アメリカでは新型コロナウイルス感染症の患者に血栓が見られるケースが増えており、これが、軽症患者が急変して自宅で死亡したり無症状の妊婦が突然心停止したりする要因ではないかと、医師らは推測している。 医学書には書かれていない「奇妙な症例」 救命救急外科医のクレイグ・クーパースミスはその日の朝、いつものように早起きし、日課である問い合わせのメッセージを携帯電話で打った。「おはよう、チーム・コビッド」と呼び掛け、アトランタにあるエモリー大学系列の病院10ヵ所の集中治療室(ICU)のリーダーに最新情報の報告を求めた。 ある医師が、患者の1人に奇妙な血液の問題があると返事をした。血液の凝固を阻止する抗凝血剤を投与したにもかかわらず、血栓ができるという。次の医師が、似た症状の患者がいると答えた。3人目の医師も同じだという。ほどなくして、チャットに参加している全員から同じ報告が上がった。 「その時に大きな
2016年6月16日、中国本土に初めてディズニーランドが設立された。370ヘクタールの土地に、ディズニー史上最高額の55億ドル(約5800億円)が投資されたという。 この上海ディズニーランド、日本では来場者のマナーの悪さなどが中心に報じられているが、欧米メディアの多くはディズニーの戦略を解説する報道を展開している。 そもそもディズニーにとって、米国外でのテーマパークの運営は弱点の一つだった、と指摘するのは米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」。パリも香港も充分な利益をあげておらず、成功しているのは東京ディズニーランドだけだからだ。 上海ディズニーランドは、その弱点の補強を狙ったものだが、重要なのはその先で、「アジア地域で、いかにしてディズニーのブランドを成長させられるか」が焦点となる、と同紙は報じている。 同様の指摘を、英紙「フィナンシャル・タイムズ」も報じている。 上海ディズニーランド
最先端のポップカルチャーを海外に売り出す構想は、なぜうまく行かないのか。日本政府が主導するプロジェクトの問題点と現状を、米有力誌が鋭く指摘する。自分たちがどんなにクールか、ぜひ世界に知ってほしい──。日本はずっとこう願い続けている。 この1年近く、日本政府は、海外進出を目指すプロジェクトに巨額の出資をするという発表を次々と行っている。例を挙げてみよう。 日本のポップカルチャー関連の情報発信やネット通販を行う「トーキョーオタクモード」。外国に積極的に出店しているラーメン店「一風堂」。日本のTVコンテンツを現地語で放送する専門チャンネル「WAKUWAKU JAPAN」……。世界に日本文化を売り込み、ビジネスとしてお金を儲け、2020年の東京五輪への関心をかきたてようというのだ。 10年ほど前から、日本は政府主導で「クールジャパン戦略」を展開し、いわゆる「国民総クール力(GNC)」の向上に力を入
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く