2016年10月12日17:17 カテゴリ法/政治 木村太郎氏は「二重国籍」ではなく日本国籍である 木村太郎氏が「私はアメリカ生まれだから二重国籍だ」とカミングアウトしたが、これは誤りだ。彼は国籍法附則3条の経過措置で、すでに日本国籍になっている。 続きはアゴラで。 「法/政治」カテゴリの最新記事
2014年10月05日00:27 カテゴリ本 「在日」というねじれたアイデンティティ 日本人が自分のアイデンティティを意識したことはほとんどないだろうが、世界の中でそういう幸福な民族は少ない。在日韓国人は逆に、世界にも珍しいほど複雑にねじれた歴史を背負っている。それが彼らのルサンチマンになっていることを理解しないで罵声を浴びせる在特会の行動は許されない。 在日が問題にするのは1910年の日韓併合だが、これは本書も認めるように国際法上は合法的な条約で、「侵略」でも「戦争」の結果でもない。それが「義兵闘争」を弾圧した結果だったことは事実だが、彼らの大部分は大韓帝国の兵士であり、それは李王朝以来の封建制と近代的な軍隊の戦いだったから、後者の圧勝に終わった。 もう一つの問題は、戦後処理だ。終戦直後に60万人いた在日朝鮮人は、1952年のサンフランシスコ条約ですべて日本国籍を失った。これを「民事局長
2011年10月02日14:43 カテゴリ本 日本人とユダヤ人 ユダヤ教やキリスト教というのは、日本人にとってわかりにくい世界である。2人の社会学者がそれを論じた『ふしぎなキリスト教』は、日本人のキリスト教理解のレベルの低さをよく示している。アマゾンの書評欄で多くのキリスト教徒が怒りのレビューを書いているが、こういうでたらめな本が売れるのもよくないので、ちょうど40年前に出版された本書を紹介しておこう。 本書はイザヤ・ベンダサンというユダヤ人が書いたことになっているが、今ではよく知られているように著者は山本七平である。これは一時的なお遊びだった(ペンネームも品のよくない駄洒落)と思われるが、300万部を超えるベストセラーになって引っ込みがつかなくなったのか、その後も山本はベンダサン名義を使いわけた。本多勝一との「百人斬り」論争は、内容的には戦地を知っている山本の勝ちだったが、匿名で批判を続
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