アメリカ議会下院がウクライナへの追加の軍事支援のための緊急予算案を可決したことについて、ウクライナのゼレンスキー大統領は「待ち望んでいた決定だ」と述べ歓迎するとともに、予算案のすみやかな成立に期待を示しました。 ウクライナの最大の軍事支援国となってきたアメリカでは、20日、議会下院がこれまで与野党の対立から承認されてこなかった、追加の軍事支援のための緊急予算案を賛成多数で可決しました。 予算案の成立にはこのあと上院での可決とバイデン大統領の署名が必要ですが、支援の再開に向け大きく前進しました。 これについてゼレンスキー大統領は20日、SNSに投稿した動画の中で「長いあいだ強く求めてきたアメリカの支援について、待ち望んでいた決定がなされた。前線にいる戦士たち、そしてロシアによるテロに苦しむ都市や村が実感するだろう。支援を支持してくれたすべての人に感謝する。これは命を救う決断だ」と述べ、歓迎し