟んだ対岸にある)同省珠海市の九州港までの往復100キロメートル超を飛び、自動車なら約3時間の所要時間を約20分に短縮できることを実証した。 eVTOL(電動垂直離着陸機)とも呼ばれる空飛ぶクルマは、電動モーターでプロペラを駆動し、人を乗せて垂直離着陸が可能な飛行機械を意味する。旧来のヘリコプターより騒音が小さく、運用コストも低いとされ、都市間の次世代交通手段として大きな期待を集めている。 ヘリ運航会社が全面サポート 今回のデモ飛行は、深圳に本拠を置くヘリコプター運航会社の東部通用航空の全面サポートを得て実現した。 「空飛ぶクルマという新分野の航空機により、大河を横断する都市間飛行に成功した世界初の事例にな
Appleが独自の自動運転車の開発から撤退したとウワサされていますが、Appleは自動車業界への参入を諦めているわけではないと、Bloombergが報じました。報道によると、AppleはCarPlayのアップグレードで自動車業界への本格参入を目指しているようです。 Apple (AAPL) Revamped CarPlay Becomes Last Hope After Apple Car Is Canceled - Bloomberg https://www.bloomberg.com/news/newsletters/2024-03-17/apple-aapl-revamped-carplay-becomes-last-hope-after-apple-car-is-canceled-ltvif8zt AppleがCarPlayの刷新に取り組み始めたのは2020年頃とされています。Ap
このところ、電気自動車(EV)に関するネガティブなニュースが増えてきた。国際投資アナリストの大原浩氏は、EV化推進を含む「脱炭素」の欺瞞(ぎまん)が明らかになってきたと強調する。大原氏は緊急寄稿で、いまの日本にとって必要なのは「脱炭素」ではなく、石油や天然ガスなど「炭素=化石燃料」だと強調する。 筆者が「人権・環境全体主義者」と名付ける人々が声高に主張する「人権尊重」「全面EV化」「脱炭素」などの主張は欺瞞に満ちており、「特定の人々」の利益になっても、日本や世界の「ほとんどの人々」の利益にはならないことが暴かれるようになってきた。 「脱炭素」は、いまだにその必要性が科学的に証明されているとはいえないが、「EV化推進」に至っては電気のかなりの部分が化石燃料によって発電されているという「不都合な真実」に対して見て見ぬふりだ。 日本政府が「EV化推進」に舵を切るなかでもハイブリッド(HV)やエン
ランボルギーニ・カウンタックのデザイナー死去…愛車はスズキの軽自動車「外出するときはこれしか乗らない」の素顔 社会・政治 投稿日:2024.03.17 17:40FLASH編集部 3月13日、イタリアのカーデザイナーの巨匠、マルチェロ・ガンディーニさんが亡くなった。85歳だった。 ガンディーニさんは、ドアが上に開く「シザーズドア」で知られるランボルギーニ・カウンタックをはじめ、ランボルギーニ・ミウラ、ランチア・ストラトスなど、数々の高級車のデザインを手がけた。日本車でも、1980年代に量産されたマツダのルーチェや、日産のコンセプトカーAP-Xなどに携わっている。 【関連記事:世田谷一家殺人事件 21年めの新展開!警視庁が異例の実名出しで所在を追う「焼き肉店のアルバイト店員」】 元レーシングドライバーで自動車評論家の桃田健史さんは、20年ほど前、ガンディーニさんの自宅を訪れ、アトリエを見ると
残念ながら、個人が自由に移動したいときに移動できる時代は終わりました。 路線バス事業者や国、自治体はそれぞれ頑張っていますが、構造的な欠陥から立て直しは既に不可能です。 これから数年で都市部・田舎を問わず無くなります。(残ったとしても、利便性は著しく損なわれます。) 足が不自由だったり免許を返納した高齢者など、いわゆる「交通弱者」の方々は、今後は自力で(公共交通に頼らずに)移動する手段を確保してください。 確保できないのであれば、移動しないで生きていってください。文句を言っても解決しません。 また現在、車を運転できたり健康で移動手段に苦労しない人は表面上問題ありません。 しかし、あなたが自分で移動できなくなったとき、もうあなたを運んでくれる手段は恐らく残っていないので、今のうちに覚悟しておいてください。 契機となった「2024年問題」とは?路線バスの運転手は昔から労働時間が長く、休みもあま
政府は3月5日、自転車による交通違反への反則金制度(青切符)の導入を柱とする道路交通法改正案を閣議決定した。改正案は今通常国会に提出され、成立すれば2026年の施行を目指す。 【画像】えっ…! これが60年前の「海老名SA」です(計16枚) 改正案では、16歳以上の運転者が警察官の指導警告に従わずに違反を続けたり、悪質、危険な違反をしたりした場合に反則金を科す。また、スマートフォンなどを使用した「ながら運転」、酒気帯び運転の禁止も導入される。これらは自動車と同様の扱いとなり、ながら運転は6か月以下の懲役または10万円以下の罰金、酒気帯び運転は3年以下の懲役または50万円以下の罰金となる。 今回の改正のきっかけは、自転車事故の深刻化である。警視庁の統計によると、2023年の東京都内の交通事故件数は3万1385件。2023年の交通事故死者136人のうち、23.5%に当たる32人が自転車事故によ
独フォルクスワーゲン(VW)の出資を受けた中国車載電池大手の国軒高科(Gotion High-tech、安徽省合肥市)がグローバル化を加速させている。世界の電気自動車(EV)販売は減速が目立つが、欧州や北米で電池の現地生産計画を進める。創業者である李縝(リ・シン)董事長に電動化需要の行方や海外戦略について聞いた。 EV市場の成長率が鈍化し、EVシフトにブレーキを踏む自動車メーカーも出ています。国軒は欧米で投資を続けていますが、市場動向をどう見ていますか。 李縝・国軒高科董事長(以下、李氏):市場の成長過程でスピードが落ちている可能性がありますが、これは短期的な傾向だと考えています。 成長鈍化にはいくつか背景があります。製造コストが低く、エネルギー効率が高い次世代型の全固体電池の登場を皆が待ち望んでいるように、電池技術の進化には一定のプロセスがあり、まだ進化の途中です。 EVの充電スタンドに
ロシアから撤退したコーヒーチェーン「スタバ」そっくりの店がモスクワでは賑わいを見せています。 「近い将来、世界4大経済大国の1つになると期待できるし、断言することすらできる」 大統領選挙で当選が確実視されるプーチン大統領は演説でこう語り、自国経済の強さに自信を深めています。 ロシアの2023年の実質のGDP=国内総生産は前年比で3.6%増加しました。欧米各国の経済制裁にもかかわらず、なぜロシア経済は壊れないどころか、高い経済成長を実現しているのか。世界各地で取材を重ね、謎に迫ります。 (ロシア経済取材班) スタバそっくりのコーヒー店が活況 モスクワのスターズコーヒー モスクワ中心部にあるコーヒー店。撤退したアメリカの大手コーヒーチェーン、スターバックスをプーチン大統領を支持する歌手らが、およそ5億ルーブル、当時の為替レートでおよそ12億円で買収しました。名前はスターズコーヒー、ロゴもスタバ
車の最新技術 更新日:2024.03.17 / 掲載日:2024.03.15 BEV専用プラットフォームの危機【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 さて、日の出の勢いという触れ込みだったはずが、予想よりかなり早期に減速感に見舞われているBEVだが、この流れが各メーカーの戦略にどういう影響を与えるのだろうか? 最も問題になるのはBEV専用プラットフォームの開発費用の回収遅れである。例えばフォルクスワーゲンの場合、BEV専用プラットフォーム「MEB」への追加投資だけでも15億ユーロ(約2500億円)を計上している。 フォルクスワーゲンがBEV専用に開発したMEBプラットフォーム CASE世代のプラットフォームは要素が多岐に渡り、またそのプラットフォームで構築する車種群の規模にもよるので一概には言いにくい。従来より圧倒的に高いことは間違いない。各社の様々な発表を見ていくとどうも5000億円程度と
人件費の増加や原材料価格の上昇が続く中、公正取引委員会は、中小企業が大手企業などとの取引で、コストの上昇分を適正に価格転嫁できているか調査しました。その結果、多くの取引先と協議をせずに取引価格を据え置いたことなどが確認されたとして、10社の企業名を公表しました。 公正取引委員会は去年5月以降、11万社余りを対象に、賃上げに伴う人件費の増加や原材料価格などの上昇分を適切に価格転嫁できているか、書面や立ち入りなどによる調査を実施しました。 その結果、多くの取引先と協議をせずに取引価格を据え置いたことなどが確認されたとして、15日、10社の企業名を公表しました。 企業名が公表されたのは、▽イオングループの施設管理会社のイオンディライト、▽物流サービスのSBSフレック、▽電子部品大手の京セラ、▽物流大手の西濃運輸、▽輸送機器メーカーのソーシン、▽自動車大手のダイハツ工業、▽大手医薬品卸の東邦薬品、
人の頭をかたどった巨大な石の彫刻に押しつぶされる米電気自動車(EV)大手テスラの車。メキシコ人アーティスト、チャビス・マルモル氏の作品(2024年3月13日撮影)。(c)CARL DE SOUZA / AFP 【3月15日 AFP】米電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)の車が、先住民の彫刻のような巨石頭に押しつぶされている──事故現場ではなく、テスラのイーロン・マスク(Elon Musk)最高経営責任者(CEO)を挑発したかったというメキシコ人アーティストの作品だ。 彫刻家のチャビス・マルモル氏(42)はこれまで車を持ったことがなく、普段は主に自転車で移動している。 青いテスラ「モデル3」の上に重さ9トンの彫刻を落とした作品は、マルモル氏のアイデアに賛同したメキシコ市のホテル「コリマ71(Colima 71)」の敷地に展示されている。同ホテルは、巨大な頭の彫刻に押しつぶされ、テスラ車
「入ったら15秒で死ぬビルがある」などといわれるのに「日本よりここがいい」と家族が話すヨハネスブルクで支局長が見た南ア社会の深い断絶 おととし(2022年)の末から南アフリカのヨハネスブルクに駐在している。去年からは妻とふたりの子どもたちも日本から合流した。 ネットで「ヨハネスブルク 治安」などと検索すると、「世界一治安が悪い」「最恐都市」「入ったら15秒で死ぬビルがある」などと物騒なタイトルの記事が表示される。確かに治安がよいとはとても言えないから正直、家族を呼ぶことはためらった。 それが今では妻も子どもも「日本に帰りたくない。ずっとヨハネスブルクがいい」などと話すほどになじんでいる。 そこに、ヨハネスブルクが抱える巨大な矛盾があるのだけど。 いつかはアフリカに先月(2月)11日、私は西アフリカのブルキナファソの首都・ワガドゥグに向かっていた。ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアがアフリ
プラグインハイブリッド車(PHEV)であるトヨタのプリウス・プライム Photo: Matt McClain / The Washington Post / Getty Images 最もグリーンな「プリウス・プライム」米国エネルギー効率経済評議会(ACEEE)が、2024年の「グリーナー・カーズ」という環境にやさしい車の評価報告を発表したと米紙「ワシントン・ポスト」が報じた。そのランキングで米国で最も環境にやさしい車とされたのは、なんとプラグインハイブリッド車(PHEV)であるトヨタのプリウス・プライムSEだった。 同調査では、電気自動車(EV)を含め、米国で2024年に販売される1200台の自動車が評価対象となった。二酸化炭素(CO2)排出量の算出にあたっては、走行中だけでなく、自動車とバッテリーの製造に伴う排出量も加味された。また、窒素酸化物、一酸化炭素、粒子状物質など、CO2以外の
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