[ソウル/東京 21日 ロイター] - 日韓両政府は21日夕、北朝鮮が同国西岸から弾道ミサイル1発を発射したと発表した。ミサイルは約500キロ飛行し、日本海に落下したとみられる。北朝鮮の弾道ミサイル発射は、この1週間で2回目。 米韓両政府は国際社会が警戒する大陸間弾道弾(ICBM)ではなく、2月に発射した中距離弾道弾と同型の可能性があるとみている。 ミサイルは午後5時前、西岸の北倉から東方向へ発射。日本政府によると、朝鮮半島東岸から約350キロ、島根県の隠岐諸島から約400キロ、秋田県の男鹿半島から約700キロの日本海に落下したとみられる。 米ホワイトハウスは声明を発表し、今年2月に発射したミサイルと同型との見解を示した。韓国軍も、2月のものと類似しているとみている。2月のミサイル「北極星2型」は、発射までの時間を短縮できる固体燃料を使用。高度約550キロに達し、約500キロ飛行した。韓国