桜宮高校の生徒が、自分たちで記者会見を仕掛けた理由2013年01月29日12時18分"桜宮高校バスケ部の主将が自殺した問題で、同じ学校の生徒たちが会見を開いた。その背後に“こすいオトナ”はいなかったのか(写真と本文は関係ありません)" 窪田順生の時事日想: 先週、バスケ部主将が自殺した桜宮高校の運動部のキャプテンだった3年生たちが記者会見をした。 「なぜ高校生の私たちが、こんなにもつらい思いをしなくてはいけないのか分かりません」 「このまま自分たちの大切な後輩を残して卒業できないので、体育科として入学試験を行うよう求めるとともに、桜宮高校のすべての先生を人事異動で入れ替えないでほしい」 こんなことを訴える生徒たちを見た“尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹さんが、「誰が仕組んだのかしら? 何かヘンすぎ」と背後で糸をひく人間の存在をにおわした。教育関係者はわりとよくこういう手をつかう。