高コストだと言われていた再生可能エネルギーのコストが急激に下がっている。欧米ではすでに石炭並みまで低下し、脱石炭の動きが加速している。 by Jamie Condliffe2017.06.20 490 1244 25 0 ドナルド・トランプ米大統領が掲げる石炭産業の復権は、価格の下落が止まらないクリーンエネルギーを理由に、大きな壁に直面している。新たな報告によると、下落が続くクリーンエネルギーのコストは予想以上に早く石炭の価格を下回りそうだという。 ブルームバーグ・ニュー・エネルギー・ファイナンス(BNEF)は、エネルギー計画の知識と経済予測を結び付けて、電力分野で今後数十年の間に何が起こるのか予想を立てている。BNEFは、再生可能エネルギーのコストが急落すると予想しており、2040年までに太陽光発電は66%、陸上風力発電は47%、洋上風力発電は71%の下落がそれぞれ見込まれると指摘してい
太陽光・風力発電のコストが急速に低下、海外で単価3円を切る電力の契約も:自然エネルギー(1/3 ページ) 世界の再生可能エネルギーの最新動向について、自然エネルギー財団のトーマス・コーベリエル理事長が東京都内で講演した。太陽光と風力が各地域で拡大して、発電コストが火力や原子力を下回る状況になってきた事例を紹介するとともに、導入量が増加しても送配電の問題は生じないと語った。 自然エネルギーの専門家でスウェーデンのエネルギー庁長官を務めたトーマス・コーベリエル氏(自然エネルギー財団理事長、スウェーデン・チャルマース工科大学教授)が「下がり続ける自然エネルギーのコストとパリ協定後の世界エネルギー事情」をテーマに、世界各地の導入事例や統計データに基づいて最新動向を解説した。「もはや経済合理性の面からも、太陽光と風力が火力や原子力よりも優位になった」と指摘する。
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