みんなの党は公示前の8議席から大幅に議席を伸ばした。第三極の一角として既成政党への批判票の受け皿となった。渡辺喜美代表は17日未明の記者会見で、「現有を上回る議席を与えていただいた。大変感謝している」と語った。 一方、選挙前に掲げた「日本維新の会と合わせて100議席以上」の目標には届かなかった。維新との選挙協力は進まず、28選挙区で維新候補と対決して票が分散したことが響いた。 2009年に結党したみんなは「脱官僚」を掲げ、既成政党批判を展開。民主、自民の2大政党に対し、渡辺氏は「自民は業界団体、民主は労働組合の支援を、それぞれ受けているから改革が出来ない。みんなの党にはしがらみがないから出来る」と強調した。 渡辺氏は「消費増税の前にやるべきことがある」とも訴え、国会議員の定数や国家公務員の削減などを打ち出した。 選挙戦前には政策が近い維新との合流を探ったものの不調に。さらに維新が石
安保政策をめぐる各党候補者の平均像 ■朝日・東大谷口研究室調査 【二階堂勇】弾道ミサイルを発射した北朝鮮や軍備増強を続ける中国。日本の安全保障環境が厳しさを増すなか、衆院選の候補者は安保政策をどう考えるのか。朝日新聞社と東京大学・谷口将紀研究室の共同調査によると、自民、日本維新の会、みんなの各党を中心に防衛力強化を主張する声が強い。 防衛力をさらに強化すべきかどうか5段階で尋ねると、「賛成」「どちらかと言えば賛成」を合わせた賛成派が主な8政党で最も多かったのは自民。候補者の96%に上り、2009年の前回(76%)より大幅に増えた。維新も94%でほぼ並び、みんなの85%が続く。 集団的自衛権の行使についても、賛成派は防衛力強化と同じく自民96%、維新94%、みんな85%だった。 これに対し民主党は、防衛力強化の賛成派は48%。09年の24%より増加が目立つが、「どちらとも言えない」と
民主と自民の議席は… 16日投開票の衆院選について、朝日新聞社は4、5日、全300小選挙区の有権者を対象に電話調査を実施、全国の取材網の情報も加えて公示直後の序盤情勢を探った。それによると、現時点で(1)自民は小選挙区が好調で比例区と合わせ単独で過半数を確保する勢い(2)民主は惨敗で100議席を割り込む公算が大きい(3)第三極の日本維新の会は比例区で民主と肩を並べ、小選挙区と合わせて50議席前後に(4)日本未来の党は比例区で8議席前後を確保しそうだが小選挙区では苦戦、などの情勢になっている。 調査時点で投票態度を明らかにしていない人が小選挙区でほぼ半数、比例区でも4割いる。公示直後は各候補が有権者に十分浸透しているとは限らず、今後、情勢が大きく変わる可能性もある。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試
みんなの党の渡辺喜美代表は24日、都内での街頭演説で、日本維新の会の橋下徹代表代行が同党との選挙区調整に関し「最後はじゃんけんで決めていい」と発言したことについて「そんなばかなことが許されるのか」と反発した。「じゃんけんで決められるほど、いいかげんな候補者を選んでいない」とも述べた。 同時に、橋下氏に対し23日に候補者同士による討論会を通じての一本化を提案したと明らかにし、「橋下氏は『合流が前提でなければできない』と返答してきた。何のために戦う集団を立ち上げたのか」と批判した。 日本維新と太陽の党の合流についても「(両党の)政策合意書に『改革』という言葉が出てこない。戦う覚悟が書かれていない」と指摘した。
日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長は23日、テレビ朝日の番組で、みんなの党の渡辺喜美代表と江田憲司幹事長に同日電話をかけ、「何とか一本化して、ひとつのグループになるよう大英断を下してほしい」と、合流を呼びかけたことを明らかにした。渡辺氏らは、維新が原発政策を見直したことなどを理由に拒否し、旧太陽の党との合併が解消されない限り合流は難しいとの見方を示した。 橋下氏は合流を求める理由を、両党間で難航してきている衆院選の候補者調整をまとめるため、とした上で「今は(太陽の党を吸収合併した)新しい日本維新の会だ。みんなの党のみなさんに入ってきてもらいたい。渡辺氏の判断ひとつで大きく政界再編のきっかけになる」と述べ、維新への吸収合併を求めた。 渡辺氏は23日夜、羽田空港で記者団に対し、「太陽と合併した後に一緒にやりましょうと言われても『はいそうですか』とはいかない。太陽との結婚を解消してもらわないと
11月20日に行う予定だった、都庁での記者会見。 東京ブロック長の私の元に、各新聞社から「なぜドタキャンになったのか?」の問い合わせが続いていますので、経緯を説明させて頂ければと思います。 ことの発端は石原慎太郎さんが渡辺代表に「一緒にやりたい」とアプローチしてきたこと(解散前で、太陽が解凍して維新に合流する前)です。 渡辺代表が「とつぜん結婚を迫られても難しい。結婚の前にはお付き合いをするように、都知事選と都議会議員選(補欠選挙)を一緒にやってみましょうか」と提案したのです。 それは大変良い考えでした。 石原さんもすぐ合意し、猪瀬さんは既に後継者として指名していたので、みんなの党が3名(葛飾、世田谷、八王子)の都議候補者を出そうという事になりました。 正式に「候補者を統一候補として、無所属、共同推薦の候補者として擁立する」という協定書も結びました(勿論、渡辺・石原の手書き署名入りで)。
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