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リフレに関するsk2233のブックマーク (18)

  • 6月の名目賃金、確報値は0.4%増に上方修正 毎月勤労統計 - 日本経済新聞

    厚生労働省が23日発表した6月の毎月勤労統計調査(確報値、従業員5人以上)によると、名目賃金にあたる現金給与総額は前年同月比0.4%増の43万3043円だった。ボーナスなど特別に支払われた給与が増加し、速報段階の0.4%減から一転してプラスとなった。内訳をみると、特別に支払われた給与は0.4%増と速報値(1.5%減)から増加に転じた。

    6月の名目賃金、確報値は0.4%増に上方修正 毎月勤労統計 - 日本経済新聞
    sk2233
    sk2233 2017/08/23
    確報値で▲0.4%→+0.4%に大きく上方修正ということは中小企業を中心に賃上げの動きが加速しているということ。昨年の円高で大企業の賃上げは控えめだが、着実な景気回復を感じられる結果だ。
  • 4-6月期GDP1次・成長力の覚醒と解放 - 経済を良くするって、どうすれば

    緊縮なければ、成長する。さすがに、年率4%成長に届くとは思わなかったがね。第一生命研の新家さんも指摘するように、過去1年の最終需要は、2016年7-9月期+2.9%、10-12月期+2.5%、2017年1-3月期+2.1%、この4-6月期+3.8%であるから、潜在成長率がゼロ%台と言うこと自体が現実にそぐわなくなってきた。日経済は、2%後半の成長力を持ち、それを実証して見せた。成長力の覚醒と解放と呼ぶにふさわしいではないか。 ……… 一体、日経済に何が起こったのか。昨年後半から成長戦略が機能しだしたと主張する人は皆無だろう。あれほど成長に必要と叫ばれながら、これと無関係に成長は始まった。要は、成長戦略など、どうでも良かったのである。それどころか、目玉の国家戦略特区は、経済成長より政治腐敗を実現してしまった。産業政策には癒着が付きものという、昔からありがちな成り行きである。 成長起動の主

    4-6月期GDP1次・成長力の覚醒と解放 - 経済を良くするって、どうすれば
    sk2233
    sk2233 2017/08/20
    景気が回復軌道に乗ればいよいよ金融緩和と法人税減税の効果が出て設備投資が加速度的に増していく。それが所得に波及し消費増となり、日本経済は好循環へ、消費増税先送りが日本を救ったね。
  • 雇用が回復しても賃金が上がらない理由

    <現在の日経済は、一定の景気回復によって雇用は改善したにもかかわらず、未だ十分な名目賃金上昇が実現されていない。その理由は何か。そして、今後の経済政策で重要なことは何か> 日経済は現在、深刻な人手不足に直面しているかのように言われている。確かに、今年に入って、完全失業率はバブルが崩壊して以来久しく見ることが出来なかった2%台にまで低下した。有効求人倍率にいたっては、バブル期のそれを飛び越えて、高度成長の余韻が残っていた1970年代初頭の水準にまで改善した。 そうした中で、パートやアルバイトなどの非正規雇用の賃金は、明確に上昇し始めている。しかしながら、正規雇用も含めた就業者全体の賃金上昇トレンドは、未だにきわめて弱々しい。 日の就業者の平均的な名目賃金すなわち額面上の賃金は、バブル崩壊後もしばらくは上昇し続けていたが、消費税増税を発端とする1997年からの経済危機を契機に下落し続ける

    雇用が回復しても賃金が上がらない理由
    sk2233
    sk2233 2017/08/18
    雇用回復も2013・14年は非正規が中心だったが足元では正規社員の増加が非正規より大きく上回り始めた。非正規の賃金上昇も進んでいる。正規社員への波及まであと一歩。足元の個人消費・設備投資回復が契機となりそう。
  • 「アベノミクスへの疑念払拭、継続すべき」GDP6期連続プラス、海外経済紙が要因分析

    今年4-6月期の日の国内総生産(GDP)の速報値が14日発表され、前期比1.0%増、年率4.0%増で、11年ぶりに6四半期連続のプラスを記録した。プラス成長が1年半にわたって続いていることになる。海外メディアもこの日経済の好調ぶりを報じている。 ◆アベノミクスへの疑念が払拭された フィナンシャル・タイムズ紙(FT)は、「日経済の実態は思われていたよりも良かった」と評価。ウォール・ストリート・ジャーナル紙(WSJ)も、同社が独自に調査したエコノミストの予想値(年率2.5%増)を上回る結果だったと報じている。 FTは、先進国の経済は、2007年の世界金融危機以来長期停滞の恐怖にさらされているが、日はその20年近くも前から、バブル崩壊の影響で低成長とデフレに苦しんできたと書く。世界金融危機への対応についても、翌2008年に量的緩和を実施し、続けて積極的な財政刺激策を行ったアメリカを引き合

    「アベノミクスへの疑念払拭、継続すべき」GDP6期連続プラス、海外経済紙が要因分析
    sk2233
    sk2233 2017/08/18
    "マイナス金利政策に主眼を置いた日銀の政策が功を奏したと評価"足元の輸出増を起点として設備投資増につながっているのが大きい。引き続き雇用者報酬が増えることが見込まれ、消費増にさらに波及し、好循環が続く。
  • 日本経済は今、デフレ脱却まで「もうひと押し」のところにいる(安達 誠司) @moneygendai

    出来すぎのGDP速報値 8月14日に発表された2017年4-6月期のGDP速報値では、実質GDPの季節調整済前期比(年率換算)が+4.0%と、大きく上振れた。7月10日のESPフォーキャスト調査でのコンセンサスが同1.9%だったので、エコノミストの予想をはるかに上回る結果であった。 この「4%成長」の内訳を「寄与度」が高い順にみると、1)民間消費が+2%(伸び率は+3.7%)、2)民間設備投資が+1.5%(伸び率は+9.9%)、3)政府部門(公的資形成(公共投資)と政府消費の合計)が+1.3%(両方の合計値の伸び率は+5%、公的資形成だけでは+21.9%)、4)住宅投資と民間在庫変動がともに+0.2%(住宅投資の伸び率は+6.0%)であった。 最近の日経済は輸出主導で回復しているという印象が強かったが、純輸出の寄与度は-1.1%で、輸出の寄与度が-0.3%(伸び率は-1.9%)、輸入

    日本経済は今、デフレ脱却まで「もうひと押し」のところにいる(安達 誠司) @moneygendai
    sk2233
    sk2233 2017/08/17
    消費増に目が行きがちだが、安達氏が言う通り設備投資に着目すべし。アベノミクスの柱である法人税減税と金融緩和の効果が出てきた。投資増はさらなる雇用者報酬増をもたらし、消費増に波及し、景気は好循環へ入る。
  • 日本経済、「あと一押し」まで来たのかどうなのか?-GDP速報をうけてのリフレ派の解説まとめ

    GDP第2四半期の速報がかなりよい内容だったのをうけて、いわゆるリフレ派の論客(田中含む)が論説を書いています。そのうちいくつかをご紹介。 トップバッターは、嶋中雄二さんです。 嶋中雄二の月例景気報告(8月14日)No.88:「数量景気」からミニ設備投資ブームへ〜「いざなぎ超え」後の拡張局面の行方〜 http://www.sc.mufg.jp/report/business_cycle/snm_report/pdf/snm20170814.pdf 「数量景気」というのは、物価上昇を伴わずに雇用・生産などが改善していく景気局面を指す、たぶん嶋中さん独自の用語法ではないかと思います。<付記>「数量景気」という言葉は昔から使われているようです。中村宗悦さんからご指摘を頂いたので付記させてください。 嶋中さんもそしてこれから紹介する各論客も「過度の抑制的な財政政策」の見直しと、金融緩和の可能なかぎ

    日本経済、「あと一押し」まで来たのかどうなのか?-GDP速報をうけてのリフレ派の解説まとめ
    sk2233
    sk2233 2017/08/17
    嶋中氏や安達氏が指摘するように設備投資の動向の方が重要。消費は消費性向の下振れの戻りでしかないが、設備投資は法人税減税と金融緩和のアベノミクスが効いてきた証。これが今後の景気回復をけん引する。
  • 雇用改善で内需拡大 4~6月実質GDP4.0%増 - 日本経済新聞

    内閣府が14日発表した2017年4~6月期の実質国内総生産(GDP)は、景気が国内需要をけん引役に回復していることを示した。人手不足で雇用の需給が引き締まり、企業が省力化への設備投資に動いた。景況感が良くなった消費者は耐久財などの購入に前向きになった。ただ物価上昇の動きはなお鈍く、内需主導の回復は持続力を問われそうだ。個人消費も設備投資も消費増税直前の駆け込み需要が生じた14年1~3月期以来の

    雇用改善で内需拡大 4~6月実質GDP4.0%増 - 日本経済新聞
    sk2233
    sk2233 2017/08/14
    雇用改善が消費増へ、企業収益回復が設備投資増へ波及してきた。消費増が企業収益増、投資増が雇用増にさらに波及し景気は好循環に入る。世界経済も堅調で日銀はリフレ継続。アベノミクス成功へ。
  • 4~6月期GDP、年率4.0%増 個人消費など内需がけん引 - 日本経済新聞

    内閣府が14日発表した2017年4~6月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除く実質で前期比1.0%増、年率換算では4.0%増だった。プラスは6四半期連続。個人消費や設備投資など内需がけん引し、公共投資も大幅に伸びた。景気の原動力だった輸出はマイナスに転じたが補った。QUICKが集計した民間予測の中央値は前期比0.6%増で、年率では2.4%増だった。生活実感に近い名目GDP成長率

    4~6月期GDP、年率4.0%増 個人消費など内需がけん引 - 日本経済新聞
    sk2233
    sk2233 2017/08/14
    在庫変動0で消費・設備投資が急伸、内需拡大で輸入が増え外需寄与はマイナス。雇用者報酬の伸びも高い。素晴らしい結果。景気は上昇気流に乗ったね。アベノミクスがようやく結実。19年の消費増税も問題なさそうだ。
  • アベノミクスのメカニズムと日本経済の最弱点

    58年北海道生まれ。81年東京大学経済学部卒。三菱商事、野村投信、住友信託銀行、メリルリンチ証券、山一證券、UFJ総研など12社を経て、2005年に楽天証券経済研究所客員研究員、23年3月から現職。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 アベノミクスは当に危険なのか? 「リフレはヤバイ」とする意見の背景 金融マーケットは、円安とこれを背景とした株高に湧いているが、「アベノミクス」については相変わらず賛否両論がある。 筆者は、公共事業を中心とした財政出動に賛成でない点で、全面的に賛成するわけではないが、アベノミクスの中核である「インフレ目標付きの金融緩和」によって、デフレの脱却を目指すことには賛成だ。 反対意見にはどのようなものがあるのかと

    アベノミクスのメカニズムと日本経済の最弱点
  • インフレで給料があがるのはどの産業か?(髙橋 洋一) @gendai_biz

    アベノミスク、特にインフレ目標をいろいろな人に話していると、若い人がきょとんとしていることがある。筆者が社会人になったのは1980年だが、その年より後の生まれた人だ。 考えてみれば、彼らにとってバブル景気はせいぜい小学生のころで記憶がない。物心がついてから一貫してデフレなので、インフレの経験がまったくないのだ。 その一方、筆者より上の世代は、第二次世界大戦直後の猛烈なインフレの印象が強く、インフレと聞くとハイパーインフレと過剰反応する。このときのインフレ率は年率500%くらいであった。もっとも、このときの物価暴騰は戦争で生産設備が壊滅的な打撃を受けたことによるモノ不足が原因だ(2012年11月26日付けコラム「「インフレで喜ぶのは資産家だけ」という野田首相は「日銀キッズ」でお勉強したら?「金融政策」が総選挙の争点になったのは、国民にとって福音だ!」参照)。 80年代後半のバブル景気の前に

    インフレで給料があがるのはどの産業か?(髙橋 洋一) @gendai_biz
  • 物価目標、02年にも議論 日銀議事録公開 - 日本経済新聞

    日銀が約10年前にも物価目標の導入を議論していたことが29日公開された2002年7~12月の金融政策決定会合の議事録で分かった。最終的に「(目標を達成する)有効な手段がない」(山口泰副総裁)と慎重論が多数を占め、導入は見送られたが、一部に容認する声もあった。当時は、03年春の速水優総裁の任期切れが近づく中で、政府が日銀に積極的な金融緩和を求めた時期。物価目標導入論が浮上し、消費者物価上昇率で0

    物価目標、02年にも議論 日銀議事録公開 - 日本経済新聞
  • 日銀失敗の原点!株式・土地の資本市場だけが価格上昇するバブル退治に「金融引き締め」は間違っていた(髙橋 洋一) @gendai_biz

    安倍晋三首相は1月13日の「NHK討論」で、日銀行の次期総裁人事について「15日に(首相)官邸に浜田宏一内閣官房参与をはじめとする金融専門家に集まってもらい、どういう人がいいのか考えていきたい」と述べた。 安倍首相の発言はいい。マクロ経済政策については、変動相場制の国で金融政策が主体になるのは世界の常識だ。財政政策は金融緩和の下でしか有効でない(マンデル=フレミング効果)。 金融政策については、目標を政府が中央銀行に与えるが、その達成手段を中央銀行に任せるというのが、正確にいえば中央銀行の独立性だ。だから、政府の経済対策では、金融政策の分量は少ない。 1月11日閣議決定された経済対策では、 「デフレからの早期脱却に向けて、政府と日銀行の連携を強化する仕組みを構築する。その際、明確な物価目標の下で、日銀行が積極的な金融緩和を行っていくことを強く期待する。こうした取組に加え、為替市場の動

    日銀失敗の原点!株式・土地の資本市場だけが価格上昇するバブル退治に「金融引き締め」は間違っていた(髙橋 洋一) @gendai_biz
  • 竹中氏:政府・日銀はアコード締結を-デフレ克服への取り組み不十分 - Bloomberg

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    竹中氏:政府・日銀はアコード締結を-デフレ克服への取り組み不十分 - Bloomberg
  • 公共投資で景気浮揚はできるのか(ドクターZ) @gendai_biz

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  • どうして「リフレ」にチャンスを与えないのか --- ノア・スミス(Noah Smith) : アゴラ - ライブドアブログ 2012年12月29日

    この20年の間、日で経済金融の議論ができるほどの人々の意見は大きく分かれていた。いわゆる「リフレ派」は、デフレを終わらせるために日銀のビッグ・プッシュ(民間に投資を即して経済成長させるための圧力をかける政策)を支持しているが、「リフレ」に反対する陣営は、そのような圧力が無駄になったり、あるいはハイパーインフレによる壊滅的破滅につながったりすることを懸念している。日銀行は周知の通り保守的だが、「リフレ派」は(政権復帰した自民党の)安倍晋三氏という強力な援軍を得た、と感じているようだ。安倍氏が日銀の考えを覆すことに前向きで、かつその能力を持っているのを発見したことは(彼らにとって)画期的なことだった。 私はブログの中で、金融政策の有効性について懐疑的な考えを何度も書いてきた。私はマクロ経済学者というより金融エコノミストだが、大学院ではマクロを学んでおり、金融緩和支持者の理論モデルが持ってい

    どうして「リフレ」にチャンスを与えないのか --- ノア・スミス(Noah Smith) : アゴラ - ライブドアブログ 2012年12月29日
  • インタビュー:日銀は無制限緩和を、物価目標2─3%が適切=浜田宏一教授

    [東京 27日 ロイター] 安倍新政権で内閣官房参与に就任した米エール大の浜田宏一名誉教授は27日、ロイターとのインタビューに応じ、日銀の金融緩和策について、買い入れる資産の総額をあらかじめ設定せず無制限にすべきだと指摘、物価上昇率目標の達成に向け、より残存期間の長い国債や株式などリスク性資産の購入拡大が必要との認識を示した。外債購入も一案に挙げた。 目指す物価上昇率は諸外国並みの2─3%が適切と述べ、政府による目標設定や、それに伴う説明責任を明確化するため、日銀法の改正は「当然だ」と語った。 インタビューは電話で実施した。概要は以下の通り。 ──日銀は12月の金融政策決定会合で10兆円の追加緩和を決定し、「物価安定の目途」も見直す方向だ。 「努力はしているが、Too Little Too Lateというペースは変わってない」 「(物価安定の目途で示している)1%のインフレ率は、他の国が2

    インタビュー:日銀は無制限緩和を、物価目標2─3%が適切=浜田宏一教授
    sk2233
    sk2233 2012/12/27
    「金融緩和をするので財政も、というのは違う。日本の財政は危機的ではないが、深刻な状態だ。金融緩和で増えた税収は、財政再建に使うべき。」
  • リフレ政策の危うさは規律喪失にある――熊野英生・第一生命経済研究所経済調査部 首席エコノミスト

    くまの・ひでお/第一生命経済研究所経済調査部首席エコノミスト。 山口県出身。1990年横浜国立大学経済学部卒。90年日銀行入行。2000年より第一生命経済研究所に勤務。主な著書に『バブルは別の顔をしてやってくる』(日経済新聞出版社)など。 経済分析の哲人が斬る!市場トピックの深層 コロナ禍からの回復最中に起きたロシアウクライナ侵攻や大規模対ロ制裁でエネルギー価格などが高騰、世界はインフレが懸念される局面へと一転。 米中対立の構図にロシアが加わり、分断と冷戦時のようなブロック化の様相が強まる。人口減少や高齢化、巨額政府債務と日が独自に抱える課題も多い。 不透明な時代だからこそ、巷に溢れる情報の裏側になる「真実」を知り戦略を立てることが必要だ。経済分析の第一人者である井上哲也、熊野英生、河野龍太郎、鈴木明彦、末澤豪謙、西岡純子、森田京平、森田長太郎の8人が独自の視点からトピックの深層を

    リフレ政策の危うさは規律喪失にある――熊野英生・第一生命経済研究所経済調査部 首席エコノミスト
    sk2233
    sk2233 2012/12/26
    インフレになったらちゃんと財政引き締めろという話
  • 日銀の独立性と安倍自民党総裁:深尾光洋の金融経済を読み解く 日本経済研究センター

    安倍自民党総裁による日銀への圧力 2012年12月23日付の日経新聞電子版によれば、自民党の安倍晋三総裁はテレビ番組で、日銀が次回の金融政策決定会合でインフレターゲットの設定を見送れば、日銀法改正に踏み切る可能性に言及し、設定されなければ日銀法を改正してでもインフレターゲットを設けると述べた。さらに、日銀が物価の安定だけでなく、雇用の拡大も金融政策の運営目標に位置づけるべきだとの見解を示した。これは、一定期間内に2%程度のインフレ率と雇用の改善を達成できない場合には、将来その責任を日銀に負わせることを意味する。 日銀は日経済にとって重要な金融政策を運営する組織であり、その幹部には金融政策を一定の目標に沿って運営する権限を持つと同時に、その政策のパフォーマンスに対して責任を負うのは当然である。しかし今回の安倍総裁による日銀に対する、恫喝に近い圧力のかけ方には、重大な問題があると考える。 日

    日銀の独立性と安倍自民党総裁:深尾光洋の金融経済を読み解く 日本経済研究センター
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